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12/7【NOAH】武藤がシングル初対決・望月撃破 今年ラストマッチで元日同門タッグ戦へ弾み

『MAN CRUSH 2021』東京・後楽園ホール(2021年12月7日)
○武藤敬司vs望月成晃×

 “天才"武藤とDRAGONGATEの鉄人・望月のシングル初対決が実現。武藤が今年ラストマッチを“紙一重"で制し、1・1日本武道館大会の同門GHCタッグ王座戦「(王者)武藤敬司&丸藤正道vs田中将斗&望月成晃(挑戦者)」へ弾みをつけた。

 松井珠理奈さんの“とりなし"で元日武道館大会ではM's alliance対決でのタッグ王座戦が決定。その前哨戦として武藤と望月の初シングルマッチが実現した。

 武藤独特のペースを切り裂くように望月も随所で激しく蹴り込んだ一方で、足4の字固めを首固めで切り返したり、ラ・マヒストラルを繰り出したり…と巧者っぷりを発揮。だが、3カウントを許さない武藤も、逆に切り返しと同時にノーモーションでシャイニング弾を叩き込み、そのままシャイニング弾を連発して3カウントまで持ち込んでみせた。

 試合後は武藤がノーサイドで握手を求めたものの、望月は悔しげに手を払って拒否。「ひじょうに紙一重の試合だったね。あいつの動きとか、本当にシャープで、目が覚めたよ」と振り返った武藤は、「実は今日、俺は今年最後の試合なんで。その中で、望月に刺激をもらいましたよ」と一足早い今年ラストマッチで“元日決戦"へ視界良好とした。

【武藤の話】「実はひじょうに紙一重の試合だったね。あいつの動きとか、本当にシャープで、目が覚めたよ。実は今日、俺は今年最後の試合なんで。その中で、望月に刺激をもらいましたよ。たぶん若干体重は俺のほうが重いから、その分で勝敗がちょっとこっちに転んできただけであって、本当に緊張感のある紙一重の試合だったね。今年1年ありがとうございました。また1日から来年頑張っていきますので、よろしくお願いします」

【望月の話】「武藤敬司相手に初シングルで、そうそう勝てるとは思ってないよ、それは。でも、これはGHCタッグの前哨戦だから。今日1つ収穫があるよ。今日、最後はやられたけど、まあまあ俺のペースで、いつもゆっくりやる武藤さんを速く動かさせたっていう。まずはああいう人を倒すには、あの人の世界を少しでも崩さないといけないと思ったんで。そういう意味で、今日は収穫です。これを必ず元旦につなげます。ありがとうございました」

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