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8/28【大日本】耕平&和樹がタッグ王座獲りに色気 好連係で菊田粉砕

『大日デスマッチカンパニー クレイジーデスマーチ』東京・後楽園ホール(2021年8月28日)
○佐藤耕平&橋本和樹vs浜亮太&菊田一美×

 耕平&和樹が好連係で菊田粉砕。タッグベルト獲りに色気を見せた。

 最近、タッグを組む機会が多く、チームとしての完成度を上げている耕平&和樹が、浜&菊田と対戦した。

 耕平が浜との相撲対決で劣勢を強いられると、和樹も菊田の打撃戦で押し負けて先制を許す。和樹は浜の踏みつけ攻撃や尻攻撃に苦もん。菊田の掌底を胸板に連続して食らうと、たまらず倒れ込んだ。

 浜のギロチンドロップに苦しんだ和樹だが、オオキドプレスは自爆させると、タッチをもらった耕平が巻き返しに出る。ミドルキックを連打。浜のエルボードロップを食らうと急ブレーキがかかり、代わった菊田の胸板への掌底に攻め込まれるが、飛び込んだ和樹がラリアットを放って援護射撃。控えの浜をジャンピングハイキックで場外に蹴り倒した。

 ここぞとばかりに、耕平と和樹は代わる代わるにエルボーを一撃。菊田も掌底で抵抗したものの、耕平と和樹は頭突きを交互にぶち込んで黙らせる。耕平のファルコンアロー、和樹のランニングローキックが立て続けに火を吹くと、耕平がパイルドライバーで菊田を葬った。

 耕平&和樹がともにタッグ王座戴冠歴のある浜&菊田組に勝利。リング上ではベルトを腰に巻く仕草を見せて、タッグ王座獲りを視野に入れた。「少しずつだけど、タッグを組む機会が多くなって、少しずつだけど、やっぱり昔からやっているから手の内がわかっているし。うまく俺のことを見てくれているんでね。いい感じで、今日はタッグとして機能できたんで」と耕平も手応えを感じている様子。和樹は「せっかく組むんだったら。次はもう防衛戦が決まっているみたいで、そことどうなるかわからないですけど、僕らが挑む場所はわからないけど、いっちゃいますか?」と9・5名古屋大会で行われるタッグ王座戦「(王者)大地&神谷vs関本&火野(挑戦者)」の勝者に狙いを定めていた。


【試合後の耕平&和樹】
▼耕平「少しずつだけど、タッグを組む機会が多くなって、少しずつだけど、やっぱり昔からやっているから、手の内がわかっているし。うまく俺のことを見てくれているんでね。いい感じで、今日はタッグとして機能できたんで」

▼和樹「そろそろ僕らが組んだ何か証がほしいですよね。せっかく組むんだったら。次はもう防衛戦が決まっているみたいで、そことどうなるかわからないですけど、僕らが挑む場所はわからないけど、いっちゃいますか?」

▼耕平「どっちが獲っても」

▼和樹「どっちも大好物でしょう、俺らにとって」

▼耕平「次は俺らは嫌だろうなと思わせるぐらいの力と、チームとしての力を蓄えておくんで。次、いっちゃおうか?」

▼和樹「いっちゃいますか、これ。お客さんは声出せてない。ソーシャルディスタンス、静かにして観戦しなきゃいけない。だからこそ、あえて俺らは音ですごさや痛みを伝える。音が俺たちの力だ」

▼耕平「それしかできないっていうのもあるから」

▼和樹「そんな器用なことできない」

▼耕平「それしかできないってことは、逆にそれを極めるということだから。もっと強いことをやってやるよ」

――今日も個々では強力な相手だったが?

▼耕平「浜ちゃんに関しては、久々だったんですけど、重さが増えているからね。ビックリした。菊田に関しては、あいつだけは毎回毎回痛えし、打ってくるし。あいつが誰か面白いパートナーを持ってきたら、これはこれで面白いチームができるのかなという気がするけど」

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