10/3【NOAH】N-1豪華6人タッグ戦で武藤が藤田と遭遇 「プロレスLOVE感じた」
『N-1 VICTORY 2021』東京・後楽園ホール(2021年10月3日)
○杉浦貴&桜庭和志&藤田和之vs武藤敬司&田中将斗&望月成晃×
約12年ぶりのリーグ戦参加となった武藤が、藤田との遭遇でN-1を“完走"した。
2009年の全日本チャンピオン・カーニバル以来のシングルリーグ戦参加となった武藤。1勝2分けで惜しくも決勝トーナメント進出こそ逃したものの、58歳にして杉浦貴、清宮海斗と30分フルタイムドローを戦い抜いて抜群の存在感を残した。
最終戦となったこの日は、豪華メンバーが揃った今N-1を象徴するかのような6人タッグマッチに登場。田中&望月とのM's allianceトリオで、杉浦&桜庭&藤田の杉浦軍トリオと対決し、序盤から藤田と深みあるグラウンドを展開。終盤にも藤田とやり合い、ドラゴンスクリューからの足4の字固めやシャイング・ウィザードを繰り出してみせた。
最後は望月が杉浦に敗れて勝利こそならなかったが、武藤によれば藤田とじっくり肌を合わせたのは「初めてかもしれない」とのこと。「思った以上に、藤田のプロレスLOVEを感じてね。ちょっとあいつに食い込みすぎたというか。でも、やってて楽しかった」と振り返り、最後まで刺激を吸収しながらN-1を“完走"した形となった。
【試合後の武藤&田中&望月】
▼武藤「フォローできなかった」
▼田中「すいません」
▼武藤「久しぶりにM'sで組んでいるのにな」
▼望月「武藤さんに先発していただいて。ちょっと自分は藤田和之とは初めて戦ったんで」
▼武藤「たぶんね、藤田は俺も初めてかもしれない。もしかしたら。記憶にないんだよな、藤田とやったのは。その中で、思った以上に、藤田のプロレスLOVEを感じてね。ちょっとあいつに食い込みすぎたというか。でも、やってて楽しかったです。その代わり、ちょっと足を引っ張っちゃったけど」
▼望月「いやいや、とんでもない」
▼武藤「まあ、次があるさ」
▼田中「勝ちたかったです」
▼武藤「また次、リベンジだ」