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2/20【大日本】中之上準Vも3・30後楽園で王者・岡林に挑戦 「横浜武道館で関本大介にリベンジする」

『一騎当千-Strong Climb-決勝戦』東京・後楽園ホール(2022年2月20日)
「一騎当千2022-Strong Climb-」優勝決定戦 ○関本大介vs中之上靖文×

 中之上が関本に「完敗」を喫し、一騎当千準優勝に終わったものの、3・30後楽園大会でのストロング王座挑戦が決定。「そこで勝って、(5・5横浜)武道館でもう1回、関本大介にリベンジしたいです。いや、リベンジします」と誓った。

 3度目の一騎当千出場となった今年、中之上は混戦となったAブロックを突破し、初の優勝戦進出を果たした。相手は関本。中之上はラリアットの打ち合いで何度もぶつかり合うなどストロングBJの象徴に引けを取らない真っ向勝負を繰り広げた。アルゼンチンバックブリーカーに捕まり、ぶっこ抜きジャーマンで追い込まれたものの意地でキックアウト。ラリアット連打からのダイビングエルボードロップで関本をニアフォールに追い込んだ。

 だが、勝負をかけたムーンサルトが不発に終わって暗転。雪崩式バックドロップで叩き落とされた中之上はノーザンライトボム、リストクラッチ式ジャーマンでたたみかけられて3カウントを聞いた。

 中之上3度目の一騎当千は惜しくも準優勝に終わった。関本から「中之上とは何回も戦って、ベルトをかけても戦っているんですけど、今日が一番強かった」と称えられたが、自身の感触は正反対で「攻めきれなかった。完敗ですね」と唇を噛んだ。

 それでも中之上にはチャンスが残されていた。この日の試合前、準優勝者が3・30後楽園大会でストロング王者・岡林に挑戦することが決まったのだ。これに勝利すれば、5・5横浜武道館で関本を挑戦者に迎え撃つことになる。試合後、関本と握手を交わし、再戦をアピールしていた中之上は「準優勝ということで、ストロングに挑戦できますので。そこで勝って、(横浜)武道館でもう1回、関本大介にリベンジしたいです。いや、リベンジします」とストロング王座返り咲きと関本への雪辱を誓っていた。

☆3/30(水)東京・後楽園ホール 17:30開場、18:30開始

▼BJW認定世界ストロングヘビー級選手権試合
[挑戦者]
中之上靖文
(1/30)
岡林裕二
[第20代王者]
※岡林初防衛戦


【試合後の中之上】
▼中之上「うん…いや、攻めきれなかった。完敗ですね。前回はシングルで勝つことができたけど、今回はそういうふうにいかなかった。完敗です。本当に悔しい。やっぱり2年に1回しかない、ストロング(の一騎当千)は。2年に1回も必ず出れるかわからない中で、今回初めて決勝に行けて。今年最大のチャンスやったかもしれない。そこを逃したのも痛かったし。試合内容は全然ダメでしたね。あれは勝てないわ。まだまだダメでした。ただ次、3月。準優勝ということで、ストロングに挑戦できますので。そこで勝って、(横浜)武道館でもう1回関本大介にリベンジしたいです。いや、リベンジします。負けてあんま言いたくないけど、もう1回チャンスあるから。必ずもう1回勝って、もう1回、武道館で関本大介とやりたいです。やります」

――今日の関本戦は前回となにが違った?

▼中之上「いや、自分に足りないところが大きいなと思いますね。チャンピオンでなくなってから、自分に足りないものが浮き彫りになったというか。足りないまま何となくここまで来ちゃったような気がします。そのままで勝てる相手じゃなかったですね。自分に足りなかったです。自分が原因です、敗因は。関本大介は関本大介。誰もが認める強さの象徴やと思います。よし。もう1回やるぞ、絶対」

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