プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

10/29【DDT】MAOがD王GPへ矢野卓見師範指導で「エセ骨法」を習得 「どんな相手にでも通用すると思う」

 MAOが28日、西東京市の「総合格闘術骨法烏合會矢野卓見道場」で練習を公開。『D王 GRAND PRIX 2021 II』(11・3大田区で開幕)へ向けて矢野卓見師範指導のもと「エセ骨法」を習得した。

 かねてから骨法に興味をもっていたというMAOは、D王GP開幕を6日後に控えたこの日、エセ骨法を自称する矢野師範が指導する「総合格闘術骨法烏合會 矢野卓見道場」を訪問した。

 MAOの来訪を快く受け入れた矢野師範は報道陣にも練習の模様を公開。1時間にわたってエセ骨法独特の打撃技や腕の取り方、立ち関節技、グランドでの関節技などを惜しげもなく指導した。

 練習を終えたMAOは「当て感と言って、腰を切って当てるのも無知だった。もう手打ちでやるのがなくなると思います。やったことなかった足関節の知識も得られた。鍛錬していかないと1日、2日じゃ身につかないけど。頭に入ったので対策としては有効かな」と話した。

 習得したエセ骨法の技術はD王GPにおいて有効な武器となりそう。MAOと同じBブロックに出場するのは竹下幸之介、HARASHIMA、樋口和貞、クリス・ブルックス、岡林裕二と強敵ぞろい。体格で劣るMAOにはヘビー級対策が必要だが、エセ骨法がその一つとなるのは間違いない。「僕自身いろいろなものを取り入れてプロレスをやってるので。そのなかでエセ骨法という要素はあったんですけど、そこに純血の骨法イズムが入ってきたので。1個説得力の違いが出てきた。今日から堀辺(正史)師範の孫弟子として、イズムが入った。どんな相手にでも通用すると思うんで。うまくプロレスに応用することも大事なんで。DDTの道場に持って帰って」と自信を得た様子のMAOは、「特にHARASHIMA戦で有効な気がします。HARASHIMAさんは昔アマチュア格闘技をやっていて、烏合會の人と試合したことあるって言ってたので」と語った。

 手ほどきした矢野師範は「今24歳? 僕は24歳の頃は骨法を始めて1年くらいで、まだ素振りをやってた頃。彼はもう実戦練習に入ってるんでいけるんじゃないですか」とMAOを高評価。「僕は地道に人にどう伝えるかをやってきたんで。今日やったことをうまく使ってくれたら」とD王GPでの活躍に期待を寄せていた。

プロ格 情報局