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12/21【DDT】KO-Dタッグ戦へ舌戦 火野「この2人が巻くより似合ってる」、吉村「今の火野裕士は怖くない」

 12・26代々木大会直前会見が21日、東京・渋谷のAbemaTowersで行われ、KO-Dタッグ王座を争う王者・HARASHIMA&吉村直巳と挑戦者・火野裕士&ボディガーが舌戦で火花。火野が「(KO-Dタッグは)この2人が巻くより似合ってる」と断言すれば、吉村は「1ヵ月、2ヵ月前に思っていた火野裕士より、今の火野裕士は怖くない」と言い切ってみせた。

 12・5後楽園大会で電撃合体を果たした火野とボディガーが12・26代々木大会でKO-Dタッグ王座に挑む。火野は「2人ともいい選手よ。HARSHIMAさんは先輩やし、年齢の割に若々しく、ええ感じにやってると思う」とHARASHIMAに敬意を表する一方で、「吉村君もええ選手やけど、まだ何か物足りない気がして。この2人はチャンピオンとして全然やなと思ってる」と吉村には手厳しい。そこで火野は「このベルトを巻いてる火野やんとボディやん、想像してみてください。この2人が巻くより、似合ってるのはどっちかと? みんな、こっちやって言ってる。そういうこっちゃ」と豪語。この日、所用により欠席となったボディガーもコメントを寄せ、「俺と火野やんが組んだら負けるわけないやろ。そのベルトは俺らがもらう。まぁ、そういうこっちゃ」と自信満々だ。

 HARASHIMA&吉村は初防衛戦でいきなり強敵を迎え撃つことになった。「前哨戦でも当たって、とてもパワフルですごいフィジカルに秀でたチームだと思ってます」と警戒するHARASHIMAだが、「でもベルトに対する気持ち、タッグワークなどは絶対僕らの方が上なので、代々木ではガッチリ防衛したいと思います」と自信とともに王座死守を誓った。

 パートナーの吉村は「火野さんとボディガーさんが挑戦してくると聞いたときは正直メチャクチャびびって。この2人が挑戦者として来るというのが信じられてなかった」というが、「前哨戦を重ねていくにつれ、火野さんが僕のことを、名前を覚えてくれた。それは僕のなかでは進歩した部分でもある」と手ごたえを実感。「ボディガーさんとは(12・18)名古屋くらいしか当たらなかったですけど、見た目もいかついし、負けず嫌いやし。火野、ボディガー、絶対強いですよ」と気を引き締めた。それでも「チャンピオンは俺たちやし、このベルトが似合うのは俺たち。それだけは間違いないので、絶対このベルトを守ります」と宣言。「こんだけ何回も試合をさせてもらってるんで。今、自分が思ってるのは、1ヵ月、2ヵ月前に思っていた火野裕士より、今の火野裕士は怖くないです」と言ってのけた。

 火野とボディガーはタッグ結成から日が浅いが、不安要素はない。「組んだことはあまりないですけど。すごいですよ。ウチらのチームワーク。飲んだら朝まで飲んでますから。ただリングでタッグチームとして闘ってるだけのチームより、よっぽど深い絆があるんです。大丈夫です」と言い切った火野は、吉村の「怖くない」発言を受けて「彼が自分を怖くないというのは、たぶん自分のやさしさを知ってしまったんですかね。自分、実はやさしいんですよ。それが吉村君にばれてしまった。だからだと思います。でもリングに上がったら、それはまた違う話で。火野さんが怖くないと言った吉村。ちょっとやさしさを出し過ぎたなと、自分で失敗したと思ったから、この言葉を後悔させなあかんと思いました」と腕を撫していた。

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