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1/26【GLEAT】秒殺ならずも飯塚がカズ超えで2回戦進出

『G PROWRESTLING Ver.15』東京・新宿FACE(2022年1月26日)
「G-REX初代王者決定トーナメント」1回戦 ○飯塚優vsカズ・ハヤシ×

 飯塚が予告していた「全試合秒殺」はならなかったものの、カズ超えを果たして2回戦進出を決めた。

 第5試合は「G-REX初代王者決定トーナメント」Bブロック1回戦。カズと飯塚が対決する。カズは昨年12・30TDC大会でみちのくのMUSASHIに敗れ、東北ジュニア王座獲りを逸したばかり。今度は自団体初のベルト獲りを狙う。対する飯塚は全試合秒殺を予告している。勝者は2・11名古屋大会の2回戦で田村ハヤトと対決することになる。

 先手を取ったのは飯塚。ミドルキックでカズを棒立ちにさせ、レッグラリアットを放っていく。負けじとカズはホイップ式フェースバスターで反撃し、キチンシンク、トーキック、ボディエルボーと老かいな腹部攻めに出た。

 飯塚もドロップキックで反撃し、串刺しジャンピングエルボー、ブレーンバスターの波状攻撃に出たが、カズはコーナーへのコンプリートショット、一回転式バックドロップで鎮圧。飯塚も叩きつけるような回転エビ固めで丸め込み、レッグラリアットを放ったが、カズも譲らずファイナルカットをさく裂させた。

 パワープラントは飯塚が食い止め、アームロックで固めての投げを打つ。ハイキックで棒立ちにさせると、アームバーで絞め上げ、三角絞めで捕らえた。しのいだカズはローリングエルボーを叩き込んだが、飯塚は飛びつきアンクルで絡みつき、ジャーマン、顔面蹴りで一気呵成。最後は三角絞めで絞め上げ、カズをギブアップに追い込んだ。

 飯塚がカズ超えを果たし、1回戦を突破。2・11名古屋大会での2回戦vs田村戦へと駒を進めた。初代王座を逸したカズは「何の言い訳もしない。飯塚優が非情だったし、彼の勝ちの執念というものが凄く感じられましたね」と潔く負けを認めたうえで、「末恐ろしい人間だし、今の彼は今だからこそ、トップ獲らなくちゃいけない。そのうえでもう一回やりたいです」と飯塚にエールを送ったうえで再戦を希望していた。


【カズの話】「いやぁ、何の言い訳もしない。飯塚優が非情だったし、彼の勝ちの執念というものが凄く感じられましたね。それは僕がGLEATに入った時から始めた、そういうふうなGLEATを世界に発信していこうという、その思いも彼が今日の試合では上回った。末恐ろしい人間だし、今の彼は今だからこそ、トップ獲らなくちゃいけない。そのうえでもう一回やりたいです」

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