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8/28【NOAH】ジュニア奪取&N-1出場へ鼓太郎完勝、王者HAYATAを乱入KO 論外は清宮戦ボイコット示唆

『NOAH the SPIRIT 2021 マサ北宮 デビュー10周年記念大会』富山・高岡エクール(2021年8月28日)

 GHCジュニア王者としてのN-1出場を目指す鼓太郎が、金剛ジュニアの新星・亜烈破に完勝。さらには王者・HAYATAを“乱入KO"した。また、同様に乱入したNOSAWA論外は清宮海斗戦ボイコットを示唆した。

 鼓太郎は9・3横浜大会で王者・HAYATAに挑戦。ノア年間最大のリーグ戦『N-1 VICTORY』(9・12後楽園大会から開幕)出場も決まっており、“ジュニア王者としてのN-1出場"を目論んでいる。

 この日の高岡大会では金剛ジュニアの新星・亜烈破と一騎打ち。キレのある高難度の空中殺法に押し込まれる場面もあったが、得意のボディ攻めで主導権を握り、最後はエクスカリバーからのタイガードライバーで完璧な3カウントを奪ってみせた。

 ジュニア奪取&N-1出場へ改めて力のほどを証明した鼓太郎は、「HAYATAのベルト…マジで獲りにいくよ。N-1出るのに、ジュニア代表なのに、ベルト持ってなかったらカッコ悪いじゃん」と強調。HAYATAについては「一度組んでるし、手の内も分かってる。実力も上げてきてる」としたものの、「それを踏まえて俺が勝つ。ベルトは若いヤツに任せて…とも思ってたけど、今回ばかりはアレが必要なんでね」と力を込めた。

 さらに鼓太郎はセミファイナルの試合後にも乱入してHAYATAを襲撃。エルボーからのブルーティスティニーでKOすると、ベルトを見せつけながら踏みつけた。実力証明と実力行使で王者にプレッシャーをかけた形となった。

 一方で鼓太郎と同時にPERROS DEL MAL DE JAPONの論外も乱入。あす(29日)の金沢大会で対決する因縁の抗争相手・小川に襲いかかった。「今日は試合が組まれてなかったけど、金沢まで待ちきれなくて、小川良成をぶっ飛ばしに来た」という論外は、「清宮との因縁とか色々言ってるけど、俺のセンターピンは小川良成であり、HAYATAであり、やっぱりジュニアだから」と強調。「9・3横浜ラジアントでの清宮との試合はボイコットを宣言する。そもそも勝ってるのに、完全決着とか言われても、俺にとって何のメリットもない」と通告しつつも「それこそ俺が勝った場合、N-1出場権をくれるんだったら、やってやってもいいよ」と条件もつけた。


【試合後(亜烈破戦後)の鼓太郎】
――ジュニア挑戦とN-1を控えるなかでの一騎打ちだった

▼鼓太郎「N-1控えてるからには、まずはHAYATAのベルト…マジで獲りにいくよ。N-1出るのに、ジュニア代表なのに、ベルト持ってなかったらカッコ悪いじゃん」

――こだわりのタイガードライバーの重みも一層増したように思える

▼鼓太郎「こだわりはずっと前から持ってるし、俺のブロックを見ても、俺よりちょっとだけデカくて、ちょっとだけ重いだけでしょ? 問題ない」

――改めて現王者のHAYATAをどうみる?

▼鼓太郎「一度組んでるし、手の内も分かってる。実力も上げてきてるけど、それを踏まえて俺が勝つ。ベルトは若いヤツに任せて…とも思ってたけど、今回ばかりはアレが必要なんでね」

――N-1制覇の先に見据えるものは?

▼鼓太郎「N-1制覇の先には(GHCヘビー級王者の)丸藤正道でしょ? もう決まってんじゃん。万全の態勢で構えていてもらえれば。体ボロボロだからね。…まぁ、ジュニアの力を俺が証明しますよ。それは俺にしかできない」

【論外の話】「今日は試合が組まれてなかったけど、金沢まで待ちきれなくて、小川良成をぶっ飛ばしに来た。いろんな人が、清宮との因縁とか色々言ってるけど、俺のセンターピンは小川良成であり、HAYATAであり、やっぱりジュニアだから。9・3横浜ラジアントでの清宮との試合はボイコットを宣言する。そもそも勝ってるのに、完全決着とか言われても、俺にとって何のメリットもない。それこそ俺が勝った場合、N-1出場権をくれるんだったら、やってやってもいいよ」

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