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9/12【全日本】大森がGAORA挑戦へ「ワイルドグランドスラム」予告 最強タッグ出場も宣言

『2021 SUPER DELUXE SERIES』アクロス福岡(2021年9月12日)
○大森隆男vs斉藤ジュン×

 大森がGAORA TV王座挑戦前最後の試合で快勝。同王座獲りによる「ワイルドグランドスラム」を予告し、暮れの最強タッグ出場も宣言した。

 当初、大森はこの日、GAORA王座に挑戦する予定だったが、王者・石川修司が新型コロナに感染した岩本煌史との濃厚接触者に認定されたため欠場。9・16保土ヶ谷大会で改めて挑戦することになった。

 この日は斉藤兄弟の兄・ジュンとの一騎打ちに登場。GAORA王座挑戦前最後の試合でシングルマッチは最終調整にふさわしい一戦となった。大森は貫録たっぷりにジュンを圧倒。時折、奮起を促すように挑発行為にも出ると、バックドロップやブレーンバスターで反撃されたが、チョークスラムは決めさせず。若手時代から得意とするダイビングエルボードロップを投下すると、アックスボンバーを叩き込んで3カウントを奪った。

 大森が快勝でGAORA王座戦へ向けた最終調整を完了させた。「聞いたところによると、石川修司はもう早々に戻ってこれるらしいじゃん。正々堂々と万全な石川修司に挑戦したいと思っていた俺にとっては願ったりかなったり」と9・16保土ヶ谷大会が待ちきれない様子の大森。これまで全日本でヘビー級戦士が獲れるベルトをほとんど巻いてきたが、唯一未戴冠なのがGAORA王座。来年30周年を迎える大森にとって是が非でも手にしたいベルトで、「この俺としてはワイルドグランドスラムを達成したいところだぜ。待っとけよ、石川修司」と誓って宣戦布告した。

 そして大森はさらなる大勝負に乗り出す構えだ。先日、暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」の日程(一部)が発表されたばかり。出場チームは未決定だが、そこで大森は「ワイルド大森として当然そこにエントリーさせてもらう! 打って出るぞ」と宣言した。

 最強タッグで3度の優勝経験を誇る大森だが、2018年に征矢学とのGET WILDで出場して以来、不参加が続いてきた。来年30周年イヤーに弾みをつけるためにも大森は3年ぶりのエントリーで4度目の優勝を狙うつもりだ。

【大森の話】「皆さんご存じの通り、本日・博多大会は本来だったら、この私、大森隆男が石川修司のGAORA TV選手権に挑戦しているはずだった。何だ、聞いたところによると、石川修司はもう早々に戻ってこれるらしいじゃん。正々堂々と万全な石川修司に挑戦したいと思っていた俺にとっては願ったりかなったり。GAORAのベルトを獲って、三冠獲って、世界タッグ獲って、アジアも獲って、全日本プロレスTV6人タッグ選手権も獲ってる。そして、この俺としてはワイルドグランドスラムを達成したいところだぜ。待っとけよ、石川修司。それとな、早いもんで今年もついに暮れの風物詩の足音が聞こえてくる頃になったな。世界最強タッグ、この間日程が発表されたけど、まだ出場メンバーは発表になってないみたいだ。ワイルド大森として当然そこにエントリーさせてもらう! 打って出るぞ」

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