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10/3【NOAH】HAYATA-原田、最終前哨戦も決着つかず Wフォール、延長シングルも試合放棄

『N-1 VICTORY 2021』東京・後楽園ホール(2021年10月3日)
×HAYATA&小川良成vs宮脇純太&原田大輔×

 GHCジュニア王座戦に向けた最終前哨戦で火花を散らした王者・HAYATAと挑戦者・原田だったが、ダブルフォールの末、延長戦でシングルマッチが急きょ実現したものの、HAYATAが試合を放棄し、最後まで決着がつかなかった。

 10・10大阪大会でのタイトルマッチを前に、9・15川崎大会ではノンタイトルでの一騎打ちで対戦したHAYATAと原田だったが、30分フルタイムドローに。原田はタッグマッチでの最終前哨戦で今度こそ王者に土をつけて、ベルト奪取に弾みをつけようと、序盤からアグレッシブに仕掛けた。

 のっけからHAYATAとの先読み合戦を優勢に進めると、途中、相手チームに捕まったものの、宮脇の援護を受けて逆転。HAYATAの反撃をものともせずに、秘策の片山ジャーマンホールドで押さえ込む。しかし、HAYATAも抵抗を止めず、ダブルフォールでそのまま3カウントが数え上げられた。

 納得のいかない原田は「HAYATA、今の決着で納得いくわけないやろ。今から延長戦や。大阪前にシングルマッチで勝負せい。ゴングを鳴らせ」とマイクアピール。レフェリーもそれを認め、急きょ、シングルでの延長戦が行われた。

 感情むき出しのエルボー合戦になると、HAYATAがロープに飛ぶが、追撃せずにそのまま場外に退避すると、本部席のベルトを持って、さっさとバックステージへ。この結果、HAYATAの試合放棄により原田が勝利したものの、王者への怒りはますばかり。宮脇とともにHAYATAを追いかけ、バックステージで大乱闘。タイトルマッチに弾みをつけるどころか、因縁がさらに激化する結果となり、決着戦は大阪へ持ち越しとなった。

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