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2/11【新日本】鈴木がKOPW戦へ予行演習 矢野を手錠拘束、田口をドッグケージ送り

『LECクリンぱっ!Presents 新春黄金シリーズ』宮城・ゼビオアリーナ仙台(2022年2月11日)
○田口隆祐&矢野通&真壁刀義vs鈴木みのる&タイチ&TAKAみちのく×

 鈴木がKOPW戦へ向けた予行演習とばかりに矢野の両手を手錠で拘束し、田口をドッグケージに閉じ込めた。

 2・20札幌大会でのKOPW戦へ向けて火花を散らしてきた保持者・鈴木と挑戦者・矢野。鈴木が「手錠・デスマッチ」、矢野が「ドッグケージ・デスマッチ」をそれぞれ提案し、ファン投票が実施されている中、仙台の地でも前哨戦で激突した。

 矢野はドッグケージ持参で登場したが、鈴木が背後から急襲。ヒザ蹴り連打を浴びせ、矢野をケージ内に閉じ込めようとする。何とか回避した矢野だったが、鈴木はフェンス攻撃を敢行し、ストンピングを連発。完全に出鼻をくじいた。ならばと矢野はコーナーマットを外したが、エルボーを見舞った鈴木は持参していた手錠で矢野の左手を固定しようとした。

 必死に抵抗して未遂に終わらせた矢野だったが、タイチのノド輪やサッカーボールキックに苦もん。鈴木は一本足頭突きをお見舞いし、チキンウイングアームロックで絞め上げる。さらに矢野をコーナー金具に激突させ、フロントハイキック、ランニングローキックと蹴りまくるとスリーパーで捕獲。一気にゴッチ式で料理にかかったが、リバースした矢野はマンハッタンドロップで一矢報いた。

 最後は地元・宮城出身の田口がオーマイ&ガーアンクルでTAKAを料理。矢野が前哨戦を制した形となったが、試合後、鈴木が仕掛けた。KOPW戦の予行演習とばかりに矢野の両手を手錠でロック。止めに入った田口のヒップアタックを回避してドッグケージに閉じ込めた。

 どちらのルールになっても問題なしと言わんばかりの鈴木だが、当然、自身が提案する「手錠・デスマッチ」で矢野と雌雄を決するつもり。「早く俺と手と手をつないで殴り合おうぜ。俺は乾ききってんだよ。待ってるぜ、矢野」と迫っていた。

【試合後の矢野&田口】
▼矢野「(※田口が放り込まれたままのドッグケージを台車に乗せて転がしてくる)……」

▼田口「矢野さん…」

▼矢野「お、俺のせいで…おい、大丈夫か?(※ケージの扉を開けようとするも、なかなか開かない) どうすれば…あっ、開きそうだ、開きそうだ。こうか? 開いた! (※ケージの扉が開いて田口がようやく解放される。ケージから出てきた田口に対して)大丈夫か? 悪かった。ごめん。申し訳ない(※と言うと田口を残してさっさと控室へ)」

▼田口「(※1人残され)地元でこんな目に遭うとは…(※苦い表情のまま控室へ)」

※真壁はノーコメント


【鈴木の話】「おい、矢野よ。お前が用意してきた、あの季節外れの虫カゴ。てめぇが入ればいいじゃねぇか。おい、そんなこと言って俺から逃げてんじゃねぇのか? お前、何が虫カゴだ。あんなのに俺が入れられるわけねぇだろ。そんなことよりよ、早く俺と手と手をつないで殴り合おうぜ、矢野通よ。おい、俺の手とあいつの手つなげて、最初からそれでスタートすればいいんだ、そしたらどこにも行かねぇだろ? あっちにもこっちにも行かねぇだろ? おい、それで俺と殴り合えばいいんだよ。俺は乾ききってんだよ。待ってるぜ、矢野通!」

※タイチ&TAKAはノーコメント

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