9/1【GLEAT】快勝・伊藤が吉田との大阪タッグ継続と入江との続き熱望

『G PROWRESTLING Ver.3』東京・新宿FACE(2021年9月1日)
○伊藤貴則&吉田綾斗vs入江茂弘&頓所隼×

　伊藤が吉田との大阪タッグで快勝。タッグ継続と入江との続きを熱望した。

　LIDET UWF6・9新宿、旗揚げ戦7・1TDC、そして前回の8・4新宿と3大会でメインを張ってきた伊藤が旗揚げ後、初の第1試合に登場。2AWの吉田と大阪出身越境タッグを結成し、入江&頓所と激突した。

　先発で飛び出した伊藤は同じWRESTLE-1プロレス学院出身の頓所を相手に低空ドロップキックで先制されたが、ブロックバスターで投げ飛ばし、サッカーボールキックで蹴り飛ばして気を吐いた。入江と頓所も合体パイルドライバー&テディベアをで二人まとめてもん絶させて譲らず。頓所のその場飛びフットスタンプも食らった伊藤だが、ニーリフトで応戦した。

　ここから伊藤&吉田が頓所に的を絞って主導権を握る。吉田がサッカーボールキックで蹴りつけ、伊藤はジャンピングエルボードロップを投下。頓所が吉田にドロップキックで反撃すると、入江がブラックホールスラムで伊藤を蹴散らしたが、吉田もトラースキック、ジャンピングネックブリーカードロップで応戦した。

　ここで伊藤がフロントスープレックスで入江の巨体を投げ、エルボー合戦で渡り合う。張り手でぐらつかせ、ミドルキックで蹴り込んだが、入江もビーストボンバーを叩き込んで譲らない。ならばと伊藤&吉田は合体フェースバスター、胸板へのローキックとトラースキックの同時発射と好連係でたたみかけると、伊藤がバックドロップを爆発させた。

　負けじと入江がキャノンボールで援護射撃すると、頓所はラ・ミスティカからのマヒストラルで丸め込んだ。さらに顔面蹴りを食らった伊藤だが、ハーフネルソンスープレックスでぶん投げると、ニーリフト、水面蹴り、ランニングローキックの連続攻撃で一気に逆転。そしてジャーマンで引っこ抜いて頓所から3カウントを奪った。

　伊藤&吉田の大阪タッグがオープニングマッチを制した。「もっともっとこのタッグを高めていけるんじゃない? GLEATこんなに楽しいんやから、もっともっと俺も出たいから。継続するなら、このタッグ高めていけたら俺としては楽しいかな」と好感触を強調した吉田がタッグ継続を希望すれば、伊藤も「大阪はやっぱええな。やる気が出てくるし。違うわ、やっぱりな。またやりましょう」と呼応。好連係をみせた二人の本格合体が浮上した。

　そして伊藤は入江との続きも熱望した。「入江とは前回同様、全然やり足らんな」と話す一方で、「打撃が気持ちええな。絶対勝つからな、次やる時は」と充実感とともに入江狩りを見据えていた。

【試合後の伊藤&吉田】
▼伊藤「大阪タッグや、これが」

▼吉田「よかったんちゃう? もっともっとこのタッグを高めていけるんじゃない? GLEATこんなに楽しいんやから、もっともっと俺も出たいから。継続するなら、このタッグ高めていけたら俺としては楽しいかな」

▼伊藤「大阪はやっぱええな。やる気が出てくるし。違うわ、やっぱりな」

▼吉田「また高めていきましょう」

▼伊藤「またやりましょう」

▼吉田「またここで組んで絶対やりましょう」

▼伊藤「お願いします。入江とは前回同様、全然やり足らんな。打撃が気持ちええな。絶対勝つからな、次やる時は。あと頓所隼! GLEATする、GLEATするって言うてるけど、GLEATするのは所属の俺らや。このリングでGLEATしたいなら、もっともっとGLEATせんかい」


【試合後の入江&頓所】
▼入江「初参戦だろ?」

▼頓所「めちゃくちゃGLEATしました。GLEATしました」

▼入江「ホントね、頓所が勝ってGLEATしたって言わせたかったけど、本人はGLEATしたって言ってるから、GLEATしたんやろ。でもな、入江茂弘はまだまだ物足りへんぞ。おい、伊藤、打撃で引くなよ。今度はお前の記憶もぶっ飛ばして立てなくしてやるからな。覚悟しとけ」

▼頓所「もっと! もっと! もっと! GLEATします」

▼入江「よし」