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2/17【新日本】鈴木が報復大暴走 矢野を手錠拘束、永田&スタッフをケージ集団監禁

『LECクリンぱっ!Presents 新春黄金シリーズ』東京・後楽園ホール(2022年2月17日)
○タイチ&鈴木みのるvs矢野通&永田裕志×

 鈴木が報復の大暴走。矢野を手錠拘束して暴行すると、永田、さらにはセコンドのヤングライオンやレフェリー、リングアナまでドッグケージに集団監禁してみせた。

 2・20札幌大会で「KOPW2022」を懸けて対戦する保持者・鈴木と挑戦者・矢野。ファン投票の結果、矢野が提案した「ドッグケージ・デスマッチ」ルールが採用されたが、鈴木は却下されても手錠使用にこだわり、連日試合に投入している。しかし、前日の後楽園大会では矢野がどこからか持ち出した鍵を使って手錠拘束から抜け出し、逆に鈴木を鉄柵に手錠で固定して場外放置。屈辱を受けた鈴木は荒れ狂っていたが、今宵は早くも報復に動いた。

 鈴木がタイチと、矢野が永田と組んで対戦。鈴木は手錠を、矢野はドッグケージをそれぞれ持ち込む。ゴングを待たずに鈴木が奇襲を仕掛けて、場外で矢野を暴行。試合権のある状態で対峙すると、今度は矢野が「バカヤロー!」と連呼して、何度も鈴木の頭部を小馬鹿にして叩く。怒りの鈴木は一本足頭突きやランニングローキックで制裁し、ぶら下がり式腕十字で絞め上げた。

 鈴木は場外でも矢野が引っぺがしたコーナーマットやパイプイスを使って痛めつける。さらに、タイチのマイクスタンドを拝借してチョーク攻撃を見せると、タイチもしつこくのど輪を決めた。鈴木は「やる気あんのか? デケえのは図体と声だけか」と挑発すると、珍しく感情的になった矢野はマンハッタンドロップで窮地を脱す。

 その後、永田とタイチが白熱の蹴撃戦を展開。ナガタロックIIに捕獲したところで、鈴木がカットに入るが、矢野は剥き出しとなったコーナー金具に投げつけて分断。場外に連行する。その直後、タイチが永田をコーナー金具に衝突させてのタイチ式外道クラッチで料理した。

 ここで鈴木がさらなる報復に動いた。昨日のお返しとばかりに矢野を手錠で鉄柵に拘束。エルボーなどでメッタ打ちに。永田が止めに入ると、鈴木は怨敵を前にさらに大暴走。永田、セコンドのヤングライオン、さらには浅見レフェリーや阿部リングアナまでまとめてドッグケージに集団監禁した。

 鈴木は動けない矢野の前で、不敵な笑みを浮かべると、罵声を浴びせて、なおもビンタをぶち込む。そして、パイプイスを振り上げると、矢野はたまらず悲鳴。しかし、鈴木はそれをスカして場内を沸かし、意気揚々とリングを去っていく。その後、矢野がケージから永田たちを助け出して、なんとか混乱は収まった。

 完璧すぎる報復を果たしてしてやったりの鈴木は「さあ、お前の用意した“虫カゴ"、いっぱい入るな? オイ、入るのは矢野通だけでいいのか!? オイ、ほかにもあそこに入りてぇヤツいるんじゃねぇのか!? 札幌…ハハハ…!」と高笑い。「メインイベントでなんかあったな…!? なんかあったな…!? ハハ! 気をつけろよ。内藤哲也、オカダ・カズチカ…」と札幌大会のメインでIWGP世界ヘビー級王座を争うオカダと内藤の監禁までほのめかした。

【鈴木の話】「さあ、お前の用意した“虫カゴ"、いっぱい入るな? オイ、入るのは矢野通だけでいいのか!? オイ、ほかにもあそこに入りてぇヤツいるんじゃねぇのか!? 札幌で…ハハハ…! 札幌でよ、矢野通入れて、なんなら! そのあと…ハハハハッ…! メインイベントでなんかあったな…!? なんかあったな…!? ハハ! 気をつけろよ。内藤哲也、オカダ・カズチカ…。ハハハハッ…。“虫カゴ"…ハハハハハ! ハハハハハハーッ!!」

【矢野の話】「あぁ…怖い…! 怖い! 怖かった…。怖い…」

【永田の話】「チクショウ…! 昨日は快勝したのによ…。今日はコーナー(パッド)外してて(金具に)背中ぶつけられて丸め込まれるわ。檻に入れられるわ。さんざんだよ、今日は。チクショー!!」

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