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10/22【全日本】全日本50年目幕開け 宮原がジェイクに通告「時が来たらそのベルトは俺のものだ」

『2021旗揚げ記念シリーズ』神奈川・新百合トウェンティワンホール(川崎市)(2021年10月22日)
○青柳優馬&宮原健斗&青柳亮生vsジェイク・リー&TAJIRI&大森北斗×

 全日本の50年目が幕開け。エース・宮原が三冠王者ジェイク・リーに「決着はまだまだついていない。次、その次、その次の次、いつかわからんがな、時が来たら、またそのベルトは俺のものだ」と主役決定戦の決着と至宝ベルト獲りを通告した。

 全日本は今月21日に旗揚げ49周年記念日を迎えた。この日の新百合ヶ丘大会は50年目の初戦。メインに組まれたのは宮原&青柳兄弟と三冠王者・ジェイク&TAJIRI&北斗が激突する6人タッグマッチ。ベテランのTAJIRIを除けば、新世代が名を連ね、これからの全日本を担う顔ぶれとなった。

 そして宮原は10・16大田区大会で60分フルタイムドローに終わった三冠戦以来、王者・ジェイクと激突した。先発で対峙し、フロントハイキックで先制すると、ショルダータックルで反撃されても、場外戦で何度もヘッドバットを打ち込んだ。

 試合権利のある状況で再び向き合うと、得意のドロップキック連射を浴びせた。ニーリフトで反撃したジェイクが高笑いを上げたが、宮原はエルボー合戦をヘッドバットで制してみせる。ジェイクも譲らずフロントハイキックでやり返した。

 三冠戦の続きとばかりにジェイクと火花を散らした宮原。最後はジェイクを場外に分断する間に青柳がエンドゲームで北斗を料理した。試合後、宮原は引き揚げようとしていたジェイクに向かって「決着はまだまだついていない。次、その次、その次の次、いつかわからんがな、時が来たら、またそのベルトは俺のものだ」と言い放った。

 大田区三冠戦は“主役決定戦"の図式となったが、決着つかず。当然、宮原は再びジェイクと三冠をかけて対決し、至宝ベルトと主役の座を奪い取るつもりだ。暮れに最強タッグを控えることもあり、年内で再戦する機会はなさそう。となれば、全日本50周年記念イヤーとなる2022年中に両者の決着戦が実現することは確実。節目の年とあって、申し分ない状況で二人が雌雄を決することになりそうだ。

 「チャンピオン偉そうなことを言うのは構わんがな、俺は負けてねぇぞ。何を絶対王者になったつもりでいるんだ? 引き分けだ。決着はついてないんだ」。そう強調した宮原は「50年目だ、全日本プロレス。誰が中心にいくのか、みとけばわかるよ」と断言してみせた。「いつかわからんがな、スターの対決はタイミングが大事だ。その時だ。いつでもいいってわけじゃない」と言うように最高男は最高の舞台での決着戦を見据えている。

【試合後の宮原&青柳&亮生】
▼宮原「しゃあ!」

▼青柳「そうです、そうです。来週の10月31日、#STRONGHEARTSの持つアジアタッグのベルト、俺たち青柳兄弟が全日本プロレスに取り返してみせようじゃありませんの。そして歴史に数少ない兄弟タッグチャンピオンを50周年迎える前に、全日本プロレスファンの皆さん、そしてプロレス界に俺たち青柳兄弟の名を広めてやろうじゃあーりませんの」

▼亮生「やってやりましょう。ハッシュタグ青柳兄弟で皆さん、よろしくお願いします。アジアタッグの次…次じゃないけど、TAJIRIさんが面白いもの持ってましたね。あのベルト。アジア巻いて、あのベルト、あのベルト」

▼青柳「おぉ。その前にアジアだ!」

▼宮原「見てわかった通りだ。50年目がスタートした。オイ、チャンピオン偉そうなことを言うのは構わんがな、俺は負けてねぇぞ。何を絶対王者になったつもりでいるんだ? 引き分けだ。決着はついてないんだよ。50年目だ、全日本プロレス。誰が中心にいくのか、みとけばわかるよ。最後に言っとく。決着はついてないぞチャンピオン。いつかわからんがな、スターの対決はタイミングが大事だ。その時だ。いつでもいいってわけじゃない。スターのタイミングだ」

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