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2/11【新日本】Jr.オールスター戦提唱のヒロムがノア4・29両国に言及 「興奮してたまらねぇ」

『LECクリンぱっ!Presents 新春黄金シリーズ』宮城・ゼビオアリーナ仙台(2022年2月11日)
○金丸義信&DOUKIvs高橋ヒロム&BUSHI×

 ジュニアオールスター戦を提唱しているヒロムがノアが4・29両国で開催するジュニアのみの大会に言及した。

 2月ビッグマッチ第1弾・仙台大会のオープニングマッチに組まれたのはジュニア勢によるタッグマッチ。ヒロムはBUSHIとのL・I・Jで金丸&DOUKIの鈴木軍と激突した。

 先発を買って出たヒロムはDOUKI相手にスピーディーな攻防を展開し、コルバタで吹き飛ばして先制。金丸が介入しても二人まとめて蹴散らし、DOUKIに串刺しラリアット、低空ドロップキックの連続攻撃を浴びせた。

 その後、金丸にDDTを連発されるなど首攻めによって守勢に回ったヒロムだが、DOUKIをファルコンアローで叩きつけて突破口を開いた。ミサイルキック、DDTで金丸を攻め立てたBUSHIが足4の字固めに捕まっても、ヒロムが低空ドロップキックで救出。ヒロムのトラースキックとBUSHIの延髄斬りを同時にさく裂させ、DOUKIが飛び込んでもダブルフェースバスターで返り討ち。金丸にはブレーンバスターとファルコンアローの合体技を決めた。

 だが、続く合体技・LATが不発に終わると、BUSHIとヒロムは金丸によって鉢合わせに。それでもBUSHIは追尾式ドロップキックを放ち、足を預けてのスピンキック、コードブレイカーと攻勢に出たが、金丸がこれをジャックナイフで切り返して技ありの3カウントを奪った。

 敗戦に終わったヒロムは試合後のバックステージで注目発言を口にした。1・4東京ドーム大会でIWGPジュニア王者エル・デスペラードに敗れて以降、前半戦に出場する機会が多いヒロムだが、「メインイベントに上がるべき存在」と自負。「やりたいよなぁ、面白いこと! 見たいよなぁ、50周年で面白いこと! 俺は常にそれを考えてるぞ!」と言い切った。

 その一環としてヒロムはすでにジュニアオールスター戦を提唱しているが、この日はノアが4・29両国で開催するジュニアのみの興行について言及した。「某団体、面白いイベント開くそうだなぁ。よぉ、ジュニアだけの大会ですか。面白いなぁ。悔しいなぁ。悔しいけど、他団体だろうと、ジュニアが潤ってるっていう、この現状が俺は興奮してたまらねぇ」と刺激を受けまくっているヒロムは、「俺が先頭に立って、このジュニア、新日本プロレスのジュニアだけじゃねぇ、ジュニア全体を動かしてやる! 俺はそういう男だ! 口だけじゃねぇぞ。口だけだとしても何でも言ってやる。俺は何でも叶えてやるぞ。俺が、ジュニアの中心だ」と意味ありげに宣言した。

 新日本とノアは1・8横浜アリーナ大会で対抗戦を行ったばかり。となればヒロムの提唱と両国大会が一本の線でつながることが期待されるところだが…。

【金丸の話】「ああ、毎晩よぉ、(※手に持った角瓶を示し)このスポーツドリンク飲んでるから調子いいわ。おぉ、今日も当然の結果だろ。それよりもよぉ、田口、ジュニアタッグ? ゴチャゴチャうるせぇな、オイ! 俺とデスペラードにもな、挑戦する権利あるんだよ。そのこと忘れんなよ。それとよぉ、デスペラードが防衛して、また次のステップに進むからな、俺らは。よく見とけよ」

【DOUKIの話】「仙台、今日の相手、ヒロム、BUSHI。誰がどう見ても実力者チームだろ? みんな思ったんじゃねぇか? 『またDOUKIが負けんじゃねぇか』って。お前らの思い通りにはさせねぇぞ、おい。今日の勝利はよぉ、オジキの力かもしんねぇけど、次はな、俺がお前らから取ってやるぞ。もう一個。ワト、今日メインだな。俺はよぉ、何かとお前と比べられることが多いからよぉ、メイン楽しみにしてるよ」

【ヒロムの話】「あぁ! あぁ! 結果がついてこねぇ! 何もかも悔しいなぁ! あぁ、チクショー! 約2ヵ月前、(※トロフィーを示しながら)この『BEST OF THE SUPER Jr』で優勝し、そして1ヵ月少し前、俺は東京ドームのセミファイナルに上がった。そして負けたぁ! その結果、第1試合、第2試合に上がってる。もちろん第1試合、第2試合、その意味も大事さも理解してる。生え抜きの人間だ、当たり前だ。でもなぁ! 1試合目、2試合目をウロチョロしてるわけにはいかねぇんだよ! なぁ、俺はそんな選手じゃねぇんだよ。メインイベントに上がるべき存在が今は上がれてない。そう、結果がついてこねぇんだ。単純に俺のせいかい。俺自身のせいかい。俺はこのシリーズ、何回も言ったけど、飢えてるぞ。何にでも飛びつくぞ。もちろん悔しいよなぁ、今日のメインイベント。エル・デスペラード、マスター・ワト。1・4のセミファイナル、勝ち、負けでこれだけの差が生まれるんだ。これが新日本プロレス、そしてこれがプロレス界なんだ。あぁ、スリルがあって面白い面白い! あぁ、そうだ。俺はこのスリルの中で生きてるんだ! あぁ、そう思ったらすげぇ気持ちいいんだよ! だったらさぁ、何でも手に入れたくなるよねぇ。俺は何にでも手ぇ出せるんだもん! ベルトだけじゃねぇ。俺は何もかも手を出せるんだ! 何でも言える! 何でもやりたい放題! やりたいよなぁ、面白いこと! 見たいよなぁ、50周年で面白いこと! 俺は常にそれを考えてるぞ! 某団体、面白いイベント開くそうだなぁ。よぉ、ジュニアだけの大会ですか。面白いなぁ。悔しいなぁ。悔しいけど、他団体だろうと、ジュニアが潤ってるっていう、この現状が俺は興奮してたまらねぇ。俺が先頭に立って、このジュニア、新日本プロレスのジュニアだけじゃねぇ、ジュニア全体を動かしてやる! 俺はそういう男だ! 口だけじゃねぇぞ。口だけだとしても何でも言ってやる。俺は何でも叶えてやるぞ。俺が、ジュニアの中心だ」

【BUSHIの話】「(※頭を抱え天を仰ぎながら)あぁ! チクショー! チクショー! 返したぞ、なぁ? 俺は返したぞ! スリー以内に。入ってない。スリーカウント入ってねぇぞ。俺とヒロムとのタッグはこんなもんじゃねぇ。俺自身の、このデビュー15周年イヤー、俺たち2人がIWGPジュニアタッグのベルトを獲るんだ。今年、必ずだ。な!」

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