11/18【全日本】真霜&KAZMA連勝 決勝T王手でツインタワーズ戦へ

『2021世界最強タッグ決定リーグ戦』東京・新木場1stRING(2021年11月18日)
Cブロック公式戦 ○真霜拳號&KAZMA SAKAMOTOvs長井満也&LEONA×

　真霜&KAZMAが長井&LEONAを破って2連勝。決勝トーナメント進出に王手をかけ、ツインタワーズとの最終公式戦に臨むことになった。

　勤王党再結成となった真霜とKAZMAは初戦でヨシタツ&立花に完勝。この日、2戦目で長井&LEONAのドラディションタッグと対戦した。KAZMAが長井のラフ殺法に機先を制され、真霜もキャプチュードで投げられて劣勢に。さらにLEONAにドロップキックやダブルアームスープレックスで攻め立てられた。

　思わぬ苦戦となったが、真霜とKAZMAはタッグワークをいかんなく発揮して立て直す。ブラインドタッチでLEONAを翻ろうすると、KAZMAがトラースキックを連射。真霜とのサンドイッチランニングニーをぶち込む。真霜が丸め込みを連発するLEONAのドラゴンスクリューを食らったものの、足4の字狙いを首固めで切り返すと、すかさずKAZMAがランニングニーで援護射撃。最後は真霜が無道で絞め上げてLEONAを料理した。

　真霜&KAZMAが快勝。2連勝で勝ち点を4に伸ばした。あとは11・28小田原大会の石川&耕平戦を残すのみ。開幕前に「正直、怖いのはツインタワーズだけ」としていたように、無傷でヤマ場を迎えることになった。

　試合後はなぜか真霜がしゃがれ声となったが、「全然、声出ないけど、技も出してねぇ。声も出ねぇし、技も出ねぇ。余裕だよ、まだまだ」とキッパリ。KAZMAが「見てる人にはわかると思うけど、俺たちやってること、他のヤツらとは違うことやってるから」と言うように、この日も抜群のタッグ力を発揮した。ツインタワーズに勝てば全勝でCブロック突破が決まるとあって、KAZMAは「しっかりやれば、間違わなければ、ミスしなければ優勝できると思う。俺らCグループは次がヤマだから。ここしっかり勝てば優勝みえるんじゃないですかね」と手応え十分に豪語していた。

　一方、長井&LEONAは初戦黒星。実はこの日がタッグ初結成だったが、長井は「このチームが負ければ長井満也のせい、このチームが勝てばLEONAが頑張った。そうだと思う」としたうえで、「結果はよくなかったけど、なんとなく二人の形が出せそうかなと思うんで。残りの大阪と名古屋、ガッチリと勝って、ビッシビシ! 後楽園ホール、決勝、優勝までいってやる!」と好感触とともに宣言していた。

【試合後の真霜&KAZMA】
▼真霜「(しゃがれ声で)声が出ねぇな。何だ? 」

▼KAZMA「天龍さん? 」

▼真霜「声は出ねぇけど全然余裕だ。今日は何分だった?」

▼KAZMA「8分35秒」

▼真霜「8分? まあまあかな」

▼KAZMA「まあまあ」

▼真霜「全然、声出ないけど、技も出してねぇ。声も出ねぇし、技も出ねぇ。余裕だよ、まだまだ」

▼KAZMA「どうしたんだろうな? けど、見てる人にはわかると思うけど、俺たちやってること、他のヤツらとは違うことやってるから。このままこういう感じでやっていこうかなと思います。他のチームと違うことしないと自分はフリーだから生きていけないから。真霜もそういうとこ分かってくれてるんで。ま、しっかりやれば、間違わなければ、ミスしなければ優勝できると思う。俺らCグループは次がヤマだから。ここしっかり勝てば優勝みえるんじゃないですかね。ま、次、小田原か。やってやりましょうか」

▼真霜「よし!」

【長井の話】「まぁ、このチームが負ければ長井満也のせい、このチームが勝てばLEONAが頑張った。そうだと思うんで、残り二つキッチリ勝って決勝までいきたいね。でも二人でタッグ組んだのが今日が初めてだったんで、結果はよくなかったけど、なんとなく二人の形が出せそうかなと思うんで。残りの大阪と名古屋、ガッチリと勝って、ビッシビシ! 後楽園ホール、決勝、優勝までいってやる!」

【LEONAの話】「負けた。何もない。ここから俺の世界最強タッグリーグ…」