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11/26【DDT】情緒不安定の高尾が缶チューハイで佐々木殴打 UNIVERSAL王座戦会見

 12・5後楽園大会でDDT UNIVERSAL選手権試合を行う王者・佐々木大輔、挑戦者・高尾蒼馬が26日、東京・渋谷区のAbemaTowersで会見。情緒不安定となった高尾が缶チューハイで佐々木を殴打する暴挙を働いた。

 11・10新宿大会で高尾が佐々木を襲撃して決まったUNIVERSAL王座戦。この日、会見が行われ、佐々木は缶ビール、高尾は缶チューハイをそれぞれあおりながら出席。ともに調印書にサインした。

 DAMNATIONで共闘していた二人だが、ユニット解散によってたもとを分かった。そして今回、ベルトをかけて対決する。高尾は「元はと言えば、佐々木大輔が自分をリングに呼び、蹴りを入れ、裏切り行為をしたことから今に至ります。こっちもそのままいるわけにもいかないんで、その報復をしてやろうかなと思ってます」と主張。「このチャンピオンには似合わない、このベルトを奪って自分が巻いてやろうと思います」と宣言した。

 迎え撃つ佐々木は「この試合は10年前にドッグフードを食わされた恨み、それを晴らすためだけの試合。高尾蒼馬に興味はない。上野(勇希)にも勝てないようなヤツに俺が負けるわけがないだろ。俺と高尾蒼馬が試合したって、誰も注目しねぇんだ」、「俺の理想のDAMNATIONは世界を滅亡に導くような集団を目指していたけど、ご覧の通りの頭の悪さ。こんなヤツがいたら、そんなことできないだろ」と言いたい放題に高尾を酷評。「会社が無責任に作ったUNIVAERSALのベルト。俺はこのベルトを持ってる間は好き勝手やらせてもらう」と宣言し、「高尾蒼馬はどうでもいいんだ。次も考えてるんだ。対抗戦もいいじゃねぇか。俺が対戦したいのはジョン・モクスリーだ」とぶち上げた。

 佐々木とは対照的に高尾は「こんな風に言われてますけど、一緒にベルトを巻き、9度の防衛をして、楽しく一緒に酒を飲んで、今でも心のなかで仲間だという気持ちがあると思ってます。こういう風になりたくてなったわけではない。非常につらい気持ちです」と未練があるのか涙ながらに話した。そして、突如立ち上がって「佐々木、俺が何かしたか?」と感情的になって突っかかり、「俺なんかしたか? してないよね? 何もしてなくないか?」としつこく迫った。

 高尾は完全に情緒不安定。フォトセッションに移っても着席したままだったが、やおら立ち上がると、写真撮影に応じるかと思いきや飲み干したチューハイの缶で佐々木の頭を殴打して立ち去った。


☆12/5(日)東京・後楽園ホール『D王 GRAND PRIX 2021 II the FINAL』10:30開場、11:30開始

▼DDT UNIVERSAL選手権試合
[挑戦者]
高尾蒼馬
vs
佐々木大輔
[第5代王者]
※佐々木2度目の防衛戦

プロ格 情報局