12/25【NOAH】小川怒りの大暴走でHAYATA公開処刑 シングル前哨戦で暗転70秒敗戦も…
『MAN CRUSH 2021』神奈川・横浜ラジアントホール(2021年12月25日)
○HAYATAvs小川良成×
元日武道館大会のGHCジュニア王座戦「(王者)HAYATAvs小川(挑戦者)」に向けた異例の“シングル"前哨戦は、わずか70秒でHAYATAの逆転勝利。怒りの小川は大暴走で公開処刑に処し、同門対決は危険な香りを漂わせ始めた。
ノアジュニアで盤石政権を敷くHAYATAに、いよいよ相棒であり、師匠格でもある小川が挑戦。最終前哨戦となったこの日は、本番と同一カードのシングルマッチで争われた。
のっけから仕掛けたのは小川。まずは探り合い…と思いきや、一気にバックドロップで投げ捨てて不意を突く。HAYATAもギリギリでロープに足を届かせて3カウントを逃れたものの、すぐさま小川はDDTやバックドロップで仕留めにかかった。
だが、今度は肩を上げたHAYATAは、トドメのバックドロップを一回転して着地すると、ヒザへのトラースキックからクロスフィックスへ。こちらはギリギリで3カウントが入って、わずか70秒で勝敗が決した。
おさまらないのは小川。すぐさまHAYATAを引きずり起こしてバックドロップでKOすると、キャメルクラッチ式のアームロックで公開処刑に。あわてて同じSTINGERの吉岡世起が止めに入ったものの、小川は吉岡をも突き飛ばすと、憤怒の表情のまま、無言で控室へと消えた。
勝っても屈辱となった王者・HAYATAは、悔しさを露わにしながら退場。同門対決となる元日武道館のジュニア王座戦は“美しき師弟対決"では到底終わりそうにない危険な香りを漂わせている。