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12/26【DDT】遠藤率いる新生バーニングが快勝始動 小橋も激励

『NEVER MIND 2021 in Yoyogi』東京・国立代々木競技場 第二体育館(2021年12月26日)
○遠藤哲哉&秋山準&岡田佑介&高鹿佑也vs勝俣瞬馬&上野勇希&MAO&小嶋斗偉×

 遠藤率いる新生バーニングが快勝始動。バーニングの創始者である小橋建太も遠藤を激励した。

 DAMNATIONの解散を受けて、自分をリーダーとした新ユニット立ち上げを計画した遠藤は、敬愛する小橋に相談。アドバイスを受けて、参謀役として秋山を招き入れ、かつて小橋が使っていたユニット名・バーニングを継承することになった。岡田と高鹿も加入し、ついに今大会から第4次バーニングが始動した。

 初戦でThe 37KAMIINAの勝俣&上野&MAO&小嶋と対戦。遠藤は紫にオレンジが入った新コスチュームで登場した。入場ゲート前では、秋山の手によってバーニングのロゴが入ったガウンを装着する。テーマ曲も一新。小橋が実況席から見守る中、遠藤は先発を買って出ると、MAOとスピーディな先制争いを繰り広げて場内を沸かした。

 The 37KAMIINAも意地を見せようと、上野と小嶋は本部席にいる小橋の眼前で秋山に逆水平を連発してアピールするが、バーニングも譲らず。新ユニット加入というチャンスに燃える岡田や高鹿が闘志むき出して奮闘した。

 The 37KAMIINAはリーダーの遠藤に狙いを定め、怒とうの猛攻を浴びせるも、遠藤は自力で切り抜けると、秋山たちに指示を出してMAO相手に連続攻撃へ。秋山の串刺しバックエルボー、高鹿のハンマーパンチ、秋山&高鹿の合体パワーボム、岡田のダイビングヘッドバット、遠藤のその場飛びシューティングスタープレス…と初合体とは思えないスピーディな連係攻撃を披露した。

 試合は総力戦の様相となるも、試合を決めたのは遠藤だった。上野の飛びヒザ蹴り、MAOと勝俣の連続ダイビングボディプレス、小嶋のレッグラリアットと一気呵成に攻め込まれてピンチを迎えるが、小嶋をジャーマンでぶん投げて逆襲。ノーモーション頭突き、ハンドスプリング式レッグラリアット、トーチャーラックボムとたたみかけると、最後は華麗なシューティングスタープレスで3カウントを奪取した。

 リーダー・遠藤の勝利で新生バーニングが快勝発進を果たした。初戦からチームワークは上手く機能し、さらに試合を重ねていけばタイトル戦線でも活躍できるのは確実。秋山は参謀役らしく一歩引いた立ち位置を取っており、責任を背負うリーダー・遠藤のさらなる成長も期待できそう。試合後、遠藤は実況席の小橋と握手。小橋は新たな道を歩み始めた遠藤を激励した。

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