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11/28【NOAH】田中が杉浦ピン! 元日ZERO1後楽園での世界ヘビー挑戦を熱望

『LEC クリンぱっ! presents NOAH the BEST 2021』東京・国立代々木競技場 第二体育館(2021年11月28日)
○田中将斗&武藤敬司&丸藤正道vs藤田和之&桜庭和志&杉浦貴×

 田中が世界ヘビー級王者・杉浦から直接ピンフォール勝ち。元日のZERO1後楽園大会での王座挑戦を希望した。

 ビッグマッチとなった代々木大会のセミファイナルで“M's alliance vs 杉浦軍"の豪華6人タッグマッチが実現。初対決となった丸藤と藤田も火花を散らしたものの、終盤に熱を帯びたのはやはり杉浦と田中の遭遇だった。

 やはり男と男の猛烈エルボー合戦で真っ向勝負。杉浦が押し込んで桜庭とのダブルインパクトを狙ったものの、田中が失敗を誘ったところで、飛び込んだ武藤がシャイニング弾で援護射撃だ。杉浦もやはり猛烈なエルボー合戦に持ち込んで盛り返したものの、これを腕を引っ張りながらのスライディングDで制した田中が、最後は正調のスライディングDをぶち込んで3カウントをもぎ取った。

 今夏のダブルタイトル戦で杉浦に世界ヘビー級王座を奪われている田中は、「ZERO1には世界ヘビーのベルトがどうしても必要です。もう数ヶ月経って、次のチャレンジャーが決まらない中で、モヤモヤしたままでいたくないんで。うちが試合数があまりない中で、1月1日決まっているんだったら、そこで僕に杉浦さんに挑戦させてください」と表明した。

 無論、ノアが元日に日本武道館大会を開催することを承知のうえでの願い。「ノアさんに凄く大事な試合あるのはわかってますよ。わかってますけど、うちにとっても1月1日の試合っていうのは1年で火祭りと並ぶ恒例となった試合なんで。そこでハッピーエンドにしたい。そこで挑戦させてください」と訴え、“ノア所属"の武藤も「M'sとしてバックアップするよ」と約束した。

【試合後の武藤&丸藤&田中】
※武藤と丸藤が田中を真ん中に座らせると

▼田中「ありがとうございました。今日、勝ったから1つ言わせてもらうけど。前も勝った時に杉浦に結果的にダブルタイトルでやろうと言いましたけど、今回俺はチャレンジする立場なんで、俺の気持ちを言います。ZERO1には世界ヘビーのベルトがどうしても必要です。もう数ヶ月経って、次のチャレンジャーが決まらない中で、モヤモヤしたままでいたくないんで。うちが試合数があまりない中で、1月1日決まっているんだったら、そこで僕に杉浦さんに挑戦させてください。よろしくお願いします。本当にね、ノアさんに凄く大事な試合あるのはわかってますよ。わかってますけど、うちにとっても1月1日の試合っていうのは1年で火祭りと並ぶ恒例となった試合なんで。そこでハッピーエンドにしたい。そこで挑戦させてください。ノアさんの選手の前で言うのはあれですけど…」

▼武藤「M'sとしてバックアップするよ、田中よ」

▼田中「ベルトがない中で、試合をするというのはうちのファンのフラストレーションにもなると思うんで。対戦が決まってないんであれば、僕はそこに名乗りを挙げます」

▼武藤「今日、タッグ組んで横にいてもね、田中の熱量を感じましたよ。意気込みを感じましたよ。ぜひ頑張ってほしいですね」

▼田中「はい。頑張ります」

▼丸藤「ありがとうございました」

プロ格 情報局