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12/8【GLEAT】BULK ORCHESTRAが#STRONGHEARTS粉砕 12・30TDCで敗者髪切り5対5全面対決へ

『G PROWRESTLING Ver.12』東京・新宿FACE(2021年12月8日)
○河上隆一&田村ハヤト&KAZMA SAKAMOTO&クワイエット・ストームvsT-Hawk&入江茂弘&鬼塚一聖&エル・リンダマン×

 BULK ORCHESTRAが#STRONGHEARTSを粉砕。河上に髪切りの暴挙を受けたリンダマンの要求を受け、12・30TDCホール大会で両軍による5対5イリミネーションマッチが敗者髪切り戦として実現することになった。

 抗争が激化する#STRONGHEARTSとBULK ORCHESTRA。11・18配信マッチではKAZMA&ストームがBULK ORCHESTRA入りを果たし、ガチムチ軍団は勢力を拡大したばかりだった。11・27博多大会での#STRONGHEARTS勝利を経て、この日はT-Hawk&リンダマン&鬼塚&入江と河上&TAMURA&KAZMA&ストームの全面激突となった。

 先手を取ったのは#STRONGHEARTS。鬼塚がコーナー最上段から捨て身のプランチャを放った。だが、リンダマンが4人連続ラリアットを食らって劣勢に。河上に逆水平の雨を降らされ、鬼塚が飛び込んでも河上と田村がサンドイッチラリアットで返り討ちにした。

 リンダマンがKAZMAを水車落としで叩きつけて突破口を開くと、入江が田村相手に真っ向勝負を展開。串刺し攻撃を狙う田村をボディシザースで押し潰し、KAZMAをバックフリップで叩きつける。さらに入江のパイルドライバーをT-Hawkと鬼塚のサンドイッチ低空ドロップキックによる援護付きでKAZMAに決め、田村ををテディベアで押し潰す形になった。

 T-Hawkは田村がラリアットを叩き込んでも右ストレートで応戦。鬼塚が河上のブレーンバスターで投げられても、そこへリンダマンがダイビングボディプレス、入江がビーストスプラッシュを立て続けに放つ。集中砲火を浴びた鬼塚だが、河上と田村のサンドイッチラリアットを同士討ちさせると、リンダマンのミサイルキックによる援護射撃を受け、スピアーで二人まとめてなぎ倒した。

 その後もリンダマンがブレーンバスターで河上の巨体を引っこ抜いたが、ダイビングボディプレスは河上が両ヒザで迎撃。ダブルインパクトが不発に終わっても、河上はバックドロップでリンダマンを突き刺す。ならばと入江がキャノンボールを放ち、T-Hawkがリバースパワースラムを敢行すると、リンダマンがジャーマンでぶっこ抜いた。

 ここでBULK ORCHESTRAはレフェリーを場外に引きずりおろして3カウントを阻止した。KAZMAがリンダマンをイスでめった打ちにすると、ストームは両腕ラリアットでT-Hawkと入江を鎮圧。4人がかりのサンドイッチ攻撃で撃退すると、孤立したリンダマンにトリプルスーパーパワーボムで追い討ち。すかさず河上がサンダーボルトで突き刺して3カウントを奪った。

 #STRONGHEARTSを粉砕したBULK ORCHESTRAが試合後のリング上を占拠。ハサミを持ち出した河上がリンダマンの髪を切る暴挙を働いた。欠場中の山村武寛が飛び込んで島谷にドロップキックを決めたが、多勢に無勢でBULK ORCHESTRAが集団暴行。KAZMAが高速ブレーンバスターで投げ、ストームがジャンピングボディプレスを投下した。

 見かねた鬼塚が飛び込むと、これを合図に両軍が入り乱れての乱闘に発展。T-Hawkが「お前らやっていいことと悪いことがあんだろうが。リンの髪切って、山村襲撃して、お前らいったい何がやりてぇんだ!」とBULK ORCHESTRAを批判すると、鬼塚も「お前ら、俺の同級生に何してくれとんじゃ! 完全にブチ切れたぞ!」と怒りを爆発させた。

 オープニングで「お前らが本気にならざるを得ないちょっとしたプレゼントがある」と予告していたKAZMAは「これが俺たちバルトラからのちょっとしたプレゼントだよ」と言い放つ。そして「お前たち前に言ったよな。俺たちとの抗争本気になったって。俺から言わせればまだまだ本気じゃねぇんだよ。ウチのリーダーと田村コケにしやがって。山村、ありがとな。お前のおかげで、リンダ、お前のおかげでこいつらが本気になれたみたいだよ。今日からスタートだよ。バルトラvsストハー、今日から本当のスタートだ」と宣言した。

 これには髪を切られたリンダマンも黙っていない。「お前らの言ってたプレゼントってこれか? 本気どころの騒ぎじゃねぇぞ。俺たち完全に火が付いたよ」と怒りに震えながらキッパリ。「本当だったら、この新宿で決着つけるつもりだったけどな。負けたままで引き下がれない。本気になった#STRONGHEARTS5人全員で、お前らも全員で。来たる12月30日、東京ドームシティホール、完全決着戦でどうだ?」と5対5全面対決を要求した。

 さらにリンダマンは「俺の髪の毛切った責任も取ってもらうぞ。逃げ場はない。5対5、最後の一人が残るまでとことん戦い抜いて、最後に負けたその選手は髪切り、丸坊主。この条件でどうだ?」と条件を提示した。すると河上は「リンダ、よーく言った。これで決まりだな。俺たちはお前ら全員丸坊主にしてやるぜ」と宣言。「そして12・30TDCメイン、最後立ってるのは、この今世紀最高のガチムチバディ集団、バルクオーケ…」と締めようとしたが、T-Hawkが突き飛ばして阻止。「吐いたツバ飲み込むなよ。言ったな。12月30日、勢いのBULK ORCHESTRAか、魂の#STRONGHEARTSか。12月30日、決戦は東京ドームシティホールだ!」と高らかに宣言し、両軍はリング上でしばし対峙して視殺戦で火花を散らした。

【試合後の河上&田村&KAZMA】
▼田村「みただろ。これが現実だよ。やっぱGLEAT引っ張っていくのはBULK ORCHESTRAだろ。俺たちがいかなきゃダメだ」

▼KAZMA「みたか? 俺たちからのプレゼント。最高のプレゼントだっただろ。こんなことしたくはなかったんだ。ハサミで髪の毛切って、山村襲ってよ。こうでもしねぇとストハーおめぇら本気になれねぇだろ? 今日からだ。本当のスタートだ。なぁ、リーダー?」

▼河上「そうだぁ! これでやっと、やっと、やっと決まったな。#STRONGHEARTSとの最終決戦だ。必ず俺たちがぶっ潰してよ、あいつら全員、丸坊主にしてやるぜ。そしてな、リングのど真ん中で叫んでやろうぜ」

▼田村「お前らに何度も言ってるけどな、GLEATのGはガチムチのGなんだよ。よく覚えとけ、お前ら。ということで、いつものいっちゃいますよ。俺たちが今世紀最高のガチムチバディ集団、BULK ORCHESTRAだ!」


【試合後のT-Hawk&リンダマン&鬼塚、CIMA、山村】
▼CIMA「試合、俺も見てたけど、五分というか完全にこっちが押してたし、山村もああいうことがあったけど、ピンピンしてるよ、まだまだ。おい、我々こんなもん違うやろ? 鬼塚どうよ? 同級生がやられて」

▼鬼塚「俺の同級生に手出して、俺たち黙ってると思うなよ。山村、30日はお前の借り俺たちが絶対返す」

▼山村「頼むぞ」

▼T-Hawk「おい、BULK ORCHESTRA、お前らは俺たち#STRONGHEARTSを完全に本気にさせたぞ。俺は山村に手かけたこと絶対忘れんからな、このヤロー! 俺は怒ってるぞ。なぁ、リン?」

▼リンダマン「完全にしてやられたなぁ」

▼CIMA「まあね、あいつらが何やってきても一緒や。島谷もそうや。KAZMA SAKAMOTOが頭使って何かやってるのかもわからんけど、何でもやってこい。山村襲うのもええわ、リンの髪の毛切るのもええわ、何でもやってこい。俺らは#STRONGHEARTSや。俺らは世界で挑戦してきた人間なんや。このGプロ、GLEATのリングでは我々が一番上のユニットやったかもわからんけど、もともとは#STRONGHEARTSの名前の通り挑戦する立場やからよ。お前らがナンボでも仕掛けてくるんやったら、全部それ攻略していったるからな。12月30日、BULK ORCHESTRAと#STRONGHEARTS、山村の分も背負って。リン、えらい切られてるぞ。誰切ったってもええからよ、お前の好きなヤツ、我々全員でトドメ刺そうや」

▼リンダマン「BULK ORCHESTRA、お前ら逃げらんねぇぞ。東京ドームシティホールはGLEATの命運をかけたビッグマッチだ。最後に俺たち#STRONGHEARTSが生き残って、お前らの髪を切って。2022年はGLEAT、#STRONGHEARTSがプロレス界に殴り込みをかける大事な日だからよ。お客さんも楽しみにしといてくれ」

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