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8/17【DDT】KO-D6人タッグ挑戦へ赤井が火野に覚悟の要求「遠慮なくチョップを打ってきてください」

 8・21富士通スタジアム川崎大会へ向けた会見が17日、東京・渋谷区のAbemaTowersで行われ、樋口和貞&坂口征夫とのEruptionトリオでKO-D6人タッグ王者・遠藤哲哉&高尾蒼馬&火野裕士に挑戦する赤井沙希が大胆にも「火野さん! 私に遠慮なくチョップを打ってきてください」と要求した。

 いの一番に挑戦をアピールし、6人タッグ王座戦を決めた赤井は「Eruptionとして結果を出さなきゃいけないと思ってます。この6人タッグ選手権は自分にとって、ある意味、集大成。“男子のなかで何で女子が一人いるんだ?"っていまだに違和感をもってる人もいる。そこを含めて、そういう人たちを黙らせたい」と決意を口にした。

 そのためにも腹をくくっている。「火野選手のチョップをパートナー2人が食らっているのを見て、ヤバいというのは分かってます。正直怖さはあります」と前置きした赤井は「ヤバさ、怖さを乗り越えてチャンピオンにならないといけない。なので、火野さん! 私に遠慮なくチョップを打ってきてください」と大胆にも要求。「プロレスラーはやられる覚悟だけじゃなく、やる覚悟も必要だって、お師匠さんから習ってるので」と並々ならぬ覚悟を見せた。

 対する火野は「このタイトルマッチ、ハンディキャップマッチみたいなもんや。負けるわけない。3人おっても一人は女性。おる意味ないから」と戦力外と言わんばかりに赤井を見下した。「ええ女なんやから、リングなんかさっさと降りて。ガリガリなんやからプロレス辞めたらいい」と容赦なく引退勧告も突きつけ、「チョップ打つわけないやろ。バラバラになってしまう。プロレスラーであり、殺人鬼じゃないからチョップは打ちません!」と赤井の要求を拒否した。

 だが、赤井は一歩も譲らない。「打たないといけないような状況にしてやります。全部受け止めてのチャンピオンだと思ってるので。ガリガリとか言ってたんですけど、私の長くて細い足を突き刺してやります」と火野の本気を引き出す構え。火野が「そもそもレスラーと思ってない。ちょっと照れるくらい、ええ女やな。やっぱりリング降りた方がいい。プロレス辞めよう! レスラーじゃないもん。打たない、打てない」と強調すると、赤井はフォトセッション後に「オイ、火野! 川崎はウチのこと無視できんようにしてやるからな!」と怒声を上げ、「アンタらがしっかりせんからや!」とパートナーの樋口と坂口を張り飛ばして八つ当たりしていた。

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