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11/5【全日本】イサミが大森のパートナーに名乗り、ジェイクと諏訪魔が乱闘、宮原とリンダマンが敗者付き人マッチに? 最強タッグ会見

 『2021世界最強タッグ決定リーグ戦』(11・13後楽園で開幕)へ向けた会見が5日、東京・新宿のBLACK BOXで行われ、出場主要チームが出席。木高イサミが宮本裕向の欠場で空白となった大森隆男のパートナーに名乗りを上げた。三冠王者ジェイク・リーと諏訪魔が乱闘を展開し、宮原健斗とエル・リンダマンは開幕戦での激突へ向けて“敗者付き人マッチ"が浮上した。

 史上初の4ブロック制で開催される今年の最強タッグ。開幕が8日後に迫ったこの日、欠席となったアブドーラ・小林&ドリュー・パーカー、長井満也、スペル・クレイジーを除く出場15チーム28選手が出席しての会見が行われた。

 大森のパートナーがイサミに決まった。当初、大森は宮本裕向とのアックスボンバーズで出場予定だったが、宮本が「右足首腓骨骨折」により欠場。そこで同じアックスボンバーズからイサミが名乗りを上げた。ヤンキー二丁拳銃の盟友・宮本欠場の緊急事態に「宮本裕向が欠場ってなって、さぁどうしようってなってたら、すぐに動きます。それがアックスボンバーズ、そしてヤンキー二丁拳銃の絆です」と言い切ったイサミは、大森からアックスボンバーズの絆の象徴であるハチマキを受け取った。

 「宮本裕向が選ばれていて、自分から出るといったかわからないですけど、でもやっぱり僕がいないというのは悔しくは思ってました」というイサミだが、奇しくも盟友の欠場によって最強タッグ初出場を果たす形となった。「逆に今、それをチャンスに変えて大森さんと優勝する。ずっと昔から15年前にあったアックスボンバーズが未だに生きてるのをしっかりみせたい」と意気込むイサミは、「僕は完全に優勝を目指していく」と宣言。大型選手の多い全日本のリングだが、「僕のプロレスラー人生約20年、ほぼ大きい人たちと戦ってきたので、絶対の自信を持って」と不安を否定したうえで、「逆に大森さんのパートナーがイサミでよかったなと全日本プロレスファンの方々に思っていただけるような試合を志して、この最強タッグに臨ませていただきます」との覚悟を示した。

 三冠王者ジェイクと諏訪魔は11・28小田原大会での最終公式戦へ向けて遺恨を深めた。三冠戦でジェイクが勝利しているが、二人の戦いは当然終わらない。三冠王者としての越年が決定的となったジェイクに対し、諏訪魔は来年の全日本50周年イヤーを見据えて「50周年の主役がジェイク・リーでいいのか」と真っ向否定。「ジェイクは主役から降りてもらう。そのきっかけをこの最強タッグで示したい」と芦野との全勝優勝でジェイク引きずりおろしへの足がかりを作る構えをみせた。

 さらに諏訪魔が「全部が全部お前が正しいわけじゃないんだ。お前の周りみんな敵だからな。それを先頭きって俺らがぶっ潰してやるからな」と通告したが、当のジェイクは動じない。「みんな敵だって言ったな。それは当たり前だろ。いいぜ、いつでもやってやるよ。50周年の主役は任せられない? ならいつでも来いよ。待ってやるからよ」と挑発した。

 両者の間で不穏なムードが充満した。何とか会見は無事に終了となったが、写真撮影後、諏訪魔が爆発した。ジェイクに詰め寄り、胸ぐらをつかんで殴りかかる。周囲に制止されて事なきを得たものの、最強タッグを前に両者の遺恨が改めて浮き彫りとなった。

 昨年覇者・宮原&青柳は連覇に挑む。特に宮原は今年、三冠ヘビー級王座に無縁のまま暮れを迎え、9月には世界タッグ王座からも陥落した。このままでは無冠のまま年越しという最高男らしからぬ事態を招いてしまう。宮原は「プロレスファンの皆さんは次、宮原何するんだと思ってると思うんで、ここは2連覇して来年、50周年イヤーにつなげたい」と2022年を見据えて誓ってみせた。

 過去の連覇達成チームはテリー・ゴディ&スティーブ・ウイリアムス(90年&91年)、三沢光晴&小橋建太(93年&94年&95年)、川田利明&田上明(96年&97年)、小橋建太&秋山準(98年&99年)の4組のみ。当然、宮原は「それは気合入りましたね逆に。その情報入ってないんで、それは僕と青柳優馬選手の名前を刻まないとダメなことでしょうね」と史上5組目の快挙達成で歴史に名を残すつもりだ。

 最高男が意識するのは開幕戦の11・13後楽園大会で当たるT-Hawk&エル・リンダマンの#STRONGHEARTS。「T-Hawk選手とリンダマン選手のエンターテインメントの最後に目指すゴールがたぶん僕の感覚と少し似てる」と皮膚感覚で感じているという宮原。中でもリンダマンには「僕、実はファンなんですね。下半期注目してる選手の一人」とべた惚れで、「彼ね、非常に気が利くと思うんですよ。なぜかというとジュニアリーグ戦あったじゃないですか。あれ僕、全日本プロレスをTVで見てたんですよ。彼ね3試合やって3試合ともコスチュームを変えてたんですよ。この子、気が利くなと思って」と手放しで絶賛。「その気が利くというのはエンターテインメントの中で凄く重要なことで、周りが見えてる子なんですよ、たぶん。実は僕はファンなんで、この開幕戦によっては僕の付き人になってもらおうかなというぐらい好き」と仰天発言を口にした。

 これにリンダマンも「じゃあ開幕戦を戦ったうえで、負けた方が片方の付き人になるというのはどうでしょうか?」と提案した。敗者付き人マッチの様相を呈する中、T-Hawkが「僕は彼とは18歳からの付き合いで僕の元付き人なんです。けど、気は利かなかったです」と明かしたが、宮原のリンダマン推しは変わらず。「エル・リンダマンに僕が付き人になったら荷が重すぎるし、僕の付き人になって学んだ方がいい」と言い切った。本当に負けた方が付き人となるかはわからないが、開幕戦で実現する昨年覇者とアジアタッグ王者の激突が俄然注目されるところとなった。


☆『2021世界最強タッグ決定リーグ戦』

[出場チーム]
▼Aブロック
諏訪魔&芦野祥太郎組
ジェイク・リー&大森北斗組
アブドーラ・小林&ドリュー・パーカー組
斉藤ジュン&斉藤レイ組

▼Bブロック
宮原健斗&青柳優馬組
TAJIRI&スペルクレイジー組
T-Hawk&エル・リンダマン組
イザナギ&デビル紫組

▼Cブロック
石川修司&佐藤耕平組
ヨシタツ&立花誠吾組
長井満也&LEONA組
真霜拳號&KAZMA SAKAMOTO組

▼Dブロック
ゼウス&入江茂弘組
大森隆男&木高イサミ組
岩本煌史&本田竜輝組
土肥こうじ&羆嵐組

[公式戦日程]
◆11/13(土)後楽園
ジェイク&北斗vs小林&パーカー(A)
宮原&青柳vsT-Hawk&リンダマン(B)
ヨシタツ&立花vs真霜&KAZMA(C)
ゼウス&入江vs大森&イサミ(D)

◆11/17(水)保土ヶ谷
ジュン&レイvs小林&パーカー(A)
石川&耕平vsヨシタツ&立花(C)
ゼウス&入江vs岩本&本田(D)

◆11/18(木)新木場
TAJIRI&クレイジーvsT-Hawk&リンダマン(B)
真霜&KAZMAvs長井&LEONA(C)
ゼウス&入江vs土肥&羆嵐(D)
大森&イサミvs岩本&本田(D)

◆11/21(日)千葉
諏訪魔&芦野vsジュン&レイ(A)
宮原&青柳vsTAJIRI&クレイジー(B)
イザナギ&紫vsT-Hawk&リンダマン(B)

◆11/23(火・祝)大阪
諏訪魔&芦野vs小林&パーカー(A)
ヨシタツ&立花vs長井&LEONA(C)
大森&イサミvs土肥&羆嵐(D)

◆11/27(土)名古屋
ジェイク&北斗vsジュン&レイ(A)
イザナギ&紫vsTAJIRI&クレイジー(B)
石川&耕平vs長井&LEONA(C)
岩本&本田vs土肥&羆嵐(D)

◆11/28(日)小田原
諏訪魔&芦野vsジェイク&北斗(A)
宮原&青柳vsイザナギ&紫(B)
石川&耕平vs真霜&KAZMA(C)

◆12/5(日)後楽園
優勝決定トーナメント準決勝2試合、決勝戦
※優勝決定トーナメント詳細は決定次第お知らせ致します


[試合形式及び、得点方法]
◆2021 世界最強タッグ決定リーグ戦は全16チーム参加、A、B、C、Dの4ブロック制によるリーグ戦を11月13日後楽園大会〜11月28日小田原大会までの7大会にて行い、12月5日後楽園ホール大会では優勝決定トーナメント戦を行う
◆優勝決定トーナメント戦はA・B・C・Dブロック1位の4チームで行う
◆各ブロック内で同点の場合は、12月5日後楽園大会にて優勝決定トーナメント戦を前に各ブロックにて優勝決定トーナメント戦進出決定戦を行う
◆公式リーグ戦は全て、PWFルールによるタッグマッチ30分1本勝負。優勝決定トーナメント戦および優勝決定トーナメント戦進出決定戦は時間無制限1本勝負で行う
◆勝ち=2点、負け=0点、時間切れ引分け=1点 両軍反則・両軍リングアウト・無効試合=0点


【Dブロック会見の模様】
▼土肥「おいおい、ちょっと待て。このコスプレしてるジジイ、パートナーいねぇじゃねぇか、お前」

▼羆嵐「そうだよ。誰も(隣に)座ってねぇだろ、おい。絶対立つなよ。立つんじゃねぇぞ。絶対立つなよ。パートナー誰なんだよ? どうなんだ? 言ってみろ」

▼大森「パートナー、パートナーうるせぇな。俺一人でもよ、この最強タッグ戦ってやろうと思ったけど、どうやらタッグじゃなきゃ出れねぇって聞いたからさ。パートナー見つけてある。出てこいX!」

※イサミが登場

▼イサミ「私で何か問題がありますでしょうか?」

▼大森「文句ねぇだろ。唯一無二のパートナー、木高イサミ選手だ」

▼イサミ「宮本裕向が欠場ってなって、さぁどうしようってなってたら、すぐに動きます。それがアックスボンバーズ、そしてヤンキー二丁拳銃の絆です。何か問題ありますか? ないでしょ?」

▼羆嵐「全く問題ありません」

▼イサミ「じゃあ座らせていただきます」

▼羆嵐「どうぞ。(大森に向かって)立つなって。立つなよ」

▼イサミ「立つとか立たないとか、品がねぇんだよ、お前ら」

▼羆嵐「何の話してんだよ?」

▼ゼウス「どうも皆さん、こんにちは。全日本プロレスのゼウスです。自分が全日本プロレス所属として最後のシリーズになるのがこの最強タッグなんですけど、去年実現するはずだった、この入江茂弘とのタッグチーム。今年はやっと組めるんで、凄く僕自身が120%燃えています。そしてこの自分も8年間、全日本にいて唯一獲れなかったタイトルがこの最強タッグなんですよ。今年は全力でこのタイトルを獲りにいき、華々しく全日本プロレス所属選手としての最後を飾りたいと思います」

▼入江「入江茂弘です。よろしくお願いします。今言ったようにゼウスさんのグランドスラムへの目標を達成するために自分も一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします。ゼウスさんのいつも凄くポジティブな言葉で自分も凄くやる気と元気をもらってますので、必ず優勝します。よろしくお願いします」

▼大森「どうなるかと思ったパートナーですけど、こうやって本当に頼もしいパートナー、アックスボンバーズ・木高イサミ選手が名乗りを上げてくれました。この彼の男気に必ず応えるためにも優勝しか考えておりません。だけどイサミ、俺たちタッグパートナーだしさ、タッグ組む時、アックスボンバーズの証であるハチマキ巻いてくるんだけど、今日どうしたんだよ?」

▼イサミ「それがあるとかないとか、そういうちっちゃいことはいいんですよ。アックスボンバーズは心にあるものなんで。(大森が懐に手を入れると)まさか大森さん」

▼大森「ちゃんとお前のやつを用意してきた。俺たちが何年か前に流山でアジアタッグ挑戦した時に渡したんだけど」

▼イサミ「3年前です」

▼大森「どっかいっちゃったって言ってるからもってきたよ」

▼イサミ「カッコいい。これをつけるのは試合当日にしまして、このメンバーの中でも僕は体が小さい方ですし、普通に考えて勝利するのは難しいのかなと思う方もおられると思いますが、僕のプロレスラー人生約20年、ほぼ大きい人たちと戦ってきたので、絶対の自信を持って。そして逆に大森さんのパートナーがイサミでよかったなと全日本プロレスファンの方々に思っていただけるような試合を志して、この最強タッグに臨ませていただきます」

▼岩本「岩本です。パートナーは違うんですけど、去年に引き続き2年連続出場ということなんですけど、去年の開幕戦がゼウス&入江組だったんですよね。本来は。なので今回4つブロックある中で同じブロックで、しかもゼウスさんが所属最後ということで、ゼウス&入江組と当たれることを楽しみにしております。目標はみんな優勝というと思うんですけど、僕らのチームはまだ発展途上なので、そんなことは言えないですね。ただ一つ一つ目の前の試合を勝っていけば結果は出てくると思いますので、開幕までにもまだまだ磨いていきたいと思います」

▼本田「本田竜輝です。今回、僕は岩本さんと組んで最強タッグに初出場します。出場するからには岩本さんも言ったように一つ一つ勝ちにいって、そしたら必ず結果というものが見えてくると思いますので、頑張りたいと思います」

▼土肥「土肥羆としてこの世界最強タッグに出るのはおそらく5、6年ぶりなんだけど、そこで奇しくも勝ち点2。シングルでもチャンピオン・カーニバル2020勝ち点2の羆嵐、そしてチャンピオン・カーニバル2021勝ち点2の土肥こうじ。そして5、6年前も勝ち点2だった俺ら勝ち点2の土肥羆がこの世界最強タッグ決定リーグ戦、旋風を起こしますよ。そういうことでいい?」

▼羆嵐「OK。はい、羆嵐です。去年に引き続き今年も世界最強タッグリーグ出場させていただきますよ。去年獲れなかったこの光輝くトロフィー、そして優勝という勲章を必ず手に入れますよ。そして勝利の祝杯を挙げたいと思います」

――イサミ選手は大森選手のパートナーに名乗りを上げた一番大きい理由は?

▼イサミ「相方がケガしてるんで、あまり簡単に軽々しくは言えないんですけど、逆にチャンスだなと。自分にとって。このタイミングで宮本裕向が選ばれていて、自分から出るといったかわからないですけど、でもやっぱり僕がいないというのは悔しくは思ってましたし。逆に今、それをチャンスに変えて大森さんと優勝する。ずっと昔から15年前にあったアックスボンバーズが未だに生きてるのをしっかりみせたいですね」

――最強タッグ自体にも色気があった?

▼イサミ「それはもちろんです。さっきの岩本選手の言葉があって、一戦一戦を大事にしていく。それも確かにそうだと思うんですけど、僕は完全に優勝を目指していくんで。あえての挑発だと取っていただければ」

――イサミ選手の名乗りを受けて?

▼大森「淡々と静かに語ってますけどね。その胸の中で物凄く熱いものを感じますよね。いろんな修羅場を潜り抜けて数々の激戦を戦ってきたイサミ選手。アックスボンバーズのイサミ選手だけど、もっと広い意味でのイサミ選手っていうのを僕も信頼してますので、非常に楽しみであり、十分に優勝を狙えるチームだと思っております」

――グランドスラムへ向けて相当な意気込みがあるのでは?

▼ゼウス「グランドスラムって言葉がさっき思い浮かばなかったんですけど、その通りなんですよね。この最強タッグ優勝してグランドスラム達成。必ず成し遂げたいと思ってます」

――それを成し遂げることが来年からの大阪プロレス復興へ向けて弾みになる?

▼ゼウス「大阪プロレスの代表取締役になって注目を浴びてると思うんですけど、その注目が全日本プロレスのためになれてると思うんで、この最強タッグ、自分が盛り上げて必ず優勝したいと思ってます」


【Cブロック会見の模様】
▼立花「このタッグリーグ初出場の俺だけどよ、どこのチームも基本的に俺よりでかいヤツしかいねぇから、できることは少ねぇから優勝は目指しません。なんていうわけねぇだろ、このヤロー。なぁ? GF」

▼ヨシタツ「バカヤロー、ビッグボスと呼べ。お前な、俺が言おうとしてたこと言うんじゃないよ」

▼立花「ビッグボスじゃねぇ。GFって呼べって言ったのお前だろ」

▼ヨシタツ「11月下旬ぐらいに優勝を狙える位置にいれば優勝狙っていこうかなってホントは言おうとしたんだけど。でもね俺は今日ちょっと怒ってる。例年の流れだったら、おそらく優勝チームが世界タッグチャンピオンに挑戦する流れになると思うんですけど、今年もおそらくそういう流れになるのかなって俺は予想してるんだけど、今日ね、世界タッグチャンピオンの芦野が会見に遅刻してきてるんですよ。俺はこういう会社のルールというかね、これは社会のルールですよ。こういう社会の基本的なルールを守れないヤツを俺はハッキリ言って許せない。俺はホントに優勝狙いますよ。優勝して諏訪魔&芦野組に挑戦して、これはね、制裁マッチやるしかないよ。これね、どう思います? 全日本プロレスのファンの皆さん。由緒正しい歴史ある世界タッグのベルトをそんなヤツが巻いてるんですよ。これは全日本にとって凄く不幸なことですよ。俺と立花この二人で世界最強タッグ優勝して、社会的な基本的ルールを守れない芦野を公開処刑します」

▼石川「大田区で世界タッグのベルトのチャンスを逃してしまったので、また最後列かなというときに、またこうやって横一線で狙えるチャンスがすぐ来たんで、ここで獲れないとホントになかなかタイトルというものから遠ざかってしまうんで、ここは必ず耕平さんと二人で獲りたいなと。大田区は負けましたけど、耕平さんの破壊力っていうのを改めて感じられた試合でもあったんで。初顔の初めて戦う選手もいてなかなか具合が読めないブロックではありますけど、それでも一番強いのは僕らだと思ってるんで、ブロック突破して優勝してトロフィー掲げたいと思います」

▼耕平「ツインタワーズで優勝して、もう一度チャンピオンチームにリベンジをして、ベルトを狙いたいと思います」

▼真霜「2AWの真霜拳號です。今回久しぶりに最強タッグ出るということで、ちょっと今の今まで実感なかったんですけど、こうやって会見に出ることで、ちょっと気合入ってきてます。今回パートナーがKAZMAということでね。10年以上ぶりになるのかなと思うんですけど、本格的に組むのが。ただ、それでも何の問題もなく我々は強いと思ってますので、このブロック、相手になるのはツインタワーズだけだと思ってます。なので、それまでの2戦は調整に使わせてもらって、最終的にツインタワーズに勝って決勝までいって優勝したいと思います」

▼KAZMA「世界最強タッグリーグ、こんな素晴らしいタッグリーグ戦に出れるなんて凄く光栄です。けど、今回のA、B、C、Dのチームを見てきて、ホントにふさわしくない選手が多いなと思いますね。例えば僕の目の前にいる紫のスーツ着た小僧。おい、お前、何を残してきた? 何か言ってみろよ」

▼立花「残さなきゃやんなきゃいけねぇのか? 残してねぇから、ここで残すんだろバカヤローが」

▼KAZMA「はい、ありがとうございまーす。内容がねぇんだ、てめぇよ。プロレスと一緒だな。まあどうでもいいよ。こんなカス。真霜と組んだら優勝候補まではいかないけど、優勝を狙えるところまではいけると思います。10年ぐらいぶり? 楽しみですね、ホントに。いろいろみせたいと思います」

▼LEONA「ドラディションのLEONAです。今回歴史あるタッグリーグ戦に出場する。そこに出場することを自分なりにしっかり考えて、体の中に落とし込んで全力でこのリーグ戦に臨んでいきたいと思います。今日、長井さんと一緒には並んでいませんが、コメントであった通り。こういったリーグ戦でチャンスをものにして、自分の中で一つ、また一つと勲章を積み上げていきたい。そして勝利したい、勝ちたい。その素直なファイターとしての気持ちに従ってリングで戦いたいと思います。よろしくお願いします」

――真霜&KAZMA組は10年以上互いに積み重ねてきて、タッグチームとしても進化した自信はある?

▼真霜「自信はありますよ、当然。その10年前ぐらい本格的に組んでた時よりも凄いことができるようになってますし、その時よりも二人ともできることの幅が広がりましたよね。なので、それを二つ組み合わせれば凄いチームになるんじゃないかなと思ってます」

▼KAZMA「真霜とはKAIENTAI DOJOの時から酸いも甘いも知ってて、離れた時間もあるけど、個々で成長してるんで問題はないと思います。さっきもちょっと話して、どうしようああしようといろんな話もできるので、それをリング上にリンクできたら問題ないですね。そこの部分では特に問題ないと思いますし、僕の目の前にいる紫の小僧のチームには絶対負けないですね。正直、怖いのはツインタワーズだけかなと思います」

――世界タッグに2度挑戦し、全日本でのタッグの勲章獲りを果たせていないが危機感はある?

▼石川「2回とも自分が獲られて負けてるんで、せっかく二人で築き上げてきたものを全日本のリングで結果として残せてないっていうのが自分が一番責任を感じてるんで。強いチャンピオンに挑戦してるのもありますけど、それでも俺らの方が強いと未だに思ってるんで、このタッグリーグ必ず制覇して、その思いを残したいなと、証明したいなというのがあります」

――LEONA選手は父の藤波辰爾選手から最強タッグ出場に際して言われたことはある?

▼LEONA「今、一緒になった時にプロレスに関することで言葉を交わすことがありますし、その時にやっぱり父にとって新日本と全日本という高い壁があった時代に戦っていた。息子である自分がこういった場に参戦する。最初は驚いてましたし、ある意味、そうかと。この戦いに参加できることに関して非常に喜んでいたと思います。そこで何をするか、このクセの強いメンバーの中で何を残していくかはお前次第だから。そういう部分はレスラーとしてある意味、突き放した厳しい言葉だったかなと思います」

――ヨシタツ・キングダムのお二人は新庄監督を意識している?

▼ヨシタツ「まあね。お互い襟が立ってるのは、やっぱそういうことですよね。そういう社会の流行ってるもの、そういう流れをちゃんと俺たちは入れていきたいと思っていて。そういう方に目を向けないとダメだと思うんですね。今朝も日経トレンディで来年の顔ってテレビでやってたんです。もうね、レスラーなんて一人も出てない。かすりもしない。ダメでしょ、そんなの。俺はね、いつかヨシタツ・キングダム、ヨシタツであの日経トレンディで来年の顔になってみせますよ。対世間だから、俺が考えてるのは。プロレス界を越えていきますよ」

▼立花「俺は前から襟立ててるからよ、あれだけど、俺は新庄監督がどうのこうのとかより、後ろのチョンマゲ野郎が何だかんだ言ってるけどよ」

▼KAZMA「ごめん、俺もうチョンマゲじゃねぇんだ」

▼立花「その似たような髪型のヤツがよ。しゃべるのは俺は得意だけどよ、試合でもわからせてやるよ」

▼KAZMA「ホントに得意か?」

▼立花「得意だよバカヤロー。俺より下回るヤツみたことねぇよ」

▼KAZMA「はい、ありがとうございます」


【Bブロック会見の模様】
▼宮原「宮原健斗です。まずはですね、このいよいよ全日本プロレス年末の風物詩がやってきた。冬を感じております。今回は例年と違うのが僕のイメージだと、オープンな、誰にでもチャンスがある横一線の気がしてるんで。今までだとエントリーされることに凄く意味があったんですけど、今回は凄くオープンな大会になってるイメージがあるので、横一線で誰にでもチャンスがあると。キャリアは一回関係なしになっちゃうのかなと。最近、三冠ベルト挑戦しましたけど、ベルトを巻くことができなかったんで、プロレスファンの皆さんは次、宮原何するんだと思ってると思うんで、ここは2連覇して来年、50周年イヤーにつなげたいなと思ってるんで。まずは13日の開幕戦、T-Hawk、リンダマン、このチームと戦うことがこのリーグ戦どうなるかが決まってくると思うんで。13日のことをまずは考えてますね。この13日の開幕戦は僕自身、楽しみですし、会場がキラキラした華やかな世界観になるんじゃないかなと思ってますので、ファンの皆さんは13日開幕戦から今からワクワクしてほしいなと思っております」

▼青柳「はい、青柳優馬です。このBブロック、4つあるブロックの中で見渡す限り、このBブロックが一番カオスなブロックなんじゃないかなと思います。カオスなブロックを勝ち抜いて我々ビジネスタッグが2連覇をしたいと思います。年末なんで、最強タッグ2連覇という仕事納めをしたいと思います」

▼T-Hawk「みなさん、こんにちは。T-Hawkです。まず最初にこの世界最強タッグにエントリーできたことを凄く感謝しております。と同時に先ほど宮原選手も言ってましたけど、13日の開幕戦、ここでT-Hawk&リンダ、宮原&青柳と当たるわけですけど、もちろん開幕戦というのは凄く大事なスタート、大事な一歩目になると思うので。特に先日アジアタッグで防衛した時の青柳優馬とはそこまで濃く絡めてなかったのもありますし、やってて楽しかったのもある。もちろん宮原健斗の持ってる世界観を逆にT-Hawkリンダの持ってる世界観でぶち壊してやろうかなと思ってます。そしてもちろん他のタッグチームも凄く魅力的なブロックだと思うので、しっかりGLEAT代表として優勝目指して、ここは獲りに行きたいと思います」

▼リンダマン「エル・リンダマンです。Bブロック見渡してみると、バラエティーに富んだチーム構成になってるなと。TAJIRI選手には忘れもしない、僕が新台湾プロレスで毒霧を放たれてバズソーキックで負けた恨みまだ忘れてないですからね。そして宮原&青柳組も世界タッグを結構な回数防衛を重ねていたりとか全日本プロレスを象徴するタッグチームというのもありますし、それはひじょうに楽しみで。後ろのデビル紫、イザナギ組も発表当初はこれ白星配給係かなと思ったんですが、まさかまさかのみてください、これ。世界ジュニアタイトル、イザナギ選手が戴冠ということで。イザナギ選手が戴冠してるということは、この僕がJr.BATTLE OF GLORYで負けたフランシスコ・アキラに勝ったSUGIに勝ったイザナギ。おい、恨み忘れてねぇからな、このヤロー。そんなことはありつつ…」

▼イザナギ「もう一回言ってみろ!」

▼リンダマン「何回でも言ってやるよ! 待っとけよ。あとで面白いことしゃべるんだろ。置いといて。この世界最強タッグリーグにエントリーされるということは、このGLEAT、#STRONGHEARTSがアジアタッグを獲ったからこそ、ここにエントリーさせていただいていると思ってるんで。今までも申した通り、アジアタッグは世界タッグの下だと思ってない。この先、優勝して世界タッグに挑戦するための前哨戦だと捉えてるので。だから開幕戦である宮原&青柳との対戦も非常に楽しみではありますが、これは一つの世界タッグタイトルマッチへの前哨戦ということで。ここはスッと突破して、このリーグ戦もキッチリ優勝して、世界タッグ戦へ弾みをつけていきたいなと思います」

▼TAJIRI「今こんな時代で外国人が入ってきにくい中、ある理由があってクレイジーは幸いに日本に来ることができて、もう実は来ています。今は隔離期間ですね、2週間の。非常に元気で毎日連絡しています。この前アメリカからベルトを持ってきて、クレイジーと組むことになって、今リンダマン選手、忘れてたんですけど、台湾でやってる。インターナショナルな香りっていうか、そういうのを全日本が発揮するきっかけ、今そういう重要なポジションに俺いるの?って感じですね。ここはそういう点でも頑張らないと。青柳選手も言ってましたけど、ここのブロックいろんな生態系がはびこる沼に落とされたような心境でですね。いろんな選手が一番いると思います。そういうのがはたからみてると一番面白い。この沼の中でどの生き物が果たして生き残るのかなみたいな、そういう楽しみ方もできると思うんですね」

▼イザナギ「紫が日本語しゃべれないんで私が代表して紫の分もしゃべることになると思うんですけど。今回我々のリーグ戦に出る意義は脱洗脳ですね。我々のようなチームがスターそろいのタッグチームに勝って優勝するなど誰が思ってますか? 誰も思ってない。我々ももしかしたら思ってないぐらいだったかもしれない。でもそれがそもそも社会の洗脳なんですね。人間の能力なんてほとんど変わりない。ほとんどの人間が自分の潜在能力を出し切れてない状態で我々が優勝できないなんてことは本来あり得ないんですね。我々が優勝することによって全日本プロレスファンの可能性の枠を緩めること。これが我々の目的ですね。これを広げるきっかけになればいいかなと我々は思ってます。ただ優勝するだけじゃないですから。感動のもう一つ上のバージョン、もっと強い衝撃を与える。感銘ですね。皆さんに感銘を与えることが我々タッグチームの使命です。そして皆さんの洗脳を解き、社会の洗脳を解き、地球の次元を上昇させる。それが我々PURPLE HAZEの役目です」

――ここで連覇を逃せば、無冠で年を越すことになるが?

▼宮原「もちろんね、何もなく年を越すってことは自分のプロレスラーとして何も残せてないってことなんで。当たり前のように2連覇は二人の中でありますけどね。普段当たらない選手と。世界ジュニアチャンピオンのイザナギ選手とかね。普段当たることもないしね。あのベルトを巻いてどういう選手になってるかなというのも楽しみだし、それは小田原の皆さん楽しみにしてもらいたいと思うし。TAJIRI選手、スペル・クレイジー選手、非常にこの二人も自分の世界観を持ってやってるチームだと思うんで、そこも楽しみですしね。あとリンダマン&T-Hawkも楽しみで、エル・リンダマン選手、僕実はファンなんですね。下半期注目してる選手の一人で、僕の付き人になんねぇかなと思ってるんですよ、実は。彼ね、非常に気が利くと思うんですよ。なぜかというとジュニアリーグ戦あったじゃないですか。あれ僕、全日本プロレスをTVで見てたんですよ。彼ね3試合やって3試合ともコスチュームを変えてたんですよ。この子、気が利くなと思って。これ俺の付き人にしたいとずっと思ってたんですよ、実は。その気が利くというのはエンターテインメントの中で凄く重要なことで、周りが見えてる子なんですよ、たぶん。実は僕はファンなんで、この開幕戦によっては僕の付き人になってもらおうかなというぐらい好きですよ」

▼リンダマン「非常にうれしいです。宮原選手ありがとうございます。じゃあ開幕戦を戦ったうえで、負けた方が片方の付き人になるというのはどうでしょうか? この場合どっちがフォールを取った取られた、これはしょうもないことになるんで、T-Hawk別に二人とも付き人にはしなくていいですね。T-Hawk自身は」

▼T-Hawk「あと一つ言わせてもらうのが、僕は彼とは18歳からの付き合いで僕の元付き人なんです。けど、気は利かなかったです。これは宮原選手に言っとこうかなと思ったんですけど」

▼宮原「そうですね。近くにいないとわからない部分ってあるんで。ただ、T-Hawk選手とリンダマン選手のエンターテインメントの最後に目指すゴールがたぶん僕の感覚と少し似てるんですね。それは感覚の問題なんで。T-Hawk選手とは王道トーナメントでシングルやったんですけど、体と体が触れた時の世界観が楽しみで、だからエル・リンダマン、僕ファンなんで。エル・リンダマンに僕が付き人になったら荷が重すぎるし、僕の付き人になって学んだ方がいい」

▼リンダマン「しっかり開幕戦で結果を残して、宮原健斗ついでに青柳優馬も俺の付き人になってもらおうかなと。俺の付き人になるってことは、T-Hawkの付き人が俺であって、俺の付き人が宮原、青柳になるわけだから、もうT-Hawkには一生頭が上がんないよと。そういう形にさせてやろうと思います」

――最強タッグ連破は過去4チームしかなしえていないが記録は意識する?

▼宮原「それは気合入りましたね逆に。その情報入ってないんで、それは僕と青柳優馬選手の名前を刻まないとダメなことでしょうね。ありがとうございました、いい情報を」


【Aブロック会見の模様】
▼諏訪魔「最強タッグ年末恒例ってことなんですけど…」

▼北斗「おい! 諏訪魔、いや諏訪魔専務だ。あんたのパートナーの遅刻のせいで1時間待たされてよ、最後の最後になってんだ。まずはよ、謝罪だろ、謝罪。専務の責務だろ、隣のヤツに謝罪させることがよ」

▼芦野「こうして会見に間に合いましたので、別に問題ないかと思いますが、遅刻したのはすいません」

▼諏訪魔「遅刻って、これはいろんな事情があるわけだから、チャンピオンだしさ、ドンと構えてりゃいいや。時間通り来てるんだから、それはそれでいいんじゃないかと思いますね。俺ら暴走SUPLEX、タッグチャンピオンとしてね、この最強タッグも優勝必ずしたいと思ってます。それと今ね、北斗がガーガー言ってきてるわけだけど、今感じたこと言わせてもらえばさ、ジェイクがさ、ちゃんと教育してねぇんじゃねえかっていう」

▼ジェイク「おいおい、何言ってんだよ。あんたら何言ってんだ。あんたが特によ。遅れたことは北斗が言っててさ、それで教育が俺のせいだと? 何言ってんだ。しっかり謝罪しろ専務」

▼諏訪魔「相変わらずジェイクのエゴというかね、そういう形でいろいろ言ってくるのがいいかもしれないけど、今、三冠チャンピオンなわけで、全日本プロレス50周年を記念する年がカウントダウンが入ってるわけですから、50周年の主役がジェイク・リーでいいのかと。当然まだまだ時間あるわけだから、ここでジェイクは主役から降りてもらう。そのきっかけをこの最強タッグで示したいなと思う。当然、俺らが全勝優勝。それをこの場で公言させてもらいますよ。お前ホントに腹立つな。偉そうにしてんじゃない。みんなお前によ、ムカついてる部分だってあるんだぞ。お前が正しいわけじゃないんだ。いろんな人間が感じてるものあると思うよ。全部が全部お前が正しいわけじゃないんだ。そのへんをわかっててもらいたいなと。お前の周りみんな敵だからな。それを先頭きって俺らがぶっ潰してやるからな。やってやるよ」

▼ジェイク「おぉ、いつでもこいよ」

▼諏訪魔「やるか? やるぞ、このヤロー」

▼芦野「Enfants Terribles、そして暴走SUPLEXの芦野祥太郎です。ちょっと少しだけ時間遅れてしまいまして、それをつつかれたわけですが、逆にとってみればAブロックの会見が大トリになったわけですから、ポジティブに捉えていくのが人生、正しい生き方なんで。北斗君がワーって言いましたけど、別にリング上が全てなんで、会見こういう場で挑発してくるのはいいと思いますけど、リングの上でプロレスラーとして俺に突っかかってきてもらえればなと思います。Enfants Terriblesにいた時も印象ないし、俺が認めて入れたわけじゃない。彼は彼なりに頑張ってると思うんですよ。リング上ではさっき言ったことをプロレスのルール内で彼に表現したいと思うんで。俺と諏訪魔さんのプロレスにどれだけついてこれるか。それだけですね。あとジェイク・リーもお前、もう一回沈めてやるからな」

▼ジェイク「いろいろ言おうと思ったけど、細かいことは抜きだ。おい、みんな敵だって言ったな。それは当たり前だろ。いいぜ、いつでもやってやるよ。50周年の主役は任せられない? ならいつでも来いよ。待ってやるからよ」

▼北斗「今、カメラの前で一つ、遅刻したアホを専務がその罪をもみ消しました。おい! 斉藤兄弟、お前ら若手も言ってやれよ。こんな上司じゃダメだろ。この後コメントあると思うけど、斉藤兄弟も言ってくれると思うよ。こうして初出場になった世界一カッコいい俺を見てくれって一つ言わせていただきます。言いたいことはそれぐらいかな」

▼ジュン「斉藤兄弟の兄・斉藤ジュンです。正直言いますと、今年の最強タッグ出れると思ってなかったので驚いてます。驚いていますが、うれしくもあり、これはチャンスだと思ってますので、弟と二人で最強タッグ勝機をつかみに思い切りぶつかっていきたいと思います。それとそうですね。芦野さん、確かに時間を守れない先輩はカッコ悪いとは思います」

▼北斗「言ってやれ、おら!」

▼レイ「弟の斉藤レイです。兄が言った通り、まだデビューして数カ月の自分と兄が最強タッグに出れると思ってなかったんですが、出させていただけるということで大変光栄に思ってます。ただ、自分と兄は兄弟としての初勝利がないので、この最強タッグでチャンピオン、強豪そろいの最強タッグで爪痕を残したいと思います」

――暴走SUPLEXの二人はタッグチームとしての完成度は?

▼諏訪魔「当然100%の状態。だからチャンピオン。ここから120、200と上げていくわけで、そのために当然この生意気なヤツらをぶっ潰すしかない。覚えとけよ。ガッチリいくぞ」

▼北斗「小田原の主役が誰かって教えてやるよ」

▼諏訪魔「ジェイク覚えとけよ。みんなおめぇのこと狙ってるからな。当然、聞くところによると岩本あたりもお前に思うこといっぱいあるらしいよ。石川選手もそうだ。どんどん来ると思うよ。今すぐやった方がいいと思うよ。やろうよ」

▼芦野「完成度、これは100。諏訪魔さんもおっしゃられた通り。もちろん100ですし、これから上げていく、ウルトラジャーマンボムが我々にはありますから、その新たな形も今回のタッグリーグで見せていければなと思いますね。小田原、主役は誰なのかってこと言ってましたけど、我々でしょうね。あんま生意気なこと言うんじゃねぇよ、むかつくな、お前」

――三冠王者となった今年、最強タッグ優勝で締めくくると?

▼ジェイク「もちろん、そうだ。だから俺はこいつ(北斗)を選んだ、こいつの存在意義を確立させる。そんな締めくくりにしたいよね」

▼北斗「今年、あそこにいる、一度は尊敬して、一度は背中を追った男・芦野祥太郎は俺たちを捨てて、こういうユニットを作って。まだデビューして3年経ってない俺だけど、必死でこうやってジェイクさんの隣でさ、ナンバー2として食らいついてきたから、その締めくくりをこのリーグ戦で見せたいと思います」


【小林のコメント】「全日本は明るいか? 俺たちは明るいぞ! 全日本は楽しいか? 俺たちは楽しいぞ! 全日本は激しいか? 俺たちは激しいぞ! みんな知ってるとおり激しすぎるぞ! ドリューは世界最強タッグリーグの歴史を踏まえた上で参戦だ! 去年のタッグリーグを見てるみんなは知ってるな。アブ小プロはいつでもアブ小プロだ! 今年も大日魂全開だよ! 押忍!」

【パーカーのコメント】「全日本プロレス最強タッグリーグの歴史を振り返ると、外国人レスラーで誰が誰なのかが本当に分かる。ファンクス、ブルーザーブロディ、スタンハンセン、テリーゴディ。このレスラー達と俺は違うタイプのレスラーかもしれないが、俺たちが共有していることは、血に飢えているということだ。過去数十年で、全日本は大きく変わった。血はどこだ? 暴力はどこにも無い。お前たちは全員、柔らかくなった。小林さんとこの俺が全日本を救い、栄光の時代に戻すためにやって来る。押忍!!」


【長井のコメント】「リーグ戦で結果を残し全日本プロレスの歴史のあるタッグのベルトを、ビッシビシ狙っていきます!」


【クレイジーのコメント】「みなさん、こんにちは、スペルクレイジーです! メキシコから来日しました。もちろんみんな覚えてるよね。11月から全日本プロレスに登場します。世界最強タッグリーグにTAJIRIさんとタッグで参戦します! よろしくお願いします!」

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