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12/26【全日本】北斗&児玉が昨年覇者を熱戦撃破でJTBOG優勝 アジアタッグ獲りを宣言

『2021 Jr.TAG BATTLE OF GLORY TOURNAMENT』東京・新木場1stRING(2021年12月26日)
「2021 Jr.TAG BATTLE OF GLORY TOURNAMENT」決勝戦 ○大森北斗&児玉裕輔vs佐藤光留&田村男児×

 北斗&児玉が決勝戦で昨年覇者・光留&田村を破って「2021 Jr.TAG BATTLE OF GLORY」優勝。アジアタッグ挑戦を表明し、最古のベルト獲りに照準を定めた。

 JTBOGは8年連続開催。昨年に続き、8チーム参加によるワンデートーナメントで栄冠が争われた。1回戦、準決勝を突破したのは昨年覇者の光留&田村と北斗&児玉のTOTAL ECLIPSE。この2チームが決勝戦で対決した。

 試合は30分近い熱戦となった。Evolutionの連係に捕まった北斗が腰攻めによる集中砲火で劣勢に。児玉につないでも光留の腕関節にもん絶するなど、TOTAL ECLIPSEは主導権が握れない展開が続いた。

 それでも北斗が田村相手にエルボー合戦で渡り合い、ローリングエルボーで打開。児玉との合体フェースクラッシャーをさく裂させた。再び田村相手に激しいエルボー合戦で火花を散らしまくると、ショートレンジラリアットを食らったが、フライングヘッドシザースで飛びついての三角絞めで勝機を作った。

 これをパワーボムで逃れた田村がダンロックで捕らえると、光留もアンクルホールドで児玉をセーブ。TOTAL ECLIPSEがピンチを迎えたが、何とかしのぐと児玉がトペコンヒーロで光留を分断。このチャンスに北斗が田村とラリアットを打ち合うと、ドラゴンスープレックスからの無想一閃で3カウントを奪った。

 光留&田村の連覇はならず。激闘の末に昨年覇者を破った北斗&児玉がJTBOG優勝を飾った。北斗はデビュー3年1ヵ月にしてトーナメント初制覇。「やっぱり俺たちTOTAL ECLIPSEの児玉裕輔と大森北斗には、輝くトロフィーが最高に似合うと思うぜ」と自画自賛した北斗は、「自分を信じること。自分を好きになること。本当に自分が好きでよかったと思いますよ。間違いなくこの世で一番、大森北斗のファンは俺、大森北斗だ」とナルシストぶりを発揮。バックステージでは「会社と選手の下らねぇ喧嘩なんか見せるもんじゃねぇんだよ。俺はそれを今日どうしても言いたくてな、このトロフィーを獲りにきたんだ」と12・16後楽園大会で体制批判を展開した青柳を逆批判してみせた。

 実績を作ったことで、次なる目標も定まっている。アジアタッグ王座だ。最古のベルトは現在#STRONGHEARTSのT-Hawk&リンダマンが保持。北斗は「このトロフィーが最高に似合う俺たち。トロフィーだけじゃない、俺たちには絶対ベルトも似合うんだ」と豪語し、「だから俺たちにアジアタッグ挑戦させろ。いや、挑戦じゃない。俺たちもチャンピオンだから、チャンピオン同士の戦いなんだよ。頭は下げねぇぞ。今すぐ日程を決めろ」と主張し、早期実現を要求した。

【試合後の北斗&児玉】
▼児玉「獲っちゃったね、獲っちゃったね」

▼北斗「あたりまえのこととおもってたけど、やっぱり何やかんや休憩時間もねぇしな。俺たちの準決勝と決勝の間に休み時間なんかねぇしな。でも、俺はどうしてもこのトロフィーを獲って、俺はどうしても言いたかったんだよ。この前の後楽園でお客さんはちょっと下向いてた、ちょっと悲しそうだった、ちょっと寂しそうだった。それは仕方ないよ。自分がずっと応援してた選手とかがいきなりいなくなったら、そりゃ誰だって寂しいさ。挙句の果てにさ、メインで勝ったヤツはこうやって裏のコメントブースで会社批判なんか始めやがった。いくら目の前に客がいなくたってな、このカメラの向こう、記事を書いてくれる記者の向こう側にはいつだってファンがいるんだよ。そんなファンの前でさ、会社と選手の下らねぇ喧嘩なんか見せるもんじゃねぇんだよ。俺はそれを今日どうしても言いたくてな、このトロフィーを獲りにきたんだ」

▼児玉「めちゃめちゃカッコいいな。カッコいいね」

▼北斗「あとはさ、俺たちがベルトに挑戦する番だ。このトロフィーが最高に似合う俺たち。トロフィーだけじゃない、俺たちには絶対ベルトも似合うんだ」

▼児玉「こっからかもね」

▼北斗「こっからだよ。だから俺たちにアジアタッグ挑戦させろ。いや、挑戦じゃない。俺たちもチャンピオンだから、チャンピオン同士の戦いなんだよ。頭は下げねぇぞ。今すぐ日程を決めろ」

▼児玉「気持ちいい」

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