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8/17【DDT】葛西が勝俣&MAOを一刀両断 「お前らのハードコアはゆとり系」

 8・21富士通スタジアム川崎大会へ向けた会見が17日、東京・渋谷区のAbemaTowersで行われ、葛西純がスペシャルハードコアタッグマッチで対決する勝俣瞬馬&MAOを「お前らのハードコアはゆとり系」と見下した。

 デスマッチのカリスマがDDT夏のビッグマッチに参戦。クリス・ブルックスをパートナーに勝俣&MAOとハードコア戦で対決する。DDTのリングでハードコアの戦いを繰り広げてきたThe37KAMIINAコンビにとっては名を上げる千載一遇のチャンス。「キャリアとか経験とかは置いといて、葛西さんに僕たちのDDTらしいハードコアマッチを堪能していただいて」と強気の勝俣は「野外ということで当日も暑いでしょ。The37KAMIINAは暑さに慣れてますので。暑いサウナのようなスタジアムを僕たちの試合でロウリュウ(サウナの入浴法)して、体感温度を上げて汗をかいてもらって。最後は水風呂と言われる僕のマイクで皆さんに冷えてもらって外気浴をして帰ってもらいたい」とユニット名の由来であるサウナにちなんで意気込んだ。

 一方、MAOは「葛西さんがDDTに2年くらい前に参戦されたときにやらせてもらって。ちょっと間が空いた。その間、DDTのハードコアを高木(三四郎)さんとやり合ったり。勝俣さんとDDTでしか見れないハードコアを突き詰めてきた。ヨソで見れちゃ意味がないものをDDTでつくっていきたいという意思のもと2人でやって。完成してはいないですけど、形にはなってきた」と自負。「それを全力でぶつけて。DDTの文化系ハードコアマッチじゃないけど、頭を使ってるのか使ってないのかよく分からないあいまいさも楽しんで。怪しいハードコア、怪しいDDTの部分を見せていきたい」と気合を入れた。

 だが、二人の主張は葛西には響かない。「葛西さんとか葛西選手とか、さんとか選手とか言ってる時点で俺っちに飲み込まれてるんだよ」と指摘し、「お前らの言う文化系ハードコア? そんなものに付き合う気はないから。お前らのハードコアは“ゆとり系"。ぬるいよ」とバッサリ。「この2人を飲み込んで、隣にいるガイジンも飲み込んで、DDT自体を飲み込んで、“葛西純が一番すげぇ"って感想で終わる大会にするから。お前らに極上の痛みを与えてやる」と予告した葛西は自信満々で「正直、葛西純と言えば、米国、メキシコ、英国、欧州、豪州。いろんなとこで、“デスマッチファイターと言えば葛西純だ"って言われてきてんだよ。そういう意味でお前らにホンモノを教えてやるよ」と格の違いを強調したうえで容赦なく立ちはだかる構えをみせた。

 痛烈にこき下ろされたが、MAOは「そう捉えてもらえるなら、そう捉えてもらっていいくらいのことはしてるんで。そこにある痛みとかは本当だと思うんで。瞬馬はデスマッチもしっかりやってきて、同じくらいの痛みがあると言ってるし。見た目でそう思われるかもしれないけど、リング上にあるものはそれ以上」と豪語。「むしろ低く見てもらった方が、それを超えていけるので。ゆとり系ハードコア、逆に僕はいい言葉をもらったと思いました」と前向きに受け止めていた。

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