プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

10/31【全日本】青柳兄弟返り討ちでT-Hawk&リンダマンがアジアタッグV2 最強タッグへ「俺たちが優勝候補」

『2021旗揚げ記念シリーズ』最終戦 東京・後楽園ホール(2021年10月31日)
アジアタッグ選手権試合 ○T-Hawk&エル・リンダマンvs青柳優馬&青柳亮生×

 T-Hawk&リンダマンが青柳兄弟を返り討ちにしてアジアタッグ王座V2。開幕が迫る『2021世界最強タッグ決定リーグ戦』に向けて、自分たちを「優勝候補」に位置づけた。

 T-Hawk&リンダマンは10・9北本大会で岩本煌史&本田竜輝を退けてアジアタッグ初防衛に成功した。試合後、亮生が挑戦表明すると、パートナーに兄・優馬を指名。V2戦で青柳兄弟を迎え撃った。

 リンダマンはこの日、発売された青柳兄弟Tシャツを着て入場すると、それを引きちぎって挑発。怒った青柳兄弟が奇襲して試合はスタートした。場外戦で先制した青柳兄弟だったが、王者組は抜群の連係で反攻すると、亮生に照準。序盤戦を優勢に進めた。

 亮生が自力でピンチを脱すると、兄の優馬が反撃へ。T-Hawkを攻め立てると、体力を回復させた亮生も続き、空中殺法で怒とうの猛攻に。兄の援護射撃を受けると、ムーンサルトプレス2連発、初公開のスカイツイスタープレスを連続投下してT-Hawkを追いつめた。

 しかし、ファイヤーバードスプラッシュはリンダマンが急行して阻止。復活したT-Hawkが雪崩式ブレーンバスターを決めると、流れは王者組に傾く。亮生がフランケンを狙っても、踏ん張ったT-Hawkはパワーボムで返り討ち。粘る亮生は飛びつき十字固めであわや3カウントの場面を作ったものの、リンダマンが青柳兄弟をジャーマンで次々にぶん投げて鎮圧し、優馬をトペコンヒーロで場外に足止めする。そして、最後は合体技・AKACHOCHIN(ダブルインパクト式コードブレイカー)が完璧に決まり、亮生を葬った。

 T-Hawk&リンダマンが熱戦を制してアジアタッグV2を果たした。2人が次に見据えるのはもちろん11・13後楽園大会から開幕する最強タッグだ。優馬は宮原健斗とのコンビで、同じくBブロックにエントリーしているだけに、王者組はあくまでもこの日を前哨戦と捉えていた。

 マイクを持ったリンダマンは「今日は勝って当たり前。いいか、俺たちはアジアタッグ王者だけど、世界タッグより権威が低いなんて誰が決めたんだ? 世界タッグ選手権者の諏訪魔と芦野祥太郎もいるけれど、あいつらも確かにリーグ戦優勝候補かもしれない。だけどな、今日の試合を見てわかっただろ? この俺たちアジアタッグ選手権者チームも優勝候補として世界最強タッグに参戦するからよ。楽しみにしとけ」と観客の前で自ら“優勝候補"と豪語してみせた。

 2人にはそう断言するだけの自信がある。T-Hawkは「こんなもんでしょ? 青柳兄弟も持てる力を全て出したかもしれないけど、まだまだ余力あったんじゃない、俺らは」と余裕の勝利を強調。リンダマンは「アジアタッグチャンピオンが…例えばゼウスとイザナギが前回出た。三冠へのステップ、世界ジュニアへのステップとか。いや、俺そんなの知らねえから。体重制限も設けられてないし、年齢制限もキャリア制限も設けられてないんだから。俺たちだって最強の価値あるだろ? 俺たちが優勝候補筆頭として、世界最強タッグ決定リーグ戦、しっかり務めを全うさせてもらう」と主役奪取を予告した。

【試合後のT-Hawk&リンダマン】
▼T-Hawk「こんなもんでしょ? 青柳兄弟も持てる力を全て出したかもしれないけど、まだまだ余力あったんじゃない、俺らは」

▼リンダマン「全然、全然ですよ」

▼T-Hawk「まだまだでしょ、普通に。野球で言ったら4回表ぐらいだから。柔道で言ったら…」

▼リンダマン「柔道で言ったら試合開始30秒だな。30秒一本勝ちだよ」

▼T-Hawk「技ありだよ」

▼リンダマン「まあね、リング上でも言った通り、これは青柳優馬と同じBブロックで宮原健斗と戦うことになっているということで、言わばタイトルマッチというよりも前哨戦の気持ちで挑んで。もちろん勝って当たり前だから。その次、宮原健斗&青柳優馬組を俺たちは見据えているし、アジアタッグチャンピオンが…例えばゼウスとイザナギが前回出た。三冠へのステップ、世界ジュニアへのステップとか。いや、俺そんなの知らねえから。体重制限も設けられてないし、年齢制限もキャリア制限も設けられてないんだから。俺たちだって最強の価値あるだろ? 俺たちが優勝候補筆頭として、世界最強タッグ決定リーグ戦、しっかり務めを全うさせてもらう」

▼T-Hawk「よっしゃ。そういうことだよ。俺はな、特にねえんだよ。さっきもリンダマンが言ったけどな、1も100もねえんだよ。俺たちが100だ、バカヤロー。そういうことだ。リン、なんとか上手いことまとめてくれ」

▼リンダマン「おお! まあ、全日本プロレスも俺たち#STRONGHEARTS色、そしてGLEAT色に染めていくからな。これから楽しみにしとけ!」

▼T-Hawk「よし。いこうぜ!」

【試合後の優馬&亮生】
▼優馬「大丈夫か? 亮生。いや、よくやったと思うよ。あの#STRONGHEARTS相手に。そんなことよりも、おい、エル・リンダマン。貴様、Tシャツ代払ったのか? コノヤロー、テメェ。あいつ、Tシャツ代払ったんだろうな? 人のTシャツ、今日発売した新グッズ、ビリビリに破きやがって、チクショー。必ずこのTシャツの恨みを晴らして、アジアタッグ奪い返してやる。まあ、冗談はさておき、俺と亮生ならいけると思った。正直、手の届かないところじゃないと思いましたよ。ね? お前となら大丈夫だよ」

▼亮生「次は…クソ」

プロ格 情報局