プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

10/30【NOAH】HAYATA血染めのGHCジュニアV5、流血戦で論外返り討ち 亜烈破が名乗り

『LEC クリンぱっ! presents DEMOLITION STAGE 2021 in FUKUOKA』福岡国際センター(2021年10月30日)
GHCジュニアヘビー級選手権試合 ○HAYATAvsNOSAWA論外×

 GHCジュニアヘビー級王者・HAYATAが流血戦の末にNOSAWA論外の挑戦を退けて5度目の防衛に成功。次期挑戦者には金剛ジュニアのマスクマン・亜烈破が名乗りを上げた。

 HAYATAの指名で決まった論外とのGHCジュニア戦は、混乱のスクランブル前哨戦や、フルタイムドローとなったシングルマッチでの前哨戦、新人・矢野に論外がまさかの初勝利を献上する形となった最終前哨戦…と波乱の連続を経て、ついにタイトルマッチを迎えた。

 静かな立ち上がりとなったが、場外戦で試合が大きく動いた。暴走した論外がパイプイスを投げつけた瞬間、それをキャッチしたHAYATAが逆に脳天にイスを振り下ろしたのだ。直撃を受けた論外は額から流血。普段のポーカーフェイスが嘘のように、HAYATAは傷口めがけてナックルパンチなどをこれでもかと乱射していく。血まみれになった論外だったが、再び場外戦になると、本部席からベルトを強奪して、HAYATAに一撃。パイプイスも振り下ろして報復し、HAYATAも流血して、試合は大流血戦の様相に。

 互いに傷口を攻め合う死闘となったが、HAYATAのムーンサルトプレスを剣山で撃墜した論外が勝負に出る。丸め込みで揺さぶりをかけると、王者の必殺技・ヘデック狙いを読んで、超高校級ラ・マヒストラルでクルリ。HAYATAがギリギリでキックアウトすると、論外はレフェリーの死角を突いての急所蹴りから首固めで押さえ込み、再び超高校級ラ・マヒストラルへ。

 しかし、こらえたHAYATAは金的攻撃で制裁。ジャンピングハイキックで傷口を蹴りつけると、今度こそムーンサルトプレスを投下し、論外を沈めた。

 血なまぐさい激闘を制したHAYATAが因縁の論外を返り討ちにしてV5。試合後、早くも次なる挑戦者が現れた。第2試合でGHCジュニア王座に挑戦経験のある日高郁人に完勝した金剛のマスクマン・亜烈破だ。無言を貫く亜烈破に代わり、タダスケが「なんや面白い試合しとったな。ただ、ホンマにおもろいかわからへん。どっちが勝ったのかわからへんやんか。勝ったのは誰や。HAYATAか。よう聞け。この亜烈破! 亜烈破! 亜烈破がお前のベルトに挑戦する。そこんとこよろしく」と挑戦表明。HAYATAは何も語らなかったが、初挑戦となる亜烈破とのV6戦が決定的となった。

【試合後の亜烈破&タダスケ】
▼タダスケ「ええか? よう聞いとけよ。改めて言ったる。あいつらペロス、STINGERの闘いに俺らも割って入ったるからな。この金剛ジュニアのリーサル・ウェポン、核弾頭、天上天下唯我独尊の亜烈破、亜烈破、亜烈破や! HAYATAのベルト一発で獲ったるからな。そこんとこヨロシク」

▼亜烈破「……(※無言で満足気に両手を広げる)」

プロ格 情報局