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9/6【NOAH】9・12へ王者・進が直接タップ奪取 「このままじゃベルト懸けねえ!」

『N-1 VICTORY 2021 〜Special Prologue〜』東京・新宿FACE(2021年9月6日)
○進祐哉&HAYATA&吉岡世起vs原田大輔&小峠篤司&大原はじめ×

 9・12後楽園大会のGHCジュニアタッグ王座戦「(王者)吉岡&進vs小峠&大原(挑戦者)」に向けて、王者の進が挑戦者・大原からタップアウト勝ち。挑戦者の“熱量不足"を理由にノンタイトル戦化すらチラつかせた。

 9・3横浜大会で大原が進を破って王座戦が決定。この日の新宿大会ではGHCジュニア王座戦「(王者)HAYATAvs原田(挑戦者)」(10・10大阪)と合わせたダブル前哨戦が組まれたが、進が即座に“反撃"に出た。

 手の内を知り尽くす両軍だけに序盤からシーソーゲームが続いたものの、中盤には原田がHAYATA相手に猛チャージ。強烈なボディエルボーをことごとくぶち込んでダウンに追い込んだ。

 終盤には小峠&大原組も連係で躍動したものの、HAYATAがカットに飛び込んで進を救出。すかさず原田がボディエルボーで排除にかかったが、逆にHAYATAも強烈なカウンター・トラースキックを合わせて原田を排除だ。すかさず吉岡が旋風脚で大原を追い込むと、進もシットダウン式トルネードボムからのクロスフェイスに持ち込み、大原も力なくタップアウトした。

 唯一の前哨戦で雪辱星。マイクを握った進は「おい、クソチャレンジャー。たまたま組んでたまたま勝ったぐらいで挑戦させろ? なめんなよ?」と挑戦者サイドを見下すと、「小峠、お前、熱い熱いノアジュニアって…なにが熱いんじゃ。火ぃ消えとるわ、お前のは。挑戦するって言って何か発信したんか? 何が新しいノアジュニアや? 未完成のもの見せてんじゃねえよ!」と挑発。たまらず小峠がつかみかかって乱闘に発展したものの、これを制圧した進は「このままなら12日、ノンタイトルだよ。会社がどう言おうが知らんぞ。ベルト懸けねえからな!」と熱量不足を理由に“ノンタイトル宣言"を放って姿を消した。

 もう前哨戦はない。挑戦者サイドは何かしらの手段で王者の心を揺らさねば、ノンタイトル戦となりかねない状況となった。

【試合後の吉岡&進】
▼吉岡「新しいノアジュニアを創るとか毎回同じこと言って、ベルトへの思い、そんなの聞いたことないですね。僕らがどれだけの思いでこのベルトを獲ったか。思いの強さが違うんですよ」

▼進「何が熱い熱いだ? 全然熱くねえぞ。あれで燃えてんのか? 完全に火ぃ消えてんじゃねえか! もう時間ねえぞ、このまま何もなければ12日…ノンタイトルにしてやるよ。ベルト持ってかねえからな!」

【試合後の原田&小峠】
▼小峠「全然や! 全然チャンピオンとしてアイツらのこと認めてねえからな。ベルトを持ってる“だけ"よ。チームとして見たら歴然やろ? 負けねえぞ、絶対に勝つ。それだけ」

▼原田「俺たちがここから絶対に巻き返してやる! 次ジュニアタッグもある、その先俺はシングルもある! 絶対! 2つとも俺らが獲ってやる。クソー!!」

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