プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

10/17【NOAH】HAYATAが怒りの小川と論外KO&公開リンチ “スクランブル”前哨戦は大混乱

『NOAH SANCTUARY』神奈川・クラブチッタ川崎(2021年10月17日)
○HAYATA&清宮海斗&YO-HEYvs丸藤正道&小川良成&NOSAWA論外×

 10・30博多大会でGHCジュニア王者・HAYATAに挑戦する論外が、自ら望んだ“スクランブル"形式の前哨戦でピンフォール負け&公開リンチの惨たんたる結果に追い込まれた。

 HAYATAからまさかの挑戦者指名を受けた論外は「どうせ前哨戦とかあるだろ? 俺の組みたい相手と組ませろ」と要求。出てきたカードのひとつが、この日行われた「丸藤&小川&論外vs清宮&HAYATA&YO-HEY」だった。

 STINGER(小川、HAYATA)、PERROS DEL MAL DE JAPON(論外、YO-HEY)と抗争中の両軍が組むだけに波乱は必至だったが、やはり試合前から小川は徹底的に論外を拒絶。敵方のHAYATAが論外を押し込むと「HAYATAもっと絞れ!」と“応援"するなど、タッグチームの体をなさず、早々に仲間割れして同コーナーで控える間も乱闘を繰り広げた…。

 終盤には論外とHAYATAが直接対決で火花を散らしたものの、論外がHAYATAの急所を蹴り上げると、小川(※この日は味方)が論外を制裁。負けじと論外もYO-HEY(※この日は敵)と二人がかりでHAYATAを仕留めにかかり、ついにはタッグマッチ自体が破壊された。

 だが、ハンドスプリングエルボーで論外&YO-HEYをまとめてなぎ倒したHAYATAは、レフェリーの死角を突いて論外の急所を蹴り上げて“報復"すると、そのまま首固めで3カウント。試合が終わっても小川とともに論外にストンピングの雨あられを降らせ、そこに清宮まで加わって“公開リンチ"に処した。

 論外としては、自ら希望したスクランブル形式で墓穴を掘った格好に…。戦前は「小川センパイをペロスに入れてやってもいいぞ。鈴木鼓太郎の付き人からだ」などと吠えていたが、フタを開けてみれば怒りの公開リンチを食らう無残な結末が待っていた。とはいえ続く10・24長岡大会では「HAYATAvs論外」の“シングルマッチ形式"での前哨戦が決まっており、ジュニア王座戦線は混とん模様が続きそうだ。

プロ格 情報局