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10/8【NOAH】大阪GHCジュニア戦へ原田「攻略法見つかった」 HAYATAとの“決着"に自信

 10・10大阪大会のGHCジュニアヘビー級選手権試合「(王者)HAYATAvs原田大輔(挑戦者)」に向けた会見が8日、都内ホテルで開かれ、挑戦者の原田が単身出席。改めてHAYATAへの思いを語ったうえで、「攻略法は見つかりました」と今度こその“決着"へ自信を示した。

 ここに来て評価と力量をメキメキと伸ばして、戦国状態のノアジュニアで頭一つ抜けた存在となりつつある王者・HAYATA。そのHAYATAに長らくノアジュニアをけん引してきた原田が挑むタイトルマッチが、両者ゆかりの大阪ビッグマッチで行われる。

 前哨戦は30分フルタイムドロー、ダブルフォール…と白黒つかずに均衡状態。「タイトルマッチが決まって1ヵ月と少し経ちます。毎日毎日、HAYATAに勝つためのことを考えて今までやってきた」と話した原田は、「攻略法はみつかりました」と今度こその“決着"に自信を示した。

 HAYATAの“進化点"についても「打撃が増したというのを感じます。エルボーにしてもトラースキックにしても、体重の乗せ方が変わった」「ちょっと想像つかない切り返しをHAYATAは出してたんで、そのへんには十分注意したい」としっかり把握済み。「引き分け続きで自分自身、フラストレーションも溜まってます。この気持ちを晴らすためにも、大阪でドカーンと勝ってベルトを巻きます。自分の試合の前にも小峠さん、大原さんの防衛戦もあります。俺は二人が必ず勝ってくれると信じてますし、また3人でベルトをもって宮脇を入れた4人で、このノアジュニアの中心に立ちます」とノアジュニア正規軍としても“実りの大阪"を見据えた。


【会見の模様】
▼原田「タイトルマッチが決まって1ヵ月と少し経ちます。毎日毎日、HAYATAに勝つためのことを考えて今までやってきました。これまでの前哨戦で引き分け続きで自分自身、フラストレーションも溜まってます。この気持ちを晴らすためにも、大阪でドカーンと勝ってベルトを巻きます。自分の試合の前にも小峠さん、大原さんの防衛戦もあります。俺は二人が必ず勝ってくれると信じてますし、また3人でベルトをもって宮脇を入れた4人で、このノアジュニアの中心に立ちます」

――HAYATAは原田選手がノアに引き入れた存在で、1年前はベルトをごみ箱に捨てられたりといろんなことがあったと思うが、今このタイミングで当たるHAYATAはどんな存在?

▼原田「今のHAYATAはチャンピオンになって、ジュニアの絶対王者的な存在になりつつあると思います。だからこそ俺はそのHAYATAを止めたい、HAYATAからベルトを獲りたいという気持ちで挑戦表明しました」

――前哨戦では30分フルタイム、ダブルフォール、試合放棄と白黒がついていないが、前哨戦を通じて得た教訓、攻略法は見えている?

▼原田「30分しっかり戦って、で、ダブルフォールと。自分が仕掛けた技に対して返されてのダブルフォールだったんで、そこは自分にとっても一つ教訓になりましたし、30分戦って今のHAYATAを体感できたんで、攻略法はみつかりました」

――二人にとってゆかりの大阪が舞台になるが?

▼原田「そうですね。やっぱり俺とHAYATAが戦い始めたのも大阪ですし、去年の大阪大会でもタッグですけどタイトルマッチで戦っていますので、やっぱり今回、ベルト挑戦するにあたって俺はこの大阪という場所が二人にとってふさわしいんじゃないかと思って指名させていただきました。だからこそ、この地で俺は勝ちたい、HAYATAを止めたいと思います」

――ノアジュニアをけん引し続け、ノアジュニア=原田大輔とある程度認知されているが、HAYATAが絶対王者化してきて、その地位を脅かされる危機感はある?

▼原田「危機感? いや、いろんな選手が飛び出してきたら、それはノアジュニアとして面白い存在になると思いますし、だからこそ俺はそういう選手と戦ってノアジュニアのレベルをみせたいですし、そのうえで俺は勝ちたいです」

――10年以上、HAYATAとの付き合いがあるが、ラーテルズを抜けてどこが変わった?

▼原田「STINGERに入って、今まで持ってなかったグラウンドテクニックとか、基礎の部分であったり、そういう部分を自分のものにして使ってるというのは、誰が見てもわかると思いますし、僕の中ではそれと同じぐらいHAYATAの打撃が増したというのを感じます。エルボーにしてもトラースキックにしても、体重の乗せ方が変わったなというのを感じました」

――これまでの防衛ロードを見て一番気をつけなければいけない点はどこになる?

▼原田「切り返しかなと僕は思ってます。この間の鈴木鼓太郎とのタイトルマッチもタイガードライバーをヘデックで返したりとか、それまでの防衛戦でもちょっと想像つかない切り返しをHAYATAは出してたんで、そのへんには十分注意したいなと思います」

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