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8/16【新日本】緊急出場・オカダがIWGP世界戦出撃辞さず「必要なら決定戦でもいい」

『映画「ゴジラvsコング」Presents SUMMER STRUGGLE 2021』東京・後楽園ホール(2021年8月16日)
○オカダ・カズチカ&矢野通vsチェーズ・オーエンズ&邪道×

 緊急出場となったオカダが快勝。IWGP世界ヘビー級王者・鷹木信悟の欠場を受け、「チャンピオンがどうなったか分からないですけど、必要なら決定戦でもいいけどね、俺は」とIWGP世界戦出撃辞さずの意向を示した。

 この日、一部選手の欠場のためカード変更。これに伴い、オカダが緊急出場となった。9・4メットライフドーム大会でジェフ・コブとのシングル再戦を控える中、矢野と組んでオーエンズ&邪道と対戦した。

 まずは9・4メットライフドーム大会でのKOPW争奪戦を控える保持者・オーエンズと矢野が火花。矢野を孤立させたオーエンズが邪道と二人がかりで暴行したが、矢野が邪道をマンハッタンドロップで鎮圧し、オカダがフロントハイキックで蹴散らす。2対1の状況にオーエンズは握手を求めて許しを乞うたが、矢野がバックエルボー、シーソーフリップ、オカダがスイングネックブリーカードロップで動きを止めた。

 その後もオカダと矢野はコーナーマットでオーエンズと邪道を同時に殴りつけるなど攻め立てたが、矢野がオーエンズにテキサスストラップで何度も殴打されて劣勢に。コーナー金具攻撃も連発されたが、矢野はオーエンズの髪をつかんでなぎ倒してオカダにつないだ。

 オーエンズに攻勢を許したオカダは邪道のクロスフェース・オブ・JADOに捕まったが、矢野がカットに急行。邪道の竹刀攻撃をかいくぐったオカダがオーエンズとの同士討ちを誘うと、矢野がオーエンズを場外に引きずり下ろして邪道を孤立化。すかさずオカダがマネークリップで絞め上げてギブアップさせた。

 緊急出場となったオカダが貫録勝ち。9・4コブ戦へ向けて好調ぶりを示した。この日の欠場者には、9・5メットライフドーム大会でEVILとのIWGP世界ヘビー戦を控える王者・鷹木信悟も含まれる。発熱症状があったためPCR検査を受ける予定だが、出場ができるか懸念されるところだ。

 そこでオカダは「こういう緊急事態があった時のために選手は交代で休みをもらっているわけだから。また何か緊急なことが起きたら俺はいつでも試合をします」とキッパリ。9・5メットライフドーム大会も同様で、「チャンピオンがどうなったか分からないですけど、必要なら4日しかカード決まってないから、4日にジェフを倒して、5日、まだ分かんないけどね、決定戦でもいいけどね、俺は」とIWGP世界戦出撃も辞さない構えをみせた。

【オカダの話】「まあ、こういう緊急事態があった時のために選手は交代で休みをもらっているわけだから。また何か緊急なことが起きたら俺はいつでも試合をします。それがジェフ・コブがいてもいなくても。まあ、チャンピオンがどうなったか分からないですけど、必要なら4日しかカード決まってないから、4日にジェフを倒して、5日、まだ分かんないけどね、決定戦でもいいけどね、俺は」

【矢野の話】「オイ、バカ野郎! てめえのルールなんかな採用されねえ、バーカ!」


【オーエンズの話】「ヤノ、ふざけ回って自分がそんなに面白いと思ってんのか? どっちのルールに決まろうと大して変わりはない。NO-DQ I QUIT MATCHに決まったって反則裁定はないんだから、テキサス・ストラップは使える。9月4日、お前を鞭打ちにしてやれると思うと楽しみだ。ヤノ、KOPWのトロフィーは一生お前のところには戻って来ない。セイブドームで俺がお前から3カウントで…いや、I QUIT MATCHだから決着はギブアップか…。どっちにせよ、この俺がお前に『アイ・クイット! アイ・クイット! アイ・クイット! チェーズ・オーエンズには敵わない!』と言わせてやる。そのあとは誰だ? オカダ、ヤノにいつも笑わせてもらってるようだな? あいつが面白いと思ってるのか? なら用心したほうがいいぞ、オカダ。次はお前だ!」

※邪道はノーコメント

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