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12/14【DDT】新マスクマン・シシャモパワーが1・16博多でデビュー 納谷との遺恨勃発で“魚食vs肉食"対決へ

 DDTは14日、東京・渋谷区のAbemaTowersで会見し、シシャモパワーが1・16博多大会でデビューすると発表。魚食の普及を目指す新マスクマンと、焼き肉店の息子・納谷幸雄の間に遺恨が勃発した。

 シシャモパワーは鹿児島・志布志市「うなぎの駅」で海産物の製造・販売を行う山田水産株式会社のプロデュースによる新マスクマン。同社が来年3月6日に主催興行『FRIED 山田祭り 揚げんのか!』を開催することを記念してデビューが決まった。

 この日、発表会見に出席した高木三四郎社長は「ご縁がありまして、山田信太郎社長とお話をしているなかで、山田水産さんもプロレスとの取り組みをされてまして。プロレス界及び水産業、そして志布志市をプロレスのパワーで盛り上げていければと思いまして、コラボレーションさせていただくことになりました」と経緯を説明。山田社長は「今コロナで日本中がちょっと元気がないなか、昔のように魚を食べて、みんなに元気になってもらおうということで、先日も日経広告賞の優秀賞をいただきました。“日本経済よ、魚を食べろ"ということで、今度は“DDTよ、魚を食べろ"ということで。魚食の普及にDDTの皆さんの力を借りて、うなぎの駅で興行を開催させていただく運びとなりました。プロレスラーと一緒に魚食を広められたらと思っております」と話した。

 同社プロデュースのシシャモパワーは来年1・16博多大会でデビュー後、2・27後楽園、3・6志布志両大会に出場することも決まった。シシャモパワーは言葉を発さず、山田社長に耳打ちする形でコメント。それによると、シシャモパワーは日本中にシシャモを広めるためにリングに立つことを決意。仕上がり具合も上々で、自信たっぷりでデビュー戦に臨むという。得意技として腕に詰まった卵を利用したエッグス・ボンバーと、シシャモフライのようにコーナーから飛ぶフライング・シシャモパワーを習得済みで、「デビュー戦は最初が大事なのでタイガーマスクのようなインパクトを残したい」と意気込んだ。高木社長も「私も魚が好きですし、山田水産さんのシシャモを食べさせていただいてます。今、魚をなかなか食べなくなった世代も増えているとお聞きしてますので、シシャモパワーをプロレスラーに育成することで、子どもたちやいろんな方々に勇気を与え、魚食を推進していければと思っております」と山田社長、シシャモパワーの意向を汲んで協力する構えをみせた。

 その後、フォトセッションに移ったが、ここで“魚食vs肉食"の遺恨が勃発した。焼き肉店「ドラゴ」を経営する大相撲元関脇・貴闘力氏を父に持つ納谷が彰人を帯同して現れ、「オイ! 魚? ふざけんじゃねぇ。男は肉だ。肉なんだよ、このヤロー!」と難クセをつけたのだ。高木社長と口論となった納谷は、腹部にヒザ蹴りを入れて黙らせると、「お前、ホントは肉が好きだろ!」とシシャモパワーを挑発。彰人も「見てみろ、納谷を! ドラゴで肉ばっか食ってるから、身長2メートル超えて、体重も100キロ超えて、見るからに肉食な格好してる。これが今日本で求められてる男の姿だ。肉食って強くならないと」と言い放った。

 そして納谷がシシャモパワーに逆水平チョップを叩き込んでねじ伏せた。彰人は「チョップ一発で、そんな音を上げてたらデビュー戦ももたないだろ。納谷ちゃん、ボコボコにやってやろう」と宣言し、相手に名乗りを上げた。これを受けて会見後に協議の結果、1・16博多大会でのシシャモパワーのデビュー戦が彰人&納谷と対戦するタッグマッチ(パートナーは未定)に決まった。

☆1/16(日)福岡・西鉄ホール『Sweet Dreams!2022 TOUR in FUKUOKA』16:30開場、17:00開始

▼シシャモパワーデビュー戦
納谷幸男
彰人
vs
未定
シシャモパワー

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