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8/15【全日本】3年ぶりV2へ宮原が児玉撃破 2回戦へT-Hawkと舌戦

『第8回 王道トーナメント』開幕戦 東京・新宿FACE(2021年8月15日)
「第8回 王道トーナメント」1回戦 ○宮原健斗vs児玉裕輔×

 3年ぶり2度目の優勝を狙う宮原が1回戦で児玉に快勝。エース復権へ向けて始動した最高男は2回戦でT-Hawkを迎え撃つことになった。

 2018年覇者・宮原は昨年3月の三冠陥落以来、シングルタイトルに無縁。6・26大田区大会ではエース復活を宣言し、三冠王座決定巴戦に出陣したものの返り咲きならなかった。

 この王道トーナメントは最高男にとって復権へ向けた絶好の舞台。開幕戦となったこの日、曲者・児玉と対決した。階級の違いはあるものの宮原は児玉に苦戦。イス攻撃などで脇腹を徹底攻撃されて守勢に回ると、得意のドロップキック連射で反撃しても、ロープ越しDDTで止められてしまう。さらにカウンターのドロップキックを食らった。

 それでも宮原は後頭部への串刺しブラックアウト、投げっぱなしジャーマン、正調ブラックアウトで一気にラッシュをかけた。シャットダウンを阻止した児玉がローブローからのラ・マヒストラルでニアフォールに追い込み、マッドスプラッシュも被弾した宮原だったが、スタンドブラックアウトで主導権を奪回。棒立ちとなった児玉にシャットダウンスープレックスを爆発させて3カウントを奪った。

 宮原が巧者・児玉に手を焼いたものの最後は快勝。1回戦を突破し、3年ぶりV2へ向けて好スタートを切った。「ファンのみんなは俺を待ち望んでんだ。明日でも、来年でもなく、この王道トーナメントで俺を求めてんだよ」と断言する最高男の2回戦は8・18保土ヶ谷大会。T-Hawkとの初対決が実現する。注目の一戦へ向けて宮原は試合後、「俺がちょっと気になってる男」と評してT-Hawkをリングに呼び出して対峙。「プロレスファンが少なからずT-Hawkと俺の戦いを見たい人は多いんじゃないか。2回戦で当たるのもなにか必然だ。次は18日だな、T-Hawk。横浜・保土ヶ谷で勝負だ」と通告した。T-Hawkも「あんたの人気、あんたのポテンシャル、俺だって認めてんだよ。いや、尊敬してんだ」と一目を置いたうえで、「あんたは全日本プロレス、そして俺はGLEAT、8月18日保土ヶ谷で、満場一致の男に俺は反対票を入れてやる」と応戦していた。

【宮原の話】「きたな、王道トーナメント。過去最多出場か。ただな、今日の試合を見てわかるだろ? 相手がジュニアだろうが、ヘビーだろうが、この俺にとっちゃあまり関係ないことだ。今日の試合を見てわかるだろ? 王道トーナメント2021、ファンのみんなは俺を待ち望んでんだ。明日でも、来年でもなく、この王道トーナメントで俺を求めてんだよ。わかるか? そして! リング上に現れた男、T-Hawk。俺はな、お前のこと、ちょっとばかし気になってたんだよ。ちょうどいいな。この他人に興味ない俺が、ちょっとばかしでも興味を持つんだ。何か持ってんだろ。さあ、18日だ。横浜・保土ヶ谷だ。T-Hawk、この次はないぞ。この次はないぞ。18日だ。T-Hawk! サシで勝負だ」

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