プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

12/26【全日本】SUGIがRAICHOとタッグ再結成 準決勝敗退も1・3世界ジュニア挑戦へ「ルチャの世界みせる」

『2021 Jr.TAG BATTLE OF GLORY TOURNAMENT』東京・新木場1stRING(2021年12月26日)
「2021 Jr.TAG BATTLE OF GLORY TOURNAMENT」準決勝 ○児玉裕輔&大森北斗vsSUGI&RAICHO×

 SUGIがRAICHOと全日本でタッグを再結成し、「2021 Jr.TAG BATTLE OF GLORY」に出場。準決勝で姿を消したものの、1・3後楽園大会での世界ジュニア王座挑戦へ向けて「ルチャの世界というのをみせられるいい機会」と中身も伴っての返り咲きを見据えた。

 SUGIは10・16大田区大会で世界ジュニア王座を失って以来、久々の全日本参戦。ZERO1時代のライバルでパートナーだったRAICHOとのマスクマンコンビでJTBOGにエントリー。1回戦で2017年覇者・イザナギ&竹田と対決し、スパニッシュフライとパワーボムの合体技「夢創」で勝利した。

 続く準決勝では北斗&児玉と対戦。ノータッチトペコンヒーロを同時に発射して先制すると、全日本初参戦となったRAICHOがロックボトム、ランニングローキック、その場飛びムーンサルトで児玉を攻め立てるなど主導権を握った。終盤には合体技・夢創で児玉を仕留めにかかったが、SUGIがコーナー上から場外に叩き落とされると、RAICHOがウラカンラナで丸め込まれて3カウントを聞いた。

 SUGI&RAICHOが惜しくも準決勝敗退。それでも「とりあえずSUGI&RAICHOが復活したというだけで満足なところはある」というSUGIは、「またこのタッグで結果を残せる機会があれば。機会を我々が作って、もうちょっと継続的に参戦していきたい」とマスクマンタッグの全日本再登場に色気をみせた。

 そしてSUGIは次なる大勝負に気持ちを切り替えた。王者・クレイジーからの指名によって決まった1・3後楽園大会での世界ジュニア挑戦だ。勝てば約3ヵ月ぶりの返り咲き。「ECWのスーパースターみたいな人から指名いただけるのは凄くうれしいこと」と王者に敬意を表したSUGIは「ちゃんとまだスペル・クレイジーがルチャを覚えているのかはわかりませんが、そのルチャの世界というのをみせられるいい機会なのかなと思っておりますので、楽しみにしていてください」とキッパリ。「結果は当然、私が勝つと思いますが、試合内容を評価してもらえるように」と内容も伴っての返り咲きを見据えた。

 奇しくもクレイジーもSUGIを指名した際、「SUGIとだったら最高のルチャリブレマッチをお見せすることができるだろう」と話していた。双方の思いが合致し、両者の世界ジュニア戦は至高のルチャリブレが期待されるところとなった。

【試合後のSUGI】
▼SUGI「まさか…一瞬のスキを突かれて負けてしまいましたけど、とりあえずSUGI&RAICHOが復活したというだけで満足なところはあるんで。またこのタッグで結果を残せる機会があれば。機会を我々が作って、もうちょっと継続的に参戦していきたいなと思っております」

――1・3後楽園では王者クレイジー選手の指名で世界ジュニア挑戦が決まったが?

▼SUGI「そうですね。ちょっと突然のことだったんで。やっぱりメキシコ人だということと、ECWのスーパースターみたいな人から指名いただけるのは凄くうれしいことですね。ちゃんとまだスペル・クレイジーがルチャを覚えているのかはわかりませんが、そのルチャの世界というのをみせられるいい機会なのかなと思っておりますので、楽しみにしていてください」

――3ヵ月ぶりの返り咲きのチャンスとなるが?

▼SUGI「結果は当然、私が勝つと思いますが、試合内容を評価してもらえるように。負けたとしても試合内容がよければいいのかなと。勝ち負けじゃなくて、過程を大事にしていきたいなと思っています。ありがとうございました」

プロ格 情報局