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12/25【NOAH】YO-HEYがクリスマスに鼓太郎と挑戦権ゲット、1・4へ“お年玉ベルト"奪取宣言 桃の青春熱闘撃破

『MAN CRUSH 2021』神奈川・横浜ラジアントホール(2021年12月25日)
GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合挑戦者決定戦 ○YO-HEY&鈴木鼓太郎vs原田大輔&小峠篤司×

 鼓太郎と組んだYO-HEYが、熱闘の末に“桃の青春タッグ"原田&小峠組を破ってGHCジュニアタッグ王座次期挑戦権を獲得。「クリスマスプレゼントの次はお年玉や!」と1・4後楽園大会での王者HAYATA&小川良成狩りを宣言した。

 クリスマス開催となったノア横浜大会のメインで組まれた次期挑戦者決定戦。11・28代々木大会で同時に挑戦表明したYO-HEY&鼓太郎の“PERROS DEL MAL DE JAPON"コンビと、“桃の青春"原田&小峠組が激突した。

 手の内を知り尽くしたハイレベルな攻防が続いたものの、終盤に絶好機を作ったのは桃の青春。鼓太郎を孤立させて肩組み式の低空ドロップキックを顔面にぶち込むや、ダブルのランニングパワーボムで追い討ち。原田がプランチャでYO-HEYをセーブするなか、鼓太郎はコウモリ吊り落とし、ムーンサルト、そして必殺キルスイッチと畳みかけた。

 だが、YO-HEYのカットが間に合う。さらにYO-HEYは鼓太郎を利用して飛び上がりながらの“急降下"顔面Gもさく裂。さらに鼓太郎からスイッチすると、正調顔面Gで追撃だ。原田がカットに入っても、鼓太郎が場外からのアッパー掌底で鎮圧し、すかさずYO-HEYが顔面Gで押し潰して排除。孤立した小峠も雁之助クラッチで逆転勝利を狙ったものの、キックアウトしたYO-HEYは鼓太郎のランニングエルボーと自身のドロップキックを同時に叩き込む。さらには鼓太郎がタイガードライバーで投げ捨てたところへ、低空顔面Gでなだれ込み、鮮やかに3カウントを奪い去った。

 桃の青春を熱闘の末に破って、クリスマスの夜に次期挑戦権をゲット。ノア・クリスマスナイトの“主役"としてマイクを握ったYO-HEYは「おい、原田大輔、小峠篤史、桃の青春さんよ。あんたらが弱いおかげで次期タッグ挑戦のチケットという名のクリスマスプレゼントをもらいましたよ。ホンマにありがとうな」と皮肉たっぷりに感謝した。

 HAYATA&小川組への挑戦の舞台は1月4日に決定済み。やはり「チケットもらっただけや。挑戦権得ただけや」と強調したYO-HEYは「次1月4日、後楽園。そこでSTINGERのHAYATA・小川の持つタッグという名のお年玉を俺と鼓太郎さんでもらっちゃいますから」と宣言し、「最後にひとつ…メリークリスマス」で横浜大会を締めくくった。

 一方で王者組のHAYATAと小川は、同門対決となるGHCジュニア王座戦(1・1日本武道館)を控えており、この日も感情的にやり合った。とはいえ鼓太郎は「1日に小川とHAYATAがシングル(のタイトルマッチ)やるし、どうなるか分からないけど…。普通にどっちかが勝ってハイ仲直りってなるような想像はまったくできないからね。すんなり選手権試合を迎えられるとも思ってないけど、まぁ関係なくあいつら(小川&HAYATA)から引っぺがすだけだから」と泰然自若。「YO-HEYの底上げがペロスの底上げになって、ノアジュニアの底上げにもなる」とYO-HEY躍進を支える兄貴肌も垣間みせていた。


【試合後のYO-HEY&鼓太郎】

▼鼓太郎「俺のイメージしてた通り、型にハマったね。YO-HEYの底上げがペロスの底上げになって、ノアジュニアの底上げにもなる」

▼YO-HEY「もともと、ちょっとだけやけど(鼓太郎とは)組んどったこともあるし、今日も試合見て分かったやろ? 俺と鼓太郎さんの息ピッタリな連係。まだまだあるからな〜楽しみにしとけよ」

▼鼓太郎「1日に小川とHAYATAがシングル(のタイトルマッチ)やるし、どうなるか分からないけど…。普通にどっちかが勝ってハイ仲直りってなるような想像はまったくできないからね。すんなり選手権試合を迎えられるとも思ってないけど、まぁ関係なくあいつら(小川&HAYATA)から引っぺがすだけだから。YO-HEYが言った通り、お年玉もらおうぜ」

▼YO-HEY「オッケー。楽しみや、何に使おうか…」

▼鼓太郎「あと桃の廃棄処分もこれで終わりだから」

▼YO-HEY「しっかり掃除しとけ〜」

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