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2/13【新日本】鈴木がKOPW戦へ矢野をケージ内暴行 「お前を越えてやるべきことがある」

『LECクリンぱっ!Presents 新春黄金シリーズ』エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第1競技場(2022年2月13日)
○田口隆祐&矢野通&マスター・ワトvs鈴木みのる&エル・デスペラード&TAKAみちのく×

 鈴木がKOPW戦へ向けて猛烈デモンストレーションを披露。矢野をドッグケージ内に連行して暴行。「お前を越えてな、俺は次にやるべきことがある」と矢野狩りの先に描いている青写真の存在を明かした。

 2・20札幌大会でKOPW王座を懸けて対戦する保持者・鈴木と矢野。鈴木が「手錠・デスマッチ」を、矢野は「ドッグケージ・デスマッチ」をそれぞれ提案し、ファン投票が行われている中、前哨戦となる6人タッグマッチで対戦した。2・11仙台大会では、鈴木が予行演習とばかりに矢野を手錠拘束。ドッグケージまで利用して圧倒していたが、今宵も暴れ回った。

 矢野はこの日もリングサイドにドッグケージを設置。あとから入場してきた鈴木を花道で襲撃すると、顔面に消毒液をぶっかけた。そして、ケージ拘束を狙うも、鈴木は振り払う。手錠投入はレフェリーに防がれたものの、矢野をコーナー金具に衝突させると、ランニングローキックで蹴り飛ばした。場外で暴行すると、矢野をケージに押し入れようとするが未遂に終わる。

 鈴木軍に5分近く一方的に蹂りんされた矢野。エルボー合戦でも鈴木に圧倒され、スリーパーに捕まってしまう。それでもゴッチ式パイルドライバーは間一髪でリバースし、マンハッタンドロップで窮地を逃れた。

 その後、ジュニア勢の戦いが続き、最後は田口がワトとの合体技・No.9でTAKAを沈めて試合終了となったが、荒ぶる鈴木は矢野となおも大乱闘。ケージに矢野を押し込み、首を絞めて暴行する。ヤングライオンが割って入るが、収まらない鈴木は手錠を手にして、大岩陵平と藤田晃生を背中合わせに拘束。完全に自由を奪うと、笑みを浮かべながら殴りつけた。その間に矢野はケージを押して脱兎の如くバックステージへと逃げていった。

 アイテム使用では一日の長があると目されてきた矢野だが、ここに来て鈴木の手錠やケージの使い方が冴え渡って圧倒している。ファン投票の結果が気になるところだが、このまま行けば、鈴木有利の状況は動きそうにない。当の本人も「お前の用意した虫カゴ、俺の用意した手錠、俺は最初からどっちでもいいんだよ。矢野の葬り方、お前らで早く決めてくれよ」と自信満々。「お前を越えてな、俺は次にやるべきことがある」と青写真の存在を明かすと、「アレを使ってできる、もう一つの。見たいだろ?」と思わせぶりに不敵な笑みを浮かべていた。

【試合後の田口&ワト】
▼田口「仙台は、結果はマスターの負けでしたけど、あの一戦を経験したことで、余裕だったり、今まではまっすぐしか見えてなかったものが、より道端にあるもの、視野を広げて、いろんなものが見えるでしょう。それだけすごい経験を積んだと思いますよ。あの負けは、次につながる負けだから」

▼ワト「ありがとうございました(※と田口と握手)」

▼田口「(※握手に応えて)一歩踏み出したから(※と先に控室へ)」

▼ワト「おとといはIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦した。けど、結果は出せなかった。まぁ、そんなことずっと引きずっててもしょうがないからさぁ、今日から再スタート。おとといの経験を踏まえて次のステップに進んでいきます。田口さん、俺はしっかり頭の中に入ってるからさぁ。しっかりグランドマスターへの道を進んでいきたいと思います」

※矢野はノーコメント


【鈴木の話】「おい、矢野どこ行った、コノヤロー!(と叫びながらインタビュースペースへ)おい、お前の用意した虫カゴ、ハハッ、俺の用意した手錠、俺は最初からどっちでもいいんだよ。早く決めてくれよ! 矢野の葬り方、お前らで早く決めてくれよ。おい、矢野! 調子に乗ってんなよ。お前を越えてな、俺は次にやるべきことがある。お前らも見たいはずだ。俺のこの先、見たいだろ? (※記者に)見たいだろ? な? (今来た方を指さしながら)アレを使ってできる、もう一つの、見たいだろう?」

※デスペラード、TAKAはノーコメント

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