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8/28【NOAH】北宮が郷里でデビュー10周年 N-1へ「一人前」の飛躍宣言

『NOAH the SPIRIT 2021 マサ北宮 デビュー10周年記念大会』富山・高岡エクール(2021年8月28日)
マサ北宮デビュー10周年記念試合 ○マサ北宮&清宮海斗&稲葉大樹&原田大輔&小峠篤司vs拳王&中嶋勝彦&征矢学&タダスケ&覇王×

 北宮が地元凱旋でのデビュー10周年記念試合で快勝。「10年やって一人前」という恩ある北斗晶さんの言葉を噛み締めつつ、『N-1 VICTORY』に向けて郷里でさらなる飛躍を誓った。

 富山県砺波市出身の北宮は2011年9月25日にデビュー。10周年を前に、砺波隣接の高岡で記念興行が開かれた。

 メインの記念試合に登場し、10人タッグマッチで古巣・金剛と激突。試合前には選手代表の相棒・清宮からも花束が贈られたものの、いきなり因縁の中嶋から奇襲され、激しい“蹴撃"に遭った。

 それでも持ち前のタフガイっぷりを発揮して耐えまくり、マッスルポーズで雄叫び。終盤には拳王&中嶋に囲まれ、前後から蹴りの猛打を浴びたものの、やはり耐えに耐えまくり、逆にスピアーでまとめてなぎ倒してみせる。最後は残った覇王を豪快なラリアットからのサイトースープレックス一発で仕留めて、記念試合を勝利で飾った。

 地元ファンからの大拍手に「様々な情勢のなか、難しい状況のなか、リスクもあるなか、これだけ会場に集まっていただき、心より感謝いたします!」とマイクで丁寧に感謝。「10周年、こうやって帰ったら温かく迎え入れてくれる地元の皆さんがいるので、ここまでやってこられました。来年は11周年、もっとたくさんの人に来てもらって、もっと声が出せるようになってね、ノアが明るくなっていくことを心から願います。本日は本当にありがとうございました!」と締めくくり、改めての拍手のなかで、高岡大会の幕が下ろされた。

 「『10年やって一人前』っていうのは北斗晶さんが(健介オフィスに)入門した時に言っていた言葉でもあるから、ここまで大きな怪我をせず、リタイアせずにやってこられたことはありがたいことだと思います」。バックステージでも恩人・北斗さんの言葉を噛み締めた北宮は、「来月にはN-1 VICTORYも始まるんで、俺たち(清宮、稲葉)はみんな別々のブロックで出るけど、前を向いて、明るい未来に向かって、突き進んでいきたい」と改めて年間最大のリーグ戦に照準。いまだシングルタイトルは無縁なだけに、「ここで大きな弾みをつけてやっていきたいし、もういい加減、『悔しい』とかそういうレベルではないからね」と郷里で飛躍の誓いを立てた。

【試合後の北宮】
▼北宮「こうやって10年一区切りで記念大会、興行ができるってことは、まず幸せだと思う。難しい状況でもこうやって会場に駆けつけてくれる人もいるし、違う形であれ応援してくれている人もたくさんいる。この上ない幸せです。来月にはN-1 VICTORYも始まるんで、俺たち(清宮、稲葉)はみんな別々のブロックで出るけど、前を向いて、明るい未来に向かって、突き進んでいきたいと思います」

――10年選手というキャリアに入ったが、レスラーとして目指していくものは?

▼北宮「近々であるのはN-1だし、常にどんなベルトでも狙ってる。目標は今までと変わらない。ただ、ひとつ。『10年やって一人前』っていうのは北斗晶さんが(健介オフィスに)入門した時に言っていた言葉でもあるから、ここまで大きな怪我をせず、リタイアせずにやってこられたことはありがたいことだと思います」

――なかなかシングルのタイトルには縁がない状況も続いている

▼北宮「うん、ここで大きな弾みをつけてやっていきたいし、もういい加減、『悔しい』とかそういうレベルではないからね」

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