プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

12/21【DDT】12・26KO-D戦へ岡林宣言「全力を出し切って最後は俺が勝つ」、竹下は「新日本vsノア」に対抗意識

 12・26代々木大会直前会見が21日、東京・渋谷のAbemaTowersで行われ、KO-D無差別級選手権試合で対決する王者・竹下幸之介、挑戦者・岡林裕二が出席。岡林が「本当に全力を出し切って、お互い闘い抜いて、そして最後は俺が勝つ」とベルト獲りを宣言すれば、竹下は「新日本vsノア」に対抗意識を燃やした。

 12・26代々木大会でのKO-D戦が5日後に迫ったこの日、王者・竹下、挑戦者・岡林が会見に臨んだ。両者は11・3大田区大会でのD王GP公式戦で30分時間切れ引き分けに終わっており、ベルトをかけた決着戦となる。岡林は「D王GPに参戦させていただいて、思いっきり闘えました。初戦で竹下選手と30分ドロー。ホンマに悔しい。終わった後も寝れなかった」と前回を振り返り、「その大田区の続きをベルトを懸けて、代々木で闘ってぶち倒したいと思います」と宣言した。

 決着をつけるポイントを問われ、岡林は「スキを突くことです。竹下選手と闘ったらたぶん長期戦になる可能性があります。人間疲れたらそういうのが出てくると思う」と定めた。「(竹下は)本当に素晴らしい選手。俺が見てきた選手だと、フィジカル面ではプロレス界ナンバー1」と王者を評したが、当然、「パワーじゃ負けんぞと」と譲るつもりはない。「ここで本当に全力を出し切って、お互い闘い抜いて、そして最後は俺が勝つ」と言い切った。

 ベルトを奪取すれば、2022年からDDTでの防衛ロードが予想される。「DDTさんにはやりたい相手がいっぱいいる」という岡林は「最近、体が大きい選手とか結構いるから。ベルトを獲ったら、全員ぶち倒していきたい」と戴冠後に思いを馳せた。

 迎え撃つ竹下は2度目の防衛戦。今年、KING OF DDT、KO-D王座、D王GPとシングル3冠を成し遂げた。そしてプロレス大賞・敢闘賞も受賞。王者として越年し、2022年もこのまま突き進むのみだ。「自分と岡林選手の闘いは言葉のいらないプロレスだと、それを見せられると確信しています。今の気持ちとしては岡林選手とのタイトルマッチが楽しみで仕方がない」と激闘を想定して武者震いした竹下は、「僕も岡林選手も日頃のトレーニングで、たとえばデッドリフト10回5セットというメニューがあったら、最後まで全力で出し切る、一切手を抜かない。それをやってる者同士だと思うので。この間は30分時間切れ引き分け。代々木はその30分の先が見られるんじゃないですか」と完全決着を見据えている。そして「でもタイトルマッチであり、DDTと大日本の対抗戦であるというところでは、新年早々、日本マット界注目の対抗戦があると思うんですけど、そこも意識して。今こそ、DDTと大日本さんがやってきた意地を見せるとき」と自ら新日本1・8横浜アリーナ大会の「新日本vsノア」に言及し、対抗意識を燃やしていた。

プロ格 情報局