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12/1【DRAGONGATE】KAMEI連続挑戦もKENTo返り討ちでブレイブV2 U-T無視で問題龍を指名

『FANTASTIC GATE 2021』東京・後楽園ホール(2021年12月1日)
オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合 ○SB KENTo vs JACKY“FUNKY”KAMEI×

 KENToが連続挑戦となったKAMEIを返り討ちにし、ブレイブゲート王座2度目の防衛に成功。U-Tの挑戦アピールを無視し、問題龍をV3戦の相手に指名した。

 10・17神戸大会でブレイブ王者・KENToに挑戦し、敗れ去っているKAMEIが11・23神戸大会で再挑戦を表明。先に名乗りを上げていた同じNATURAL VIBESのU-Tが譲ったことで、KAMEIの連続挑戦、約2ヵ月ぶりの再戦がこの日、実現した。

 先手を取ったのはKENTo。KAMEIが狙った場外ダイブを阻止し、エプロン上でのデスバレーボムの荒技を敢行した。KAMEIが大ダメージを負ったのを見逃さず、変型バックブリーカーや変型キャメルクラッチなどで腰へのピンポイント攻撃を展開。5分過ぎまでワンサイドに攻め込んだ。

 防戦一方となったKAMEIだったが、決死のトルニージョを放って反撃を開始。ミサイルキックも放っていく。逆水平合戦でも一歩も引かず、延髄斬りを発射。負けじとKENToもすぐさまバックドロップで逆襲してダブルダウンとなった。

 同時に起き上がった両者はエルボー合戦で再び意地を張り合う。これを制したKENToがジャーマンでぶっこ抜きにかかると、阻止したKAMEIは吉野正人譲りのトルベジーノ十字固めで3カウントを迫る。そのまま丸め込み合戦となって、あわやの場面も作ってみせた。

 だが、KENToはスパインバスターで叩きつけ、またも腰にダメージを与えた。あきらめないKAMEIはSBシューターを阻止してジャックナイフで丸め込んだが、3カウントは奪えず。再びトルベジーノを仕掛けたものの、KENToも同じ手は食わない。これを阻止してクロスアームスープレックスを敢行すると、ギリギリで返したKAMEIにファイアーマンズキャリーの体勢から高々と持ち上げて叩きつける変型フェースバスターで追い討ち。すかさずSBシューターで捕らえてKAMEIの粘りを断ち切った。

 KENToがKAMEIを連破し、ブレイブ王座2度目の防衛を果たした。しかもセコンド介入なしの正攻法による快勝劇。「おい、JFK。やっぱりお前と試合してると楽しいぜ。だがよ、てめぇはまだ弱ぇんだよ。悔しいか? 悔しいよな? だったら泣いて出ていけ、コラ」と勝ち誇った。

 メインのマスカラ戦に臨むディアマンテ&ダイヤ・インフェルノに勝利のバトンを渡した形。「ではでは、皆様、本日のメインイベントは次でございますね。おそらくMASQUERADEのドラゴン・ダイヤ、もしくはシュン・スカイウォーカーのどちらかが皆さんにマヌケな素顔をお披露目すると思いますんで、皆さん、不細工なツラをよく見とけよ、バカヤロー」と吠えたKENTo。その眼前にU-Tが立ちはだかり、挑戦をアピールした。これを無視してリングを降りたKENToはバックステージで「次のチャレンジャー、俺から逆指名してやるよ。逆指名する相手はな、あいつだ。問題龍! てめぇだ、おい!」と指名。問題龍の地元凱旋となる12・12多治見大会を舞台に指定し、「てめぇの地元・多治見で俺が逆指名、ブレイブのタイトルマッチやってやるからよ、首洗って待っとけ」と通告していた。

☆12/12(日)岐阜・多治見市産業文化センター『FANTASTIC GATE 2021 問題龍/シュン・スカイウォーカー凱旋大会』17:00開始

▼オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合
[挑戦者]
問題龍
vs
SB KENTo
[第43代王者]
※KENTo3度目の防衛戦

【KENToの話】「無事にJFK、防衛成功しました。皆さん拍手を。拍手をお願いします。お前らも気づいてんだろ? 次のチャレンジャー、俺から逆指名してやるよ。逆指名する相手はな、あいつだ。問題龍! てめぇだ、おい! てめぇの地元・多治見で俺が逆指名、ブレイブのタイトルマッチやってやるからよ、首洗って待っとけ」

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