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12/5【DDT】6人タッグ王座戦へフェロモンズが高木、大仁田蹂りんもクロちゃんが一掃「ベルト獲ってやるしんよ!」

『D王 GRAND PRIX 2021 II the FINAL』東京・後楽園ホール(2021年12月5日)
▲男色“ダンディ"ディーノ&飯野“セクシー"雄貴&今成"ファンタスティック"夢人vs高木三四郎▲

 高木がフェロモンズに蹂躙され、救出に駆けつけた大仁田も肛門攻撃の餌食にされたものの、クロちゃんが有刺鉄線バットで一掃。「18日、ベルトを獲ってやるしんよ!」と宣言した。

 抗争が続く高木とフェロモンズ。12・18名古屋大会では高木が大仁田厚&クロちゃんとのクロ仁田軍団で王者・フェロモンズに挑む電流爆破デスマッチによるKO-D6人タッグ王座戦を控える。この日は高木がディーノ&飯野&今成を相手取る1対3ハンディキャップマッチによる前哨戦が組まれた。

 高木の不利は明らか。それでも入場直後の奇襲攻撃に出て、スタナーで今成を蹴散らすと、ディーノの脳天にプラケースを振り下ろした。飯野にもスタナーを敢行し、プラケースへのデスバレーボムを狙った。

 阻止した飯野は高木をボディスラムでプラケースに叩きつけ、腰クネポーズで勝ち誇る。ブリーフ一丁になると、高木のショートタイツを引っぺがそうとしたが、今林久弥GMが「生中継だぞ! やめろ!」と怒声を上げて制止する。ならばとディーノと飯野はサンドイッチスティンクフェース、ダブルナイトメアで高木を拷問。3カウント寸前に追い込んだ。

 ディーノのイス攻撃は今林GMが阻止したが、フェロモンズは止まらない。飯野がWARスペシャルで高木を捕らえると、ディーノがシーソーフリップで今林GMの顔面を飯野の尻に激突させる。リング上は収拾不能となり、レフェリーがノーコンテスト裁定を下した。

 試合後もフェロモンズは暴走。ディーノと飯野がコーナー上で尻を突き出して鎮座し、そこへ今林GMの顔面を激突させる。ここで場内に「ワイルドシング」が流れ、大仁田がサプライズ登場。リングに飛び込んだものの骨折している右手を今成に攻撃されると、ディーノの尻に顔面から叩きつけられてしまった。

 そこへ今度はクロちゃんがやってきた。有刺鉄線バットで今成を殴打すると、ディーノの尻に有刺鉄線バットを叩き込んだ。「おい、下品で気持ち悪くて、コンプライアンスに引っかかるようなチャンピオン。DDTがそんなんで上に上がると思ってんのか? お前ら」と正論を口にしたクロちゃんは「社長、大仁田、情けないな、お前らは。何でやられてんだよ?」とパートナーの二人に矛先を向けた。

 いつになく強気のクロちゃんは「大仁田、音楽流れて出てきたよな? 何だったんだ? やられてばっかじゃないか。だから何回も引退することになるんだよ」と言いたい放題。「もういい。クロ仁田軍団リーダーのクロちゃんが18日、ベルトを獲ってやる! 獲ってやるしんよ!」と宣言した。

 これを見かねた大仁田は「何、言いたいこと言ってんだ。獲ってやるってクロ仁田軍団は俺がリーダーなんだよ」と言い切り、クロちゃんの頭にマイクをゴツン。「お前、偉そうだな。俺はお前にベルトを巻かせてやろうと思ってクロ仁田軍団を作ったんだ」とお説教すると、フェロモンズに向かって「お前ら、変態じゃないか。ケツ臭いよ、お前! 洗っとけよケツ」と通告。最後に締めを託されたクロちゃんが「クロ仁田軍団、この3人がフェロモンズ、お前らベルト持ってるけど、ベルトの価値合ってないから俺らがもらってやるよ。クロ仁田軍団がベルトを巻くぞ! ファイヤー!」と叫んで6人タッグ王座戦へ向けて怪気炎を上げた。

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