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1/25【GLEAT】CIMA宣言 「GLEATの道しるべ作るのは俺」 「G-REX」初代王者決定トーナメント会見

 「G-REX初代王者決定トーナメント」へ向けた会見が25日、東京・丸の内の東京會舘で行われ、出場全12選手が出席。各々がトーナメントにかける思いを口にし、CIMAは「ここでG-REX、このでかいベルトの初代チャンピオンが決まるんや。この中で誰が一番か決めたらええやないか。それがGLEAT、G PROWRESTLINGの道しるべになるんやからな。でもな、その道しるべを作るのは絶対このCIMAやからな」と宣言した。

 旗揚げ2年目となる2022年、GLEATに初のチャンピオンベルトが誕生する。その名も「G-REX」。その初代王者を決めるトーナメントが明日1・26新宿大会で開幕し、1回戦を開催。2・6大阪、2・11名古屋両大会で準々決勝が行われ、G PROWRESTLING初の聖地進出となる2・22後楽園大会における準決勝、決勝戦で初代王者が決まる。1回戦の組み合わせは「エル・リンダマンvs鬼塚一聖」、「田中稔vs松井大二郎」、「カズ・ハヤシvs飯塚優」、「伊藤貴則vs河上隆一」。渡辺壮馬、CIMA、T-Hawk、田村ハヤトが1回戦シードとなる。

 昨年はユニット闘争がリングの中心だったが、ベルトという序列を明確にする勲章が出来上がることで、2022年は個人闘争の色合いが強まりそうだ。この日の会見では各々がトーナメントにかける思いを熱弁。リンダマンが「このトーナメントの一つ一つがGLEATにとって非常に大きな意味のある、そういう戦いになると思います。強い思いをもって、このベルトを僕は腰に巻いて、もっともっとGLEATをプロレス界に広めていけるように頑張ります」と意気込めば、T-Hawkは「もちろん目指すところは優勝なんですが、このトーナメントは間違いなく番狂わせはないと思ってます」と断言したうえで「俺をこのトーナメントで貫いて、その先にあるものを見据えた熱い、画面の向こうにも届くような熱いトーナメントにしたいと思います。最後に優勝するのはこの俺、T-Hawkです」と言い切った。

 GLEATの大将を自負する伊藤は「去年のGLEAT、Gプロは#STRONGHEARTSとBULK ORCHESTRAにほとんど話題を持っていかれた」と悔しさを噛み締めつつ、「2022年、プロレス界でどんどんのし上がっていくためには誰か出てこなアカンやろ。俺しかおらんのちゃうか」と断言。「まずは明日、お芋大好き、リーダー河上君ぶっ倒して、2022年、G-REX初代王者に俺がなって、GLEATの顔になる」と宣言してみせた。

 これまでシングルの勲章を何度も手にしてきたベテラン勢も譲らない。稔は「SNSで#STRONGHEARTSとBULK ORCHESTRA以外のレスラーがその他レスラーという言われ方をしてたんで。その言葉を借りるとしたら、その他レスラー側からしたら言いたいことは山ほどある」と悔しさをにじませながらも、「その言いたいことも結果を残してこそ説得力があるんで、まずは明日の1回戦突破して、シードで待ってる#STRONGHEARTSの選手の前に立ちたい」と今トーナメントで結果を出してファンの声に反論していくつもりだ。

 カズは12・30TDCホール大会でみちのくプロレスのMUSASHIに敗れ、東北ジュニアヘビー級王座獲りを逃したばかり。しかも今度は団体初のベルトとあって意気込みは相当なもので、「GLEATの選手みんながこれを獲ることを目指し戦っていく。熱い戦いをしていきます」と誓うばかり。「他の試合とも、これは個人闘争で戦いだと思ってます。その中で勝ち抜き、私、カズ・ハヤシが初代王者になります」と誓った。

 そしてCIMAは「GLEATは大きくなっていかないといけないんですよ。輪を大きくしていかないといけないんですよ」との思いを胸にトーナメントに臨む。「G-REXのあのベルト、めちゃめちゃ大きいぞ。あの大きなベルトの初代チャンピオンがGLEATの一番なんや。それがGLEATの道を決めるんや」と責任感を噛み締めたCIMAは「準決勝、決勝はGLEAT初進出2月22日、後楽園ホール、ここでG-REX、このでかいベルトの初代チャンピオンが決まるんや。この中で誰が一番か決めたらええやないか。それがGLEAT、G PROWRESTLINGの道しるべになるんやからな。でもな、その道しるべを作るのは絶対このCIMAやからな」と宣言してみせた。

 なお、G-REX王座のチャンピオンベルトがこの日初お披露目。選手たちは登壇時、俺のものとばかりにベルトを見やっていた。


☆「G-REX初代王者決定トーナメント」

[出場選手]
カズ・ハヤシ
田中稔
松井大二郎
伊藤貴則
飯塚優
渡辺壮馬
CIMA
T-Hawk
エル・リンダマン
鬼塚一聖
河上隆一
田村ハヤト

[組み合わせ]
▼1回戦(1・26新宿)
Aブロック(1)リンダマンvs鬼塚
Aブロック(2)稔vs松井
Bブロック(1)カズvs飯塚
Bブロック(2)伊藤vs河上

▼準々決勝(2・6大阪)
Aブロック(1)渡辺vs「リンダマンvs鬼塚」の勝者
Bブロック(2)CIMAvs「伊藤vs河上」の勝者

▼準々決勝(2・11名古屋)
Aブロック(2)T-Hawkvs「稔vs松井」の勝者
Bブロック(1)田村vs「カズvs飯塚」の勝者

▼準決勝(2・22後楽園)
Aブロック準々決勝(1)の勝者vsAブロック準々決勝(2)の勝者
Bブロック準々決勝(1)の勝者vsBブロック準々決勝(2)の勝者

▼決勝戦(2・22後楽園)
Aブロック準決勝の勝者vsBブロック準決勝の勝者


【会見の模様】
▼リンダマン「2022年1月26日、明日からついにGLEATの最初の大会が行われるということで、そしてその最初の大会がG-REXトーナメント。今まで去年とかはユニット対抗戦が主だったんですけど、ここにきてシングル最強を決定するトーナメント制ということで。ここでリンダマンの真価というか、本当の価値みたいなのが証明されるのかなと思います。昨年はユニット対抗戦ということもあって周りに助けられた、そんな1年だったと思ってるんですけど、個の強い思いを持ってチャンピオンまで駆け上がりたいと思います。他の出場選手全員見ても、僕に関係ない試合でも、このトーナメントの一つ一つがGLEATにとって非常に大きな意味のある、そういう戦いになると思います。強い思いをもって、このベルトを僕は腰に巻いて、もっともっとGLEATをプロレス界に広めていけるように頑張ります。皆さん、ぜひ#GLEATをつけて拡散してください。皆さんの一つ一つの投稿がやがて風になり、一つ一つの投稿がGLEATという旋風をプロレス界に巻き起こすことになりますので、皆さんよろしくお願いします。2022年、GLEAT、エル・リンダマンよろしくお願いします」

▼鬼塚「明日の1回戦、やっとこの時が来たなと、今そういうふうに思ってます。デビューして3年、ずっと同じチームにいたリンダマンが明日は対角線上にいます。今のこの絶好調の文句なしのエル・リンダマンを俺が倒せば、ファンのみんなも文句ないでしょう。明日がエル・リンダマンを超える時です。僕は明日が決勝戦だと思って戦います。対リンダマン、今それしか考えてません。トーナメントは待ったなしの一発勝負。何が起こるかわからない。明日楽しみにしていてください」

▼稔「僕はそんなに自分が根に持つ方とか、めんどくさい人間とか思ってないんですけど、SNSで#STRONGHEARTSとBULK ORCHESTRA以外のレスラーがその他レスラーという言われ方をしてたんで。その言葉を借りるとしたら、その他レスラー側からしたら言いたいことは山ほどあるんで。その言いたいことも結果を残してこそ説得力があるんで、まずは明日の1回戦突破して、シードで待ってる#STRONGHEARTSの選手の前に立ちたいと思います」

▼松井「自分の中に染みついたストロングスタイルを貫き、対戦相手に敬意を持ち、互いをリスペクトする。そういう気持ちを忘れずにリングに向かいたいと思います。よろしくお願いします」

▼渡辺「自分は去年9月から12月まで4ヵ月欠場してしまい、他の周りのみんなから正直、周回遅れ以上の遅れをとってしまったと自分は思います。でも今年一発目からG-REX初代王者決定トーナメントが行われます。ここで俺はこのベルトを巻いて一気に駆け上がります。そしてGLEATの中心に立ちます。以上です」

▼T-Hawk「いよいよ明日から始まるG-REXトーナメント。もちろん目指すところは優勝なんですが、このトーナメントは間違いなく番狂わせはないと思ってます。まずこのコメントの時点からその他のヤツらからは力を感じない。エネルギーも一切感じない。ここが僕らのスタートだと思うし、そこの差を今回は個人戦です。いつもは#STRONGHEARTSのT-Hawkとして戦っていますが、今回は俺をこのトーナメントで貫いて、その先にあるものを見据えた熱い、画面の向こうにも届くような熱いトーナメントにしたいと思います。最後に優勝するのはこの俺、T-Hawkです。以上」

▼カズ「GLEAT初のタイトル、G-REX。新たな私たちの目標ができました。このベルトをみんなが獲るために、これから個人闘争に入ると思います。GLEATの選手みんながこれを獲ることを目指し戦っていく。熱い戦いをしていきます。私の1回戦の相手は飯塚優。約1年前に出会い、一緒にずっと練習をしてきて、手の内全てがお互いに分かっている相手だからこそできる熱い戦いで俺たちの戦いをみせます。そして、相手は飯塚優だけではない。他の試合とも、これは個人闘争で戦いだと思ってます。その中で勝ち抜き、私、カズ・ハヤシが初代王者になります。以上です」

▼飯塚「その他のレスラーとして全試合秒殺で決めてやろうかなと。それぐらい頭にきてます。なので開幕戦から決勝の後楽園大会まで瞬きせずにご注目ください、以上です」

▼伊藤「去年のGLEAT、Gプロは#STRONGHEARTSとBULK ORCHESTRAにほとんど話題を持っていかれた。ムカつくけど、CIMAが言ってたその他レスラー。この中から新しい誰か出んと、2022年、プロレス界でどんどんのし上がっていくためには誰か出てこなアカンやろ。俺しかおらんのちゃうか。そのためにここにいる全員に認めさせて、ファンの皆様にも認めていただくには、G-REXは絶好の舞台やから。まずは明日、お芋大好き、リーダー河上君ぶっ倒して、2022年、G-REX初代王者に俺がなって、GLEATの顔になる。以上」

▼河上「おい! 俺の1回戦の相手は温室育ちのぬくぬく育ったリデットの三羽烏の一匹だ。おめぇなんか眼中にねぇんだ! 次の大阪ではCIMAとの一騎打ちが待ってんだ。その次はハヤト、そして準決勝、決勝に上がってくるであろうエル・リンダマンにな、年末の雪辱果たして、俺が必ず河上G-REX隆一になるんだよ、このヤロー。あと何だっけ? 伊藤だよ。おめぇだ。ツイッターで気持ち悪い大阪弁やってんじゃねぇぞ、このヤロー。何がいてまうだ。お前がな、GLEATに入ってから誰かをいてもうたこと一回も、一回も見たことねぇんだ。明日は俺がお前をいてまう、さかい。ハッ! そういうことだよ。お前の大好きなふりかけ持ってきてやったぞ。俺からの餞別だ。これ食って明日頑張れ(と伊藤に向かってふりかけを投げつける)」

▼田村「リーダー調子いいね。それと、田中稔、夜だぞ。何で夜なのにサングラスつけてんだよ。まあそんなことはいいんだけど、どうですか皆さん? 坊主の俺もカッコいいでしょ? 1回戦は俺はシードで、飯塚優とカズ・ハヤシの勝ち上がった方と対決するみてぇだけどよ、さっきのコメントみてたけど、その他レスラーだなって感じのコメントだし、カズ・ハヤシに関してはホント何言ってるかわかんねぇし、話はなげぇし、ここにいる会場のみんな、すげぇ飽きてたぞ。おめぇ、そろそろ気づいた方がいいぞ。で、飯塚優、お前に関しては会社に支持されたようなツイートしかしてねぇし、棒読みのコメントばっかで、ホントにこの二人に関しては準備運動ってとこで。俺が見てるのは後楽園の準決、決勝だな。河上隆一には勝ち上がって、そこで対決したいところだけど、俺は年末、#STRONGHEARTSに恥かかされてるから、ここはCIMAに上がってきてもらって、お前をまずぶっ潰して、向こうブロックは順当にいけばエル・リンダマンかT-Hawkのどっちかだな。この二人のどっちかぶっ潰して、今年は、2022年は田村ハヤトの年にしてやるから。お前ら楽しみにしとけよ」

▼CIMA「田村ハヤトがGLEATに関して詳しいのはよくわかったけど、お前が今言ってたのはトーナメントの抱負じゃなくて解説や。まぁ、そんなことはいいよ。でもな、その他レスラーと言われてやっと今、火が付いたんやったら、それでいいじゃないですか。いろんなスタイルあると思いますよ。目の前の敵をとにかく倒すスタイル、挑発するスタイル、挑発されるスタイル、黙々と試合をするスタイル。プロレスラーやからいろんなスタイルがあっていいと思います。でもね、GLEATは大きくなっていかないといけないんですよ。輪を大きくしていかないといけないんですよ。#STRONGHEARTSは、CIMAは挑発し、挑発され、ののしられ、輪を少しでも大きくしていって。G-REXのあのベルト、めちゃめちゃ大きいぞ。あの大きなベルトの初代チャンピオンがGLEATの一番なんや。それが一言もしゃべらない。沈黙をしてるレスラーかもわからん。でもな、それがGLEATの道を決めるんや。明日の26日、新宿FACE、2月6日、大阪・梅田ステラホール、2月11日、名古屋中村スポーツセンター、準決勝、決勝はGLEAT初進出2月22日、後楽園ホール、ここでG-REX、このでかいベルトの初代チャンピオンが決まるんや。この中で誰が一番か決めたらええやないか。それがGLEAT、G PROWRESTLINGの道しるべになるんやからな。でもな、その道しるべを作るのは絶対このCIMAやからな。とにかくトーナメントは一発勝負や。若手だろうがベテランだろうが関係ない。これだけの期間が空いてるんやから一発勝負で誰にでもチャンスあるからな。CIMAの足すくえるならすくってみろ。CIMAを潰せるなら潰してみろ。でもな、2022年のCIMAは一味違うぞ。ピリっとしてるからな。2022年2月22日、これだけの人間が揃ってるんや。決めるのは一番のベルトや。G-REXベルト、GLEATの未来にご期待ください」

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