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8/15【全日本】諏訪魔が4年ぶりV3へ圧勝始動 ジェイクを決勝指名

『第8回 王道トーナメント』東京・新宿FACE(2021年8月15日)
「第8回 王道トーナメント」1回戦 ○諏訪魔vs斉藤レイ×

 諏訪魔が王道トーナメント1回戦で斉藤レイを3分クッキングの圧勝劇。4年ぶりV3へ向けて始動し、決勝戦の相手に三冠王者・ジェイクを指名した。

 諏訪魔は王道トーナメント唯一の連覇達成者。今年は2017年以来4年ぶり3度目の優勝を狙う。この日迎えた1回戦の相手は斉藤兄弟の弟・レイ。圧倒的な強さを見せつけた。

 前三冠王者との初対決のチャンスを得たレイはのっけからショルダータックルを連発して諏訪魔をなぎ倒してみせる。その後も四股を踏んでの串刺しボディアタック、サマーソルトドロップ連発で攻め立てたが、河津落としは諏訪魔が決めさせない。フロントハイキックを連発すると、串刺しラリアット、フロントスープレックスの連続攻撃で試合を支配した。

 それでもレイは胸板へのハンマーパンチを連発して必死に食い下がったが、諏訪魔はラリアット一発で返り討ち。攻撃の手を緩めず狙いすましたショートレンジ左ラリアットを叩き込んで、あっという間に3カウントを奪った。

 勝負タイムはわずか3分3秒の圧勝劇。諏訪魔が危なげなく2回戦進出を決めた。「調子いいな。思ったより冷静でいられたというか、ちょっと(前回の試合から)期間開いてるからどうかなと思ってたんだけど、そういう不安な部分も一掃できた。絶好調だな」と言い切ったように、短い試合時間の中で好感触を得ることができた。

 コロナ感染から復帰して間もない諏訪魔にとって目下のテーマは完全復活の証明。当然、この王道トーナメントがその舞台であることは言うまでもなく、「このまま俺が優勝して三冠にいきたいんだ」とキッパリ。決勝戦の相手に三冠王者・ジェイクを指名し、優勝の2文字を見据えていた。

 8・18保土ヶ谷大会における2回戦ではアブドーラ・小林とのシングル初対決が実現。昨年暮れの最強タッグ公式戦以来、8ヵ月ぶりの再戦となる。

【諏訪魔の話】「いやぁ、でかいな。あの体の使い方、覚えたらさ、面白ぇなと思うよ。ただ、まだそういう状況のところまでいってないね。せっかく素材はいいんだからさ、どんどん何回もやっていったら変わっていくと思うしさ。どんどん修羅場みたいなものを彼は経験したらいいんじゃないかなと思うな。焦る必要ねぇよ。(諏訪魔選手自身の手応えは?)俺自身はまだちょっと3分だけしかやってないからな。わからないけど、その3分間の限りでは調子いいな。思ったより冷静でいられたというか、ちょっと期間開いてるからどうかなと思ってたんだけど、そういう不安な部分も一掃できた。絶好調だな。どんどんこれから強い奴と当たっていきたい。俺は何としても今年優勝してさ、決勝ジェイクだろ。そのぐらい俺イメージしてるよ。このまま俺が優勝して三冠にいきたいんだ。そのために復帰してからトレーニングを重ねてきてるから調子はいいよ」

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