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12/14【DDT】KO-D王者・竹下が岡林とのV2戦へ決意表明 「敢闘賞の名に恥じないような闘いで防衛したい」

 『2021年度プロレス大賞』(東京スポーツ新聞社制定)で敢闘賞を受賞したKO-D無差別級王者・竹下幸之介が14日、東京・渋谷区のAbemaTowersで会見し、12・26代々木大会での岡林裕二とのV2戦へ向けて「敢闘賞の名に恥じないような闘いで防衛したい」と誓った。

 竹下は今年、夏のトーナメント『KING OF DDT』、最強決定リーグ戦『D王 GRAND PRIX 2021 II」をダブル制覇。そして8月には秋山準を破ってKO-D無差別級王座を奪還した。

 DDT版グランドスラムを達成した活躍が評価され、プロレス大賞で敢闘賞を受賞。この日、会見に臨んだ竹下は「名誉ある光栄な賞をいただけたことを本当にうれしく思います。たくさんの方のサポート、ファンの皆さまの応援があって、この賞を受賞できたことを感謝したいと思います」と喜びの弁を述べた。

 昨年の遠藤哲哉(技能賞)に続き、2年連続でDDTから受賞者を出すことができた。「DDTのレベルも上がり、知名度ももっと上がっていって、毎年1つ、欲を言えば2つ、3つと賞を取れる団体にしていければ」と話した竹下は「僕個人の目標としては、DDTで年間ベストバウト賞を取れたら、これほどの夢物語はないんじゃないかと思います」とさらなる勲章獲りを見据えている。

 そのためにも2022年もKO-D王者として団体をけん引していくのみ。「思い悩んだ1年であり、今年が9年のキャリアで最も成長できた1年だったと思う。やってきたプロレスは何一つ間違っていなかった。特に今年下半期にかけては。新人賞(13年)以来、8年ぶりの受賞になるんですけど、間違っていなかったという証明がまた一つもらえたような気がする」と手応えを得た竹下は「来年はさらにその先に羽ばたいていきたいと思っております」と決意表明した。

 今年最後の大一番となるのが12・26代々木大会でのKO-D王座V2戦。D王GP公式戦で引き分けに終わっている大日本・岡林との決着戦を控える。「敢闘賞を受賞した一人のレスラーとして、12・26代々木ではチャンピオンとして岡林裕二選手と対戦するので、敢闘賞の名に恥じない闘いで防衛したいと思います」と誓ってみせた竹下は「今年1年で言うと、KING OF DDT、D王GP、KO-D無差別と、ある意味グランドスラムを達成しているので。僕もまだ高い壁を見つけたいし、その壁を超えていきたいので。まだ見ぬ強豪と言いますか、そういう壁にまだまだぶち当たりたいという欲はある」とさらなる他団体勢との戦いにも興味を示していた。

プロ格 情報局