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8/26【新日本】コブが掟破りの逆ツームストンでオカダKO 「梅雨が明けたらレインメーカーは終わり」

『映画「ゴジラvsコング」Presents SUMMER STRUGGLE 2021』東京・後楽園ホール(2021年8月26日)
○ジェフ・コブ&グレート-O-カーンvsオカダ・カズチカ&小島聡×

 コブが掟破りの逆ツームストンでオカダをKO。「梅雨が明けたらレインメーカーは終わりだ! これからはアロハメーカーの時代だ!」と豪語し、シングル再戦で引導を渡す構えをみせた。

 9・4メットライフドーム大会でのオカダとのシングル再戦へ向けて進撃を続けるコブ。ここまでツームストンパイルドライバー、ドロップキックと掟破りを連発してレインメーカーを圧倒してきた。この日はオーカーンと組んで、小島と組んだオカダと激突。一矢報いたいオカダを返り討ちにしてみせた。

 開始早々、コブがエルボーやヘッドバットで出鼻をくじき、オカダがショルダータックルを連発しても仁王立ち。オカダがエルボードロップやロープ越しのサマーソルトドロップで攻め立てても、コブは逆水平やエルボーで押し返す。オカダが仕掛けたDDTを阻止してフロントスープレックスでぶん投げ、シュミット流バックブリーカーから放り投げるなどオカダを防戦一方に追い込んだ。

 中盤、両者が再び対峙すると、オカダがランニングバックエルボーを叩き込んだが、ツームストンは決められず。挑発に乗ってエルボー合戦で渡り合ったものの、やはりコブに分があり。連打でオカダにヒザをつかせ、掟破りの逆ツームストンを狙う。オカダも阻止してマネークリップで捕らえたが、コブは脱出。オーカーンとのトラースキックとフロントハイキックのサンドイッチ攻撃をさく裂させた。

 オカダも二人を正面衝突させ、7・25東京ドームを再現するようにショルダースルーからのエビ固めでコブを丸め込んだが、オーカーンがカットして3カウントを入れさせない。ならばとオカダはツームストンを狙うもののコブは決めさせず。カウンターのドロップキックをさく裂させるとレインメーカー式ツアー・オブ・ジ・アイランドを狙う。何とか食い止めたオカダもドロップキックをカウンターで見舞って一矢報いた。

 その後、コブはラリアットの打ち合いで小島に押されたものの、アスレチックプレックスで豪快に叩きつけて鎮圧。オカダが飛び込んでもオーカーンがフロントハイキックで動きを止めると、コブが掟破りの逆ツームストンパイルドライバーで突き刺してKO。すかさずレインメーカー式ツアー・オブ・ジ・アイランドを爆発させて小島から3カウントを奪った。

 オカダの眼前でコブが小島を粉砕。試合後も立ち上がれないオカダに向かって3本指を立てて挑発するとマイクで「トーキョーの奴ら、それからカントーの奴ら、日本はまだ梅雨だよな。でも雨はいずれ上がる。このアロハメーカーが雨雲を蹴散らし、オカダも一緒に吹っ飛ばしてやる。今日ここに集まったお前ら、コーラクエンホールでオカダが観れるのは明日が最後だとダチに教えてやれよ」と豪語した。

 コブは9・4メットライフドーム大会をオカダ終焉の舞台と定めた。「アロハメーカー」を自称し、オカダばりのポーズを決めると、「この湿気た気候も明日までだ。サイタマでオカダを完璧に終わらせる。梅雨が明けたらレインメーカーは終わりだ! これからはアロハメーカー! そしてUNITED EMPIREの時代だ!」と言い切った。ドームの雪辱を遂げるだけではない。梅雨明けによる猛暑の到来とともに、コブはオカダに引導を渡す。

【コブの話】「TVアサヒ、NHK、たった今『明日で梅雨が明ける』と言ったからって、俺をお前らの番組の気象予報士としてスカウトするのはやめてくれよ。オカダ、お前がコーラクエンホールで試合できるのも明日が最後だ。梅雨が明けたらレインメーカーは終わりだ! これからはアロハメーカー!(と言ってアロハメーカーのポーズ)。そしてUNITED EMPIREの時代だ! 俺たちを見限ったお前ら、FA○K YOU! UNITED EMPIREは終わってない! 明日が俺たちの時代の幕開けだ! この湿気た気候も明日までだ。サイタマでオカダを完璧に終わらせる。お前ら、今後、俺がコーラクエンホールのリングに立つ時は感謝の印としてプレゼントを用意しろ。雨は上がる! じゃあ、また明日な」

【オーカーンの話】「荷物扱いされる前に帝国入りを果たせ。時代は…すぐ動く」


【小島の話】「(一度はヒザをついてしまうが、後頭部を押さえながらもすぐに立ち上がり)クソッ…クソッ…クソッ…クソッ! 死んでたまるか、死んでたまるか」

※オカダはヤングライオンに肩を借りて無言で控室へ

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