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1/26【GLEAT】鬼塚肉薄もリンダマンが#SH対決制して1回戦突破

『G PROWRESTLING Ver.15』東京・新宿FACE(2022年1月26日)
「G-REX初代王者決定トーナメント」1回戦 ○エル・リンダマンvs鬼塚一聖×

 リンダマンが肉薄した鬼塚との#STRONGHEARTS対決を制し、1回戦突破を決めた。

 第3試合からGLEAT初のベルト「G-REX」の初代王者決定トーナメントが幕開け。1回戦でリンダマンと鬼塚の#STRONGHEARTS対決が実現した。勝者は2・6大阪大会における2回戦で渡辺壮馬と対決する。リンダマン超えを誓って臨んだ鬼塚が大いに肉薄してみせた。

 離れ際の張り手で先制した鬼塚は胸板にチョップを連発すると、「俺が勝つぞ!」と絶叫。ミサイルキックを放ち、なおも胸板にチョップを連発。リンダマンの反撃をかいくぐって脇固めで捕らえると、アナコンダバイスに移行してギブアップを迫った。

 しのいだリンダマンはロープに乗せてのネックブリーカーで反撃を開始。トペコンヒーロも放って一気に巻き返す。「俺がベルト獲るぞ」と宣言すると、バックドロップで追い討ち。水車落としで叩きつけたが、ダイビングボディプレスは鬼塚が両ヒザで迎撃。背中にスピアーを突き刺し、コーナーに固定しての串刺しスピアーで突っ込んだ。

 雪崩式エクスプロイダーはリンダマンが阻止し、パワーボムで叩き落とす。さらにクマゴロシ、ジャーマンでたたみかけたが、タイガースープレックスは鬼塚が決めさせず。チョップを連発してからスピアーをぶち込む。ロックボトムで叩きつけてから再びアナコンダバイスで捕らえたが、リンダマンは意地でもギブアップせず。丸め込みで切り返すと、高速ジャーマンで逆転の3カウントを奪った。

 リンダマンが鬼塚の奮戦を断ち切って快勝。2・6大阪大会での2回戦vs渡辺戦へ勝ち上がった。「後輩の鬼塚一聖とやって、あと一歩まで追い込まれたよ」と苦戦を認めたリンダマンは「このGLEATのトーナメント、楽な試合なんて1試合もない。先輩はもちろん強力だし、後輩だろうが、鬼塚一聖見たらわかるだろ。1試合1試合がとんでもないぞ」とこれからも続く過酷なトーナメントに気を引き締めた。

 出場選手中、最軽量のリンダマンだが、気持ちの大きさで譲るつもりはない。「俺は他の誰にも負けない強い気持ちと根性と野心を持ってプロレス界、勝負かけるぞ」と宣言し、初代王者君臨を見据えた。

【リンダマンの話】「胸なってます?赤く。チクショー。めちゃくちゃチョップ打ち込んできやがって。俺の日ごろの日焼けがこうやって赤くなってんのかもしれないな。後輩の鬼塚一聖とやって、あと一歩まで追い込まれたよ。このGLEATのトーナメント、楽な試合なんて1試合もない。先輩はもちろん強力だし、後輩だろうが、鬼塚一聖見たらわかるだろ。1試合1試合がとんでもないぞ。体も小さい、力もない。だけどな、俺は他の誰にも負けない強い気持ちと根性と野心を持ってプロレス界、勝負かけるぞ。そのためにはGLEATの初代ベルト、G-REXチャンピオン。この称号が必要だ」

【鬼塚の話】「2022年が始まって、#STRONGHEARTSが日本のプロレス界の話題に挙がることが多かったですけど、ご存じのとおり、そこに鬼塚一聖の名前はなかった。デビューして3年、一緒にやってる先輩方の背中は未だに遠いのは自分が一番わかってます。それでもこのGLEATに#STRONGHEARTSが入団した時の、みんなに置いていかれたくない気持ち、何とかしがみつかないとっていう自分の気持ちは今も変わってないです。2022年も今まで以上に鬼塚一聖のやり方でGLEAT内外の敵、正面突破していくのみです。俺のトーナメントはここで終わったけど、2022年、GLEATの戦いはまだまだこれからです」

【渡辺の話】「2回戦、僕はシードなんで、準々決勝がエル・リンダマンということで、最初からリンダマンが上がってくることは代替予想してたし、#STRONGHEARTSの一番下っ端の鬼塚一聖に勝ったぐらいで偉そうにしてもらっちゃ困るんで。僕がしっかりエル・リンダマン倒して、次あっち誰が上がってくるかわからないですけど、準決勝、決勝と進んで、あのベルトを巻きます」

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