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2/15【DDT】The37KAMIINAが初のプロデュース興行 竹下&勝俣が二丁拳銃に惜敗、人気サウナ店の年間パス獲得ならず

 The37KAMIINA初のプロデュース興行『花より熱波〜新宿のど真ん中でととのう〜』が15日、東京・新宿FACEで行われ、竹下幸之介&勝俣瞬馬が最終セット(メインイベント)でヤンキー二丁拳銃・宮本裕向&木高イサミと人気サウナ店の年間パスポートをかけて対決したものの敗れ去った。

 第3次サウナブームといわれるなか、2020年11月に同団体きってのサウナ好きである竹下、上野勇希、勝俣、MAOの4人がDDTサウナ部を結成。後にユニット「The37KAMIINA」として活動を始め、昨年11月には若手の小嶋斗偉が加入。竹下がKO-D無差別級王座を戴冠するなど、DDTマットに確かな足跡を残してきた。

 そのThe37KAMIINAがこの日、初のプロデュース興行を開催。メインイベントならぬ最終セットで竹下&勝俣の元KO-Dタッグ王者コンビが宮本&イサミの二丁拳銃と対決。東京・上野の人気サウナ店として知られる「サウナ&カプセルホテル北欧」の年間パスポートが勝利者賞として贈呈されるとあって、竹下と勝俣にとっては負けられない一戦となった。

 竹下組が抜群のコンビネーションを披露すれば、二丁拳銃も百戦錬磨の連係を見せ、一進一退の攻防が続いた。15分過ぎ、竹下組は合体技・MADMAXをイサミに決めて勝負に出たが、宮本がダイビングダブルニーでカット。竹下と宮本が場外戦に転じると、勝俣がととのえスプラッシュを繰り出したものの、イサミが剣山で阻止。息を吹き返したイサミは垂直落下式ブレーンバスターから一騎当千を決めて一気に3カウントを奪った。

 二丁拳銃が竹下&勝俣に快勝し、サウナ年間パスポートを獲得した。勝俣は「僕たちがプロデュースした大会で二丁拳銃と闘えることが楽しみで、試合終わっても楽しかったです。闘ってくれてありがとうございました」と感謝し、イサミがサウナに行かないことを知ると「ただ、その年パスだけは僕たちにもらえないでしょうか?」と懇願。イサミが拒否しても、あきらめない勝俣は「北欧」の支配人に「僕たちにも“頑張ったで賞"をいただけないでしょうか?」とおねだりし、ちゃっかり支配人のOKをもらった。

 最後にThe37KAMIINAの面々がリングに集結。勝俣は「僕たちはDDTをサウナにするという目標の下、プロレスをしてるんですけど、ととのいましたか? こうやってサウナ好きの皆さんが集まって僕たちができることをして、サウナを盛り上げていきたい。皆さんの心をととのわせて、これからも盛り上げていきます!」と誓って締めくくった。

 一方、勝利した二丁拳銃はバックステージで充実感をのぞかせた。宮本が「スタミナも体力もすごい。(竹下とは)ベルトを懸けてやったことあるんで。昔より強くなってます。体もでかいし、力もある」と竹下の進化に舌を巻き、イサミは「勝俣は大日本で当たって負けたりもしてるんで。デスマッチやりましょうと言ってたし。竹下とシングルやってみてもおもしろいのかなという気はしました。強烈なインパクトの残る試合でした」と続きに意欲を見せていた。

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