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2/6【大阪プロレス】3・6プレ旗揚げ戦の全カード決定 再始動へゼウス社長「2025年の大阪万博出展目指す」

 大阪プロレスは6日、大阪市内のKKRホテルで会見し、プレ旗揚げ戦3・6アゼリア大正ホール大会の全カードを発表。代表取締役社長として団体再興を目指すゼウスは「プロレスという枠にとどまらず、大阪プロレスという新しいジャンルを作り上げたい」と誓い、2025年の大阪万博への出展という大目標も掲げた。

 昨年、大阪プロレスのオーナーだった阪上誠司氏から同団体の株式100%を譲渡されたゼウスは同年7月30付で大阪プロレス代表取締役社長に就任した。昨年いっぱいで全日本を退団し、2022年から古巣再興へ向けて本格始動。3・6アゼリア大正でプレ旗揚げ戦、旗揚げ戦となる4・29〜5・1アゼリア大正3連戦の開催が決まっている。

 社長・ゼウスを筆頭に、ブラックバファローが選手兼営業部長を務め、ツバサ、ビリーケン・キッド、タイガースマスク、えべっさん、タコヤキーダー、アルティメット・スパイダーJr.が所属選手に名を連ねた。また、ボディガーを筆頭に元大阪プロレス勢、大阪にゆかりのある選手が多数集結し、レギュラー参戦することになった。

 大阪プロレスをけん引するゼウス社長は「この記者会見にご参加していただいているメンバーは、これから大阪プロレスが日本一の団体になるために必要なベストメンバー」と前置きしたうえで、「3つの大きな目標」を掲げた。それは「まず一つは大阪プロレスを老若男女問わず、皆が楽しめるエンターテインメントにすること。二つ目はこの地元・大阪に貢献し、日本に貢献し、大阪を盛り上げ、日本を盛り上げられる団体になること。そして3つ目は日本一、子供たちのファンの多い団体を作りたいと思ってます。子供たちが憧れる一つのプロレスリングエンターテインメント、ヒーローショーを描いていけたら」というものだ。団体再興を目指すのはもちろんのこと、ゼウス社長が「プロレスという枠にとどまらず、大阪プロレスという新しいジャンルを作り上げたいと思っています。大阪プロレスを日本のメジャーな企業にいたします」と誓うように、一般層にも知られる存在となることを目指すつもり。だからこそゼウス社長は「団体としてのライバルは吉本興業です」と言い切り、2025年の大阪万博出展を大目標に設定した。

 その第一歩となるのが3・6アゼリア大正ホールにおけるプレ旗揚げ戦だ。この日、全5試合が出そろった。新キャラクターとしてアレス、大坂丈一郎のマスクマン二人がデビューする。また、現在、三原一晃が保持する大阪無差別級王座をかつての名称である大阪プロレス王座に改称することも決定。大阪ライトヘビー級王座も新設され、ゼウス社長は「そちらのチャンピオンシップを6月か7月の大会でトーナメント、もしくは何らかの形でタイトルマッチを組ませていただきたい」と王座決定戦を行う意向を示した。

 また、この日、6・12淀川区民センター大会『ビリーケン・キッド25周年記念興行』、6・26&7・31アゼリア大正2大会の開催も新たに決まった。

 高い志を胸にゼウス社長率いる新生・大阪プロレスの挑戦がこの春、始まる。


☆3/6(日)大阪・アゼリア大正ホール『プレ旗揚げ戦』12:30開場、13:00開始

◇第1試合◇
松房龍哉
(1/20)
ツバサ

◇第2試合◇
▼3WAYマッチ(1/30)
えべっさん
vs
くいしんぼう仮面
vs
ボディガー

◇第3試合◇
菊池悠斗
TORU
(1/30)
アルティメット・スパイダーJr.
タコヤキーダー

◇第4試合◇
▼大坂丈一郎デビュー戦スペシャルシングルマッチ
大坂丈一郎
(1/30)
タイガースマスク

◇第5試合◇
▼アレスデビュー戦
三原一晃
クワイエット・ストーム
ブラックバファロー
(1/30)
アレス
ビリーケン・キッド
ゼウス


☆4/29(金・祝)大阪・アゼリア大正ホール『旗揚げ戦』12:30開場、13:00開始

☆4/30(土)大阪・アゼリア大正ホール『旗揚げ戦』12:30開場、13:00開始

☆5/1(日)大阪・アゼリア大正ホール『旗揚げ戦』12:30開場、13:00開始

☆6/12(日)大阪・淀川区民センター『ビリーケン・キッド25周年記念興行』

☆6/26(日)大阪・アゼリア大正ホール

☆7/31(日)大阪・アゼリア大正ホール


【会見の模様】
▼ゼウス「今日は皆様、このような時期にもかかわらずお集まりくださり、誠にありがとうございます。大阪プロレス代表取締役社長、ゼウスこと大林賢将です。大阪プロレスは1999年3月4日にスペル・デルフィン氏が旗揚げをし、2007年8月に現・乃が美ホールディングス阪上氏が代表取締役就任。そして昨年7月30日をもって、この私、ゼウス事大林憲章が大阪プロレス株式会社3代目の代表取締役に就任いたしました。そして今日、この記者会見にご参加していただいているメンバーは、これから大阪プロレスが日本一の団体になるために必要なベストメンバーだと思い、選ばせていただきました。私は大阪プロレスに3つの大きな目標を掲げました。まず一つは大阪プロレスを老若男女問わず、皆が楽しめるエンターテインメントにすること。二つ目はこの地元・大阪に貢献し、日本に貢献し、大阪を盛り上げ、日本を盛り上げられる団体になること。2025年、大阪万博に出展を目指しております。そのために今、各市町に表敬訪問させていただき、各商店会の会長さんに表敬訪問させていただき、大阪、近畿のいろいろなお祭りを大阪プロレスで盛り上げさせてもらえませんかとお願いさせていただいております。ゆくゆくは大阪、近畿一円だけでなく、日本でお祭りと言えば大阪プロレス。そういった企業になれるように頑張ってまいります。そして3つ目は日本一、子供たちのファンの多い団体を作りたいと思ってます。ガッチリとしたプロレス、そして華麗なルチャリブレで、子供たちが憧れる一つのプロレスリングエンターテインメント、ヒーローショーを描いていけたらと思っています。大阪プロレスはプロレスという枠にとどまらず、大阪プロレスという新しいジャンルを作り上げたいと思っています。大阪プロレスを日本のメジャーな企業にいたします。そのためにここにいる、今日ご協力くださってる皆様と力を合わせ、できることから一歩一歩この道を歩んでまいります」

▼バファロー「選手兼営業部長ブラックバファローです。個人的なことを少し話させてもらいますけど、年齢も47、そろそろプロレスラーという仕事を終わらせ、セカンドキャリアと言いますか、次の仕事を探していくような準備をこの1、2年やってきました。ただ、正直なところ、そういう生活をするための仕事、大事なことですが、楽しくはなかったですし、ストレスも感じていました。全力でやり切れてなかった自分もおりました。ゼウス社長から声をかけてもらいまして、新しい、あの頃の大阪プロレスを復活させたいと。ゼウス社長がどういう思いで全日本プロレスに参戦し、どういう気持ちでタイトルを獲り、チャンピオン・カーニバルにも優勝し、それが全て大阪プロレスを復活させたいという思いがあったからだという話を聞き、何て凄い人間なんだろうと感銘を覚えています。プロレスラーとしてもちろん、あの頃のようにチケットを売って歩く、ポスターを貼って歩く、そういう原始的なことしかできませんが、全力で営業部長として、かつプロレスを考えていく、大阪プロレスを作っていく頭脳として残りのプロレスキャリア、この大阪プロレスに全て捧げたいと思っております」

▼タイガース(リモート)「体調を崩してしまいまして、本当は現場にいたかったんですけど、音声もコンディション悪くて申し訳ないです。タイガースマスクを8年ぶりにやることになって、非常にうれしく思っています。大阪プロレス、ゼウス新社長で再旗揚げとなりましたが、ゼウス社長が掲げる日本一のエンターテインメントという言葉を考えるようにしています。これは日本一のプロレスでもなければ、格闘技でもなく、もっと抽象度の高いこと、すべてを包括する言葉だと思っています。日本一の舞台、ライブ、いろんなものを含めて日本一のエンターテインメントということなので、かつて大阪王者を獲った時に、ちょっと一風変わった試合を続けたことで叩かれもしましたが、自分を曲げないでやってきたんで、今からと思っています。これからタイガースマスクとしては3月6日の旗揚げ、カードはすでに発表されてるのかわからないですけど、そこでは全員を置いていくような試合を心掛けて、プロレスの向こう側へ歩き続けたいと思います。社長には怒られると思いますけど、そこはずっと社長とコミュニケーションをとり続けて、やはり新しいことをすると必ず叩かれるもんなんで、僕は叩かれにいくつもりです。日本一のエンターテインメントを目指すという言葉に偽りがない以上、ただ普通にいいプロレスをしますじゃ日本一のエンターテインメントに届かないと僕は思ってますので」

▼ツバサ(リモート)「大阪プロレス所属ツバサです。大阪プロレスが旗揚げ当初から参戦させていただいております。個人的にも大阪プロレスに凄く愛着を持っています。大阪プロレスが存続する限り、関わっていきたいという気持ちは今までもこれからも変わることはありません。今回、大阪プロレスにゆかりのある選手、スタッフがこれだけたくさん集まりました。本当にうれしく、楽しみでしかありません。また、大阪プロレスを知るファンの皆様と一緒に、この新生・大阪プロレスを全力で盛り上げていきたいと思います」

▼ビリーケン(リモート)「2002年に大阪プロレスに入団し、ビリーケン・キッドになりました。紆余曲折ありましたが、こうしてまたビリーケン・キッドとして大阪プロレスに立てること、新生・大阪プロレスのリングに立てることをゼウス社長に心から感謝いたします。僕が大阪プロレスに入団した時に思ったのが、ここが日本一家族連れの多い、子供の観戦者の多い団体だなと思いました。それを再現すべくビリーケン・キッドが大阪プロレスの力になれるよう、精いっぱい頑張ります。僕はメキシコにいた時から、大阪プロレスに入りたいと思ってました。大阪プロレスに入団し、その夢がかないました。これからプロレスラーを目指す選手にもそういう希望の団体になれるように全力を尽くしたいと思います。応援よろしくお願いします」

▼えべっさん「私が大阪プロレスの中小企業の守り神・えべっさんでございます。私は大阪プロレスには2005年から参戦しておりまして、途中から3代目のえべっさんとして、3代目を襲名しまして、えべっさんをやってきたわけですけど、いろいろ何やかんやありまして、いったん2015年に一度えべっさんを封印しました。しかし今回、大阪プロレス再始動ということで、こちらのゼウス社長に脅しをかけられまして…本当は新生・大阪プロレス再始動ということで声をかけていただいて、今回、8年間の封印を解かれまして、令和の世に3代目えべっさん復活いたしました。皆さんに笑いと福をお届けしたいと思っております。それでは新生・大阪プロレスの大成功と、それにかかわるすべての皆様の健康と幸せと益々のご発展を祈願いたしまして、商売繁盛! これからもよろしくお願いいたします」

▼くいしんぼう仮面(リモート)「大阪の皆さん、お元気ですか? くいしんぼう仮面です。大阪プロレスが再始動ということで、私はめちゃくちゃ気合入ってますよ。久しぶりに関空トルネードも出しましょうかね。ぜひご期待ください。よろしくお願いします」

▼タコヤキーダー「大阪プロレスのタコヤキーダーです。ということで私、タコヤキーダーをやらせてもらって17年目となりました。大阪プロレスに出させていただいてプロレスラー生活を始めまして、それも17年です。ずっとタコヤキーダーでやってきました。ずっとタコヤキーダーでやってきたのも、そして今の自分があるのも大阪プロレスのおかげだと思っています。なので一度、大阪プロレスが解散しかけた時もずっとここ大阪に残って大阪プロレスに出場し続けてきました。今回、ゼウス社長がまたみんなを呼んでくださいまして、新生・大阪プロレス新たに始まるということで、もちろんその大阪プロレスにも参加させてもらいたいと思って、今この場に立たせてもらっております。新生・大阪プロレスが始まると聞いて、何人か選手にお会いして話したりしまして、自分は昔の大阪プロレスが戻ってきて、凄くみんなで楽しくまたプロレスの話ができて、大好きなプロレスができるのがただただうれしいと思ってたんですけど、それは違うと気づきました。今回は新生・大阪プロレスなので、今までとは違って、これからもっともっと上を目指して、今までと違う大阪プロレスを皆さんにおみせできると確信しておりますので、ぜひぜひ期待していただいて、これから我々、大阪プロレスのことを見ていただけたらと思います。これからもよろしくお願いいたします」

▼スパイダーJr.「大阪プロレス所属、アルティメット・スパイダーJr.です。皆様、本日はどうもありがとうございます。僕にとって唯一無二の同期・ゼウス社長は本当に誇りです。そのゼウス社長が代表取締役として大阪プロレスを再始動する。声をかけていただいて断る理由はありません。万が一、声をかけられなくとも出してくれ、俺を出せ、きっとそう言っていたと思います。大阪プロレスというのはプロレス団体、会社、エンターテインメント、いろんな言い方があるかと思いますが、僕にとっては概念、共通言語、そんな感じで思っています。それはプロレスラーとして、プロレス業界において、ファンの皆様にとって、大阪プロレスという言葉、団体、エンターテインメント、そういう枠を飛び越えて一つの共通概念なのではないかなと、そんなふうに考えております。皆様にとっての大阪プロレスそれぞれあると思います。ここに集まった選手、関係者、みんなにとって思い入れのある大阪プロレスが存在すると思います。大阪プロレスの過去、現在、そして未来。皆様にとって素晴らしい大阪プロレスを僕も楽しむ、みんなも楽しむ。そういう気持ちで大阪プロレスを盛り上げていきたいと思っております。最後にこれだけは言わせてください。これからの大阪プロレスの未来のために、レッツ・ビギン、レッツ・ジョイナス。僕たちはできる! よろしくお願いします」

▼丈一郎「余が大阪プロレスニューマスクマンの大坂丈一郎だジョー! 今まで拳しか握ってこなかった余ですが、これからは新生・大阪プロレスの鍵を握る男として、やっていくジョー! ありがとうだジョー。後ろ見えますか? 大阪城が立派に立ってるジョー。いい景色だ(とシャドーボクシング) これからよろしくだジョー! いジョー」

▼アレス「皆さん、初めまして。大阪プロレス所属新キャラクターのアレスと申します。僕は約1年間、メキシコで修行を積みまして、3月6日、アゼリア大正にてデビューすることが決定しました。そうそうたるメンバーが集まっておりますが、やるからには一番目指して、この大阪プロレスを盛り上げていきたいと思っております。3・6アゼリア大正、アレスデビュー戦、皆さんご期待ください」

▼ボディガー「フリーランスとして大阪プロレスに参戦させていただきますボディガーです。去年8月の時点でゼウスからちょっと真面目な話があるということで、誘われまして、この大阪プロレスの再建の話を聞きました。二つ返事でぜひ参戦させてくれと、その時ゼウスに言いました。その間、ゼウスの活動ずっと見てますが、凄い気合入ってます。もともと気合のある男なんですけど、今回、今までより見たことないぐらい気合が入ってます。みんなが大好きな大阪プロレス、そしてみんなが慕っているゼウス社長の元にこれだけのメンバーが再集結して、新しいキャラクターのマスクマンや若手たちが参戦すると。もうワクワク、期待しかありません。微力ながら全力でこの大阪プロレスを日本一になるように頑張っていきたいと思いますので、みなさん、よろしくお願いします。まぁ、そういうこっちゃ」

▼ストーム(リモート)「2012年から大阪プロレス初めて参戦して、2013年、初めて大阪プロレスのシングルチャンピオン獲った。これで外国人として初めての。この2年、ほぼ毎日プロレスやって私にとって本当に本当に幸せでした。また大阪プロレスで試合できる。本当にうれしいです。ぜひ応援よろしくお願いします」

▼TORU「自分は小学生の頃から大阪プロレスを見てプロレスを好きになり、夢中になり、憧れ、そしてプロレスラーになりました。今年でデビュー14年になります。大阪で約10年間、小さい団体でやってきて、東京に移って3年。プロレスを続けてまいりましたが、一度たりとも大阪プロレスのリングに上がったことはありません。もっと言うならば、この先、一生、大阪プロレスのリングに上がることなどないのだと感じていました。そんな自分にゼウス社長の方から声をかけていただいた時は正直、驚きました。先ほどから大阪プロレスの先輩方からあの頃の大阪プロレスというワードが飛んでいますが、自分は初めて上がる人間なので、あの頃の大阪プロレスなどできるはずもありませんし、するつもりもありません。自分は今を生きるレスラーなので、自分のプロレスを新しい大阪プロレスのリングで見せたいと思っています。あの頃、子供だった自分が大阪プロレスの選手を見て、憧れてプロレスラーになったように、自分を見て憧れてプロレスラーになってくれた後輩も存在します。他にもたくさん大事な後輩がいる中で、その後輩たちがナメられないように、そして何より自分がナメられないように、この大阪プロレスのリングで自分のレスリングを見せつけていきたいと思っています」

▼三原「ムーブオン・プロレスリングの三原一晃です。本日はお集まりいただき、ゼウス社長お声をかけていただき、ありがとうございます。自分は少年時代に大阪プロレスの旗揚げからずっと見てきて、そしてプロレスラーになりたいと思い、大阪プロレスに入門し、2008年5月10日にデビューしました。そこからずっと大阪プロレスの選手としてやってきましたが、一度解散するという形になり、自分は正直悔しかったです。でも自分なりに育った大阪の地で、大阪のプロレスを絶対もっと盛り上げていけるとずっと思いながらやってました。そして2年前に自分はムーブオン・プロレスというのを旗揚げするという話、リングアナウンサーのNaokiさんといろいろお話しまして、僕も所属としてやっていきます、大阪を盛り上げていきますと思い。ですが、2年前からこの新型コロナウイルスという見えない敵に出会い、そして旗揚げできずに延期という形ではありましたが、日々を迎えていました。ですが、昨年、ゼウス社長から大阪プロレスをもう一度やるぞと。約束してたの覚えてるか? と。俺が必ず大阪プロレスをもう一度やると言ってたのを覚えてるか? と言っていただき、もちろん自分は覚えていました。でも本当にゼウス社長がやると思っていた半面、正直どうなのかなと思っていた部分もありました。正直な話です。すいません。ゼウスさんなら絶対できると、そういう話をしまして、自分はうれしかったです。そしてあの頃みた先輩方、大阪プロレスの選手と一緒にこの大阪のプロレスを、大阪プロレスを一緒に盛り上げていこうと。日本一のエンターテインメントを作り上げていこうとゼウス社長にお誘いいただき、もちろん僕はうれしかったですし、一緒にやっていきましょうと志を持ってお答えさせていただきました。3月6日からプレ旗揚げ戦、そして大阪プロレスの旗揚げ。自分はムーブオン・プロレスの選手としてレギュラー参戦させていただきます。この大阪プロレスの選手、皆さんと一緒に大阪を、大阪プロレスを、そして日本一のエンターテインメントに必ずできると思ってます。自分は一つ夢がありまして、少年時代に見てきた大阪プロレスの1年に一度行われる大きな大会、大阪ハリケーンというのがありました。大阪府立体育会館第1競技場、そして大阪城ホール。自分がお客さん時代に見てきた会場で試合をしたい。その夢と自分の一番の夢はそれ以上のことをしたい。京セラドームで試合をしたいというのが僕の夢です。僕は必ずできると思っています。このメンバーで必ず夢をかなえていきたいと思っています。皆さん、これからも大阪プロレス、三原一晃ご期待ください」

▼菊池「道頓堀プロレス菊池悠斗です。自分は他団体ながらゼウス社長にお声がけいただきまして、出させていただくことになりました。まずゼウス社長に感謝したいと思います。ありがとうございます。自分は他団体という身で上がらせていただくのですが、大阪プロレスは自分が子供の頃から見ていて、この大阪プロレスを見て自分もプロレスラーになりたいと思い、この団体を見て育ちました。正直、自分みたいなまだキャリアの浅い若手がこの団体に上がっていいのかと正直、心の中では思っています。その反面、ゼウス社長にお声がけいただいてうれしいという気持ちでいっぱいです。なのでお声がけいただいて参戦させていただくからには、菊池悠斗を見に来てくれたお客さん全員に味わっていただいて、存分に菊池悠斗の良さを出して、この大阪プロレス、大阪のプロレス界をトップまでもっていく。その協力を菊池悠斗は全力でさせていただきたいと思います。ゼウスさんの期待を裏切らないように菊池悠斗は全力でこの大阪プロレス盛り上げたいと思います。よろしくお願いします!」

▼松房「道頓堀プロレス所属・松房龍哉です。自分も子供の頃から大阪プロレスを見続けてきて、そんな大阪プロレスが解散状態になって。自分も紆余曲折ありまして、道頓堀プロレスでデビューさせていただきました。なので正直、ゼウス社長がずっとおっしゃっていた絶対大阪プロレスをやるという夢。絶対にかなうと思いながらも自分はどこか他人事のような感覚でいました。ゼウスさんからお声がけいただきまして、この団体に大阪プロレスの再始動に携わることができて、心からうれしく思います。ゼウス社長ありがとうございます。自分はあの頃の大阪プロレスはただのイチファン。あの頃の大阪プロレスの空気で試合はできない。そういう意味で自分はこのメンバーの中だと異物なのかもしれませんが、呼んでいただいたゼウス社長を絶対に後悔させないように微力ながら全力で大阪プロレスを盛り上げていきたいと思います。よろしくお願いします」

▼ゼウス「実はですね、今、大阪プロレスのチャンピオン、もともと大阪プロレス王座というんですけど、そちらが2019年から大阪無差別級王者と名前が変わっておりました。そちらをまず大阪プロレス王座に変更します。自分がこうやってヘビー級、全日本プロレスでチャンピオンになり、ヘビー級の選手も大阪プロレスに増えてきたということで、新しい王座を作ろうじゃないかという話になり、大阪ライトヘビー級王座を設立いたします。そちらのチャンピオンシップを6月か7月の大会でトーナメント、もしくは何らかの形でタイトルマッチを組ませていただきたいと思います」

――8年間、全日本に上がってきた中で大阪プロレスが活動を縮小してきたが、どのような目で見てきた? 大阪プロレスを再始動するにあたって意識している団体があれば?

▼ゼウス「まずはこの8年間の大阪プロレスなんですけど、まずこの8年間、大阪プロレスを続けてくださった阪上会長、リングに立ち続けてくださったツバサさんやアルティメット・スパイダーJr.選手、タコヤキーダー選手、くいしんぼう仮面選手、心より感謝しております。実はですね、たくさんの思い出があり、この8年間の大阪プロレス、多少見させていただいたんですけど、本音では自分がやってきた大阪プロレスじゃなかった。なので、また新たに、前に戻すわけじゃないですよ。新たにもっともっと大きな、一言で申し上げると大阪プロレスはインディー団体ではないです。もうインディーとは言わないでほしいです。私たち大阪プロレスはメジャー団体です。メジャー団体にいたします。そういう気持ちでいたします。団体としてのライバルは先ほども申し上げたとおり、プロレス界にとどまるつもりはないんで、団体としてのライバルは吉本興業です。自分個人としてのライバルは日本ハムファイターズの新庄剛志監督です」

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