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12/5【DDT】火野とボディガーが電撃合体 12・26代々木でKO-Dタッグ挑戦

『D王 GRAND PRIX 2021 II the FINAL』東京・後楽園ホール(2021年12月5日)
○遠藤哲哉&秋山準&吉村直巳&火野裕士&ボディガーvsHARASHIMA&樋口和貞&クリス・ブルックス&岡林裕二&MAO×

 D王GP出場選手による10人タッグマッチで火野とボディガーが力比べを展開。試合後、タッグ結成に合意し、12・26代々木大会でのKO-Dタッグ王座挑戦が決まった。

 第4試合はD王GP出場選手によるスペシャル10人タッグマッチ。秋山&遠藤&吉村&火野&ボディガーのAブロック出場選手と、HARASHIMA&樋口&ブルックス&MAO&岡林のBブロック出場選手の激突となった。

 試合は秋山と樋口の顔合わせで幕開け。激しい打撃戦を樋口が逆水平で制すると、岡林と押しのけ合いながら逆水平を連発した。その後、HARASHIMAが火野とボディガーのパワー競争の餌食に。火野とボディガーが競い合うように代わる代わる逆水平を連発。火野がフォールアウェイスラムで投げ飛ばせば、ボディガーも同じ技で続く。火野が滞空式ブレーンバスターで叩きつけると、ボディガーも滞空式ブレーンバスターを敢行した。

 HARASHIMAもミドルキックを連発し、ファルコンアローで火野を叩きつけてようやく岡林につないだ。串刺しラリアットで突っ込んだ岡林はブレーンバスターで火野をぶっこ抜き、アルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げる。火野がしのぐと両者は逆水平合戦で真っ向から火花。両者の胸板が真っ赤に染まっていく中、火野がノーガードで岡林の連打を受け止めると、岡林もノーガードで火野の逆水平を受け止め、ショルダータックル合戦で正面衝突。火野がエクスプロイダーでぶん投げた。

 ここで吉村が登場。岡林に逆水平を連発し、ショルダータックルで果敢に立ち向かったが、ボディスラムで止められてしまう。ブルックスがミサイルキック、ダイビングセントーンで追撃し、卍固めで絡みつく。秋山がカットに入っても樋口がラリアットで撃退。吉村も串刺しラリアットで反撃したが、ブルックスはロープ越しのダイアモンドカッターを敢行。吉村も逆水平合戦に持ち込み、ブルックスがカウンターのジャンピングニーを見舞っても、一本背負いをカウンターで決めた。

 今度は遠藤とMAOが登場。スワンダイブ式エルボーで先制した遠藤に対し、MAOはアッパー掌底でやり返す。すかさず岡林ら4人が加勢して連続串刺し攻撃を敢行。HARASHIMAのスワンダイブ式ボディプレスとMAOのギロチンドロップを同時に決めたが、ムーンサルトアタックは火野とボディガーが飛び込んでキャッチ。ダブルボディスラムで叩きつけると、遠藤がハンドスプリングレッグラリアットを発射。トーチャーラックボムで追い討ちをかけると、最後はシューティングスタープレスを放って混戦に終止符を打った。

 試合後、リングに残ったのは火野とボディガー。火野が「バディやん、こんなややこしいタッグの中でたまたま生まれた連係、よくないですか? この続きやるためにも組んでみないですか?」と共闘を呼びかけた。ボディガーも「火野やん、今日ちょっとやってみて、何か気が合いそうやな。組んでみる? 組むか」と合意。「どうせ組んでやるんやったら俺と火野やんや。ベルトほしいよな」とKO-Dタッグに狙いを定めた。

 すると引き揚げようとしていた王者・HARASHIMA&吉村がリングに引き返してきた。HARASHIMAが「タッグ挑戦したい? 僕らいつでも誰でも大歓迎だよ。いつでもやってやるよ」と迎撃を宣言。今林久弥GMが12・26代々木大会でのKO-Dタッグ王座戦開催を決めた。すると火野とボディガーは握手を求め、王者組が応じると、火野がHARASHIMA、ボディガーが吉村にラリアットを同時に叩き込む。火野とボディガーは二人で吉村を踏みつけてタッグ王座戦へ向けて気勢を上げた。

☆12/26(日)東京・国立代々木競技場 第二体育館『NEVER MIND 2021 in Yoyogi』13:30開場、15:00開始

▼KO-Dタッグ選手権試合
[挑戦者]
ボディガー
火野裕士
vs
吉村直巳
HARASHIMA
[第71代王者]
※HARASHIMA&吉村初防衛戦

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