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8/26【新日本】ワトが一騎打ちへ王者イーグルスと火花 「俺が獲ったら挑戦させてもらう」

『映画「ゴジラvsコング」Presents SUMMER STRUGGLE 2021』東京・後楽園ホール(2021年8月26日)
○天山広吉&マスター・ワトvsロビー・イーグルス&本間朋晃×

 ワトがIWGPジュニア王者・イーグルスとの一騎打ちを前に真っ向から火花。「俺が獲ったら挑戦させてもらう」と王者撃破でベルト挑戦権をつかみ取る構えをみせた。

 IWGPジュニア王座に照準を定めたワトにとって、明日8・27後楽園大会で組まれた王者・イーグルスとの一騎打ちは千載一遇のチャンス。シングル目前となったこの日、タッグで激突し、猛チャージをかけた。

 ワトはいきなりイーグルスと先発で対峙。開始早々、フロントハイキックで果敢に仕掛け、ローリングソバットを打ち込んだ。イーグルスがソバット、ミドルキックで応戦してきたが、ワトも得意の蹴りで負けられない。ミドルキック連打で王者を押し込んだ。

 中盤にも再び両者が向き合い、ワトがスワンダイブ式エルボースマッシュ、ローリングソバット、ブラジリアンキック、トラースキックの波状攻撃で攻勢に出た。天山ばりのTTD、旋風脚がいずれも不発に終わると、ミドルキックや串刺しジャンピングダブルニーで逆襲されたが、スライスブレッドは決めさせず。レシエントメンテが不発に終わり、ハイキック、トラースキック、ジャンピングハイキックの連続攻撃を浴びても、ターボバックパックを食い止めたワトはゼロ戦キックでやり返し、王者相手に互角に渡り合ってみせた。

 終盤には天山が本間をアナコンダバイスで捕らえると、カットに入ったイーグルスをワトがプランチャで分断。粘る本間にジャンピングハイキック、旋風脚を見舞って援護射撃して天山の勝利につなげた。

 試合後、近距離でイーグルスと視殺戦を展開したワトは「ついに明日やな。俺はチャンスを掴む、この手で! しっかりと掴んでやる! 明日、ロビーから俺がしっかり(勝利を)収めて、IWGPジュニア、俺が挑戦する!」と王者撃破でベルト挑戦をつかみ取る構え。天山からの叱咤激励に「勝つことしか考えてないです」と言い切ってみせた。

【試合後の天山&ワト】
▼ワト「ロビー、ついに明日やな。俺はチャンスを掴む、この手で! しっかりと掴んでやる! 明日、ロビーから俺がしっかり(勝利を)収めて、IWGPジュニア、俺が挑戦する!」

▼天山「オッケー! ワトいいぞ。今日も最高や。今日みたいに明日も。明日、シングルやろ? これはもう俺もセコンドに付かなあかんな。現チャンピオン倒したらタイトル懸かってないとか、懸かってるとか関係ないぞ。もし獲ったらどうする?」

▼ワト「俺が獲ったら挑戦させてもらう」

▼天山「挑戦せんでも、ベルト出せって! 勝てばええんや! ワンツースリーかギブアップ」

▼ワト「勝つことしか考えてないです」

▼天山「勝てよ、しっかり! ここでやるしかないぞ! チャンスやからな。オッケー、チャンスをものにしてくれ」

▼ワト「わかりました」

▼天山「ワト、いいよ! オッケー。今日なんか俺が逆にワトの足引っ張ったみたいなそんな展開になって、ちょっと申し訳ないですけど。まぁでも、やっぱり動きを見てたら今のチャンピオン、ロビーに劣るところ何にもない。しっかりと明日セミでこうやってシングルやから、しっかりとここで結果出さなどうなんねんって。もう無理やりワンツースリー、ギブアップ、何でもええから勝てばええんや。俺は明日、思いっきりバックアップするから。これは楽しみや。オイ、ワトよ。しっかりと現チャンピオン、グチャグチャにしてくれよ。オイ、見せてほしいな。オッケー、ワト! いけよ!」


【本間の話】「クッソー、何やってんだよ、俺よ。ギブアップしてる場合じゃねえっつうんだよ。IWGPタッグ防衛戦、俺は絶対にあきらめないから。G1もだ!」

【イーグルスの話】「なんて言ったらいいのか…ホンマがテンザンのアナコンダバイスでやられた。長いこと見てきたけど、あれはかなり危険な技だ。かけられたのが自分じゃなくて助かった。俺がやられてたらホンマほど長くは耐えられなかったと思う。ワト、今日もまた『ベルトに挑戦させろ』ってアピールしてきたか。おまけに今日はテンザンまで『ワトが俺のベルトを獲る』って言ってきた。でもな、明日の試合はタイトルマッチじゃないんだぞ! まずは挑戦権利を勝ち取ってみろ。今のお前は俺の眼中にもない。明日もしお前が俺に勝てば認めてやるよ。お前の気合いは十分に伝わってくるけど、それだけじゃまだまだだ。お前のプロレスにはまだまだ穴がある。俺はそこを軽く突いてお前を上回る。明日のコーラクエンホール、このスナイパー・オブ・ザ・スカイには勝つ戦略がある。明日が終わればヒロムとのタイトルマッチまで1週間しっかり準備する時間がある。トーキョードームでベルトを獲った時から真っ先にヒロムのことが頭にあったけど、まずはワト、お前を倒す。足をもぎとってやる。『俺の首を取りにくる』とか言ってたな。できるもんならやってみろよ。お前のほんの数年のキャリアで俺がくぐり抜けてきた死闘に敵うわけがない。まぁ頑張れよ。俺に負けてもグランドマスターへの道は諦めずに登り続けていけばいい。でも、お前はこのスナイパー・オブ・ザ・スカイを超えることはできない」

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