2/15【DDT】MAOが全日本ハードコア柔道連盟を立ち上げ、青木が会長に就任
The37KAMIINA初のプロデュース興行『花より熱波〜新宿のど真ん中でととのう〜』が15日、東京・新宿FACEで行われ、MAOが全日本ハードコア柔道連盟の立ち上げを宣言し、青木真也を会長に指名した。
この日の3セット目(第3試合)はハードコア柔道。MAOが植木嵩行と対戦した。ハードコア柔道とは、公認凶器の使用を可能にするなど、通常の柔道にハードコアマッチの要素を加えたもので、テーブルクラッシュを決めたら一本で勝利となる。昨年8・15後楽園大会でのDDT EXTREME王座戦「青木vsMAO」で初めて実施され、今回が2度目となった。
両者はイス、プラスチックケースを使って攻め合った。10分過ぎ、MAOがイス盛りの上に払い腰を決めれば、植木も同じ技で反撃。さらに植木がテーブルの上に投げようとしたものの、踏ん張ったMAOが背負い投げを決めてテーブルクラッシュで一本勝ちを収めた。
勝利したMAOは試合後、青木をリングに招き入れ、「この競技の発展のため、全日本ハードコア柔道連盟を立ち上げたいと思います」と宣言。「青木さん、会長になっていただきたいのですが…」と指名した。すると青木も快諾。MAO自身は理事長に就任するとし、植木にはエグゼクティブディレクター(ED)職を任命した。
6ヵ月ぶりの実施となったハードコア柔道がこれからDDTのリングで正式に競技化することになりそう。バックステージでMAOは「今後も競技人口を増やしていけたらと思ってるんで。ハードコア柔道界を盛り上げていきたい。DDT内でも、吉村(直巳)選手とか、樋口(和貞)さんとか柔道ベースにした選手が多いので、今後もやっていけたら。人数が増えてきたらダブルバウトとかもやっていけたらと思っております」とのプランを明かした。植木は「この植木がエグゼクティブディレクター。略してED。とても最高な名前じゃないですか。もっと盛り上げて、全柔連を奮い立たせてやります」とまんざらでもない様子だった。
